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Reverb#61 世界は再び小さくなってきてる。だから行動する。

実際に見る、動くことの大切さはますます大きくなっていると感じます。

世界が再び狭くなってきています。
コロナのパンデミックの時には本当に移動が大変だったのに。
再び飛び回る生活が戻って来ています。移動が容易に行える環境が戻りつつあります。私も気がつくと、2023年はもう10回以上飛行機に乗っています。


私はコロナを経て「人に会うことの重要性」が再認識されていると思います。

かつて、マレーシアで仕事を行う際、私は転勤の料理店にあるお願いをしました。それは「事前に職場訪問をしたい」でした。
LCCという格安飛行機を使えば日本からクアラルンプールはかなり割安で行くことができます。マレーシアではエアアジアが有名です。

私は新しい職場を自分の目で確かめてから最終的な就職を決めたかったのです。飛行機代は自分で出しました。なぜか。それはその時払う飛行機代と何も見ないで新しい職場を決めるのはどちらが最終的にリスクが高いかを考えたから。熟考の結果、その時払う飛行機代には価値があると判断したからです。

私は自分で飛行機を支払うので事前に職場に行きたい、と新しい職場に申し入れました。ちなみにその時の職場の関係で往復ではなく片道でそれぞれ取らなくては行けませんでした。でもLCCなら片道でもサクサク取れます。
私は当時京都に勤めていましたが、所用もあり東京→クアラルンプール→関空というルートで飛行機を確保しました。クアラルンプールの滞在はわずか2日でした。

結果的に私はこの「自分で確かめる」行為にものすごく助けられました。なぜならこの滞在中に私は多くのことを決めることができたからです。
転居先の部屋を探す人にリアルに会うことができ、自分の希望を詳細に伝えることができました。
飛行機の便を事前報告した際、転職先から「その飛行機に料理長も乗るので事前に会ったらどうですか」と提案してもらうことが出来ました。
私はその時共に転職をする予定の人の中で誰よりも早く料理長に会うことが出来たのです。

新しい勤め先の上司と引越先。これは転職において最も重要で知らないと不安を感じるポイントです。
そのポイントを解消できたことは私にとって大きな安心材料になりました。
私は確信しました。「事前に自分で見にいくことはとても大事。多くの確認を得ることができる、そしてその確認によっていいところも悪いところも確認できる。その確認から私は「覚悟と対策と準備を開始することが出来る」と。

この時の経験から私は新しい挑戦を行う際はなるべく自分の足で出向くことを意識しています。そして新しい挑戦をする人には「まず自分で見に行く」ことを薦めています。

もし海外が初めて飛行機のチケットを買う、となるとドキドキしてしまうかもしれません。でも初めてだからこそ、事前に確認した方がいいと思うのです。LCCには確かに色々な制約があります。でも手順を踏んで注意点を事前にちゃんと把握しておけばこんなに便利な乗り物はありません。


いろいろな挑戦をする際、多くの恐怖心が襲ってきます。恐怖心は本当に恐ろしい、でもその恐怖は自らの行動によって回避をすることが出来ます。その自らの行動というのは「事前に見に行く」だと私は思います。

コロナ禍を経て、移動すること、実際に会うことについて恐怖感を感じることも多いかもしれません。でも知らないで行くよりまず確認するために行くほうが絶対に次につながるから、ぜひまず確認するために行動してみて、と私は声を大にして言いたいのです。

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