Sushi Summit Bangkok、今まで以上にパワフルなイベントになりました。

今回は今までと違うのは「海外からのシェフ達を呼んで行ったイベント」でした。開始までは本当に不安でしたが、結果としては大大成功だったと思います。もちろん色々なトラブルがありました。（このトラブルに関してはまた次の機会に😅）。そして総合的な準備の時間が足りなかったですね。僕も事前に4回バンコクに行きましたがやはり時間が足りなかったと思います。出席してもらえるシェフの方、オーガナイザーの方、もっと話したかったと思います。

参加したシェフもイベントが始まるまでは戸惑いはあったと思います。特にあるシェフには「どんな感じなの？本当に大丈夫なんですか？」と心配されていました。
実際にイベントが始まるところっと変わりましてすごく楽しそうにしてくださいました。そして「いいイベントでしたね」と言って下さったので、本当によかったです。

僕の個人的な思いといえば、利益を上げないイベントであることは認識していましたが結構大規模な赤字になってしまったことが反省点です。

でも、シェフ達の情熱は素晴らしかったです。そのような状況を理解してシェフ達が来てくれたというのはとても重要なことです。彼らはこの時期、お店を閉めてマイナスになった状況で来てくれています。このイベントには利益以上の体験があったということです。
日本食の、寿司の素晴らしさを広めたいという気持ちがあったからできたのかなと思っています。なので、今回参加してくれたシェフ、関わってくれた全ての方には感謝しかありません。同じ方向で、同じ思いでイベントができたことに感謝しています。

自分に関しては運営面で至らない面が多くありました。ただ、オーガナイザーとプレイヤーを海外で兼ねるのは本当に大変で疲れ切りました。（比べるのは烏滸がましいのですが「MLBの二刀流の大谷さん。改めてすごすぎる。」って思いました。

今回、お客様なのですが本当に皆様楽しんで頂けたようです。インスタグラムがすごいことになっています。タイだけじゃなくてマレーシアからも２０人ほど来ていただけました。ドバイ、香港からも来ていただけました。ノルウェーから来てくださった人。そしてこの寿司サミットのシステムをパッケージとして実施してくださいという提案もいただくことができました。今後、海外での更なる展開が楽しみです。

今回、参加したシェフのスケジュールは凄まじかったです。朝7時に起きて準備、夜11時半までお客様と共に過ごし、そのあとご飯を食べ、皆で飲みに行き、午前2時くらいまで熱い思いを語り合いました。最終的にイベントが終了した日には皆、体力的にガタガタでした。普通の人ではできないスケジュールだったと思います。本当に、皆様超人でした。そしてみなさん「来てよかった」と言ってくれたので本当に実施できてよかったと思います。

これからSushi Summitがどのように展開していくか、まだ私には見えてきません。でもこのSushi Summitというイベントが次の段階に成長を始めたことは確信しています。

この成長を進めるために今、自分が何ができるかをしっかり休んでから考えたいと思います。