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想像世界が現実になったら・・・政府の裏側を覗く?!ー映画『ジミー・ボーデン』

もしも、政府の極秘組織が存在していたら・・・

このように、
事実か噂か分からない都市伝説、たくさんありますよね💭

でも信じるか信じないかは、あなた次第!

そんな都市伝説を実際に描いたかのような映画が、
今回紹介する、『ジミー・ボーデン』🎬

若き監督が注目したのは、
米国の食品ラベルによく記載される、「Serving Size(一食分の量)」。

この分量、誰がどうやって決めたのか・・・。
もし、極秘研究が行われていたら・・・。

ありそうでない状況を、監督の独特な想像から描いたこの作品。
その演出は、まるで長編のサイエンスフィクションを見ているかのよう。

今回は、そんな映画『ジミー・ボーデン』の本格的な演出からは想像できない、驚きの制作裏側についてお届けします!

〈作品時間〉10分00秒
〈監督〉Chris Pickering
〈あらすじ〉とある極秘研究室に監禁された一人の男性。彼は、毎日与えられた食料をひたすら食べる。一体これは何の実験なのか・・・。実験台として人間味を奪われた男性の、残酷で孤独な生活を覗き見するダークコメディ。



制作費はわずか100万円!

メガホンをとったのは、当時映画学校に通っていたクリス・ピッカリング監督。

アメリカ・ロサンゼルスに拠点を置くクリス監督は、
短編映画の他、ミュージックビデオなどを中心に活動。

彼が見せる高い演出力
これからの映画業界に欠かせない存在になりそうですね✨

*クリス・ピッカリング監督の作品は、こちらからご覧できます!*


そんなクリス監督は、貯金のほとんどを今回の製作費に当てたそう。
友人や家族からの寄付金を合わせて、計7000ドル(100万円)の製作費でプロジェクトをスタート。

それでも映画制作には、わずかな製作費。
そこでクリスは、様々な工夫をしたそう。

1.制作チームの人数を削減。

監督自身が信頼できる人だけを採用したことで、チームワークが効率的に取れたのでしょう!

主演のジミー・ボーデンを勤めたのも、クリス監督の親しい友人であるアンドリュー・シモンズ。
監督によると、坊主になってまで演じたいと言ってくれたのは、友人で役者のアンドリューぐらいだったそう。

2.無駄なシーンを排除して撮影費を節約

よって、一つ一つのカットをより丁寧に演出できたと監督は語ります。


このようにこだわり抜いた制作によって、
低予算でも、プロも驚く本格的な作品を実現できたのかもしれませんね!


撮影地は自宅?!

わずかな制作費でも叶えられた本格的作品。

様々な工夫を行った中でも、
監督はロケ地にかなりこだわったと話します。

特に工夫したというシーンは、ジミーが裸で体を洗われるこちらの一幕 ↓↓

実はこのシーン、監督の自宅ガレージ(車庫)で撮影されたのだそう!

水が溢れないように、足元にはビニールプールを設置したそうですが、
それでもガレージ内が水浸しになったとか!

自宅で撮影されたとは信じ難いほど本格的なこのシーン。
監督や制作チームの高い技術が目で実感できますね!


始まりは、一袋のポテトチップス

食品ラベルに記載される分量がどのように計られてるのか、
かなりコアな疑問をテーマにしたこの作品。

確かに言われてみれば気になる・・・と思いますが、
なぜ監督はここに着目したのでしょうか?

全ては、ポテトチップスがきっかけだったそうです!

いつものようにポテトチップスを食べていたところ、
監督は食品ラベルを眺め

「一食分の量なんて誰が決めたんだ」
と思ったそう🤔

それ以降、この疑問が頭から離れず
色んなシナリオが勝手に思いつくように。

このシナリオが、いずれ映画誕生のきっかけになったとか。


このように作品の舞台裏を思い浮かべると、
映画の見え方も変わりますね!

ぜひ、映画『ジミー・ボーデン』、SAMANSAで何度でもご覧ください♪

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