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【NZワーホリ vol.2】1週目の日常生活は驚きの連続!

こんにちは、4月からニュージーランド・クライストチャーチにワーホリで来ているさめです。

今回からついに本格的なワーホリの話です!
新しいこと、わくわくすること、悩むこと、様々な感情に押し流された一週間でした。
そんな日々の記録を少しでもお楽しみいただければ幸いです。


1.はじめてのホームステイ

最初の1か月は語学学校経由でホームステイを手配しました!
ホストマザー、ホストファザー、子供3人、ヨーロッパ出身のルームメイト1人、そして私の計7人という賑やかな生活です。
※正確にはルームメイトとは部屋は別なのですが、便宜上「ルームメイト」と表記することにします。

☆NZ料理って何だろう……?

ホストマザーの趣味は世界各国の料理を作ること!
そのため、NZだしNZ料理が出てくるのかな……?と思ってたら全くそんなことはありませんでした。(ちなみにこれを書いている今日は餃子とお米でした)

というかNZ料理って何なんでしょうか、実はよくわかってません……汗

☆「ホームステイ先のルールを尊重しよう」

よく言われる言葉ですが実は明文化されたルールはそんなにないような気がしていて最初は戸惑いました。

でも、ホームステイ先の生活様式に合わせて、分からないことがあったらすぐに聞いて、としているので今のところ特に問題は起こっていません。

実はコミュニケーションをちゃんととることが一番のルールなのかもしれないです。

☆英語よりも子守が上達!?

私のホームステイ先には2人小さな子供がいます。日本では身近に小さな子供がいないので新鮮な経験です。

突然叫んだり泣き出したり、という日々。最初の頃は大変でしたが、慣れるとやはり子供というのは可愛いものです。

泣き始めるタイミングや叫ぶタイミング、軽い喧嘩になりそうなタイミングもだんだんわかってきて、数分間であればホストファミリーがいなくとも子守ができるくらいまでには成長しました。

いかに今まで自分が偏った層の人たちとしか関わってこなかったかわかる良い経験でした。

2.海外で感じる「日本」

☆日本車の多さにびっくり!

NZに来て一番驚いたのはそこら中日本車だらけということです!私のホストファミリーも日本車を使っています。

ホストファザーに私の両親が使っている車の名前を言ったら「あ~知ってるよ!」と言われました。(ホストファミリーがF1など車好きなのも影響しているとは思いますが)

ホストファザーに言わせると、日本とNZは同じ左側通行で、かつ日本車は安いから人気らしいです。日本の車のブランドはだいたいNZにもあるよ~って言っていました。

小学生の頃、日本は車の輸出が多いと言われてもいまいちピンとこなかったけど、今ならもっとわかる気がします。

☆その「SUSHI」、ほんとうに「寿司」ですか?

NZにも「SUSHI」は売られています。

まだお店に食べに行ったことはないのですが、ホストファミリーやクラスメートに言わせるとNZの寿司はロール型が多めで日本のように上にネタが載っているものは少ないみたいです。
また、当たり前だけど日本に比べたら高い~とも言われました。

ちなみに回転寿司もあるらしいです。

スーパーで見かけて買ったSUSHI(円換算300円弱)。
アボカド&チキンが具という日本ではなさそうな組み合わせ。
カンタベリー大学内で発見。
本当に美味しいのか気になるところ。

☆NINJA=criminal??

語学学校の話だけどこちらへ。
ゲームマスター的な立場の人が言った言葉と関連する言葉が書いてある札を取ろう!というゲームで「criminal」と関連するのは「NINJA」だ!と言われました。
私含め、頭をかしげる日本人一同。

確かに遵法組織ではないだろうけど、criminalと言われるのも違和感があるような……。

海外の人からはそう見えるのでしょうか。

☆海外でも知られている日本のカメラメーカー

上述のゲームで「OLYMPUS」が出てきました。その時は私がゲームマスターのような立場だったので「camera」と言ったのですがまさかまさかで日本人生徒には通じず、先生とタイ人の生徒から何で知らないの!?と猛ブーイングが。

また、私はNikonのカメラを持っているのですがNikonと言うと通じる場面が多いように感じています。

どれほど日本のカメラが海外で売られているのかはわからないのですが、今のところ割と通じるようで驚いています。

☆日本への信頼度は高め!?

NZのワーホリビザは日本人には無制限に発給されています!
そのため、私の場合はネットから申請して1週間ほどであっさりビザが下りました。

しかし、語学学校で話を聞いたところ韓国は1年あたり3000人が上限、タイはなんとたった100人が上限&IELTSなどの英語試験の結果が必須だというのです!

そのため、私が出会ったタイ人のクラスメートは現在学生ビザで語学学校に通っており、ワーホリビザに切り替えるためにIELTSの勉強をしていると言っていました。

このような状況になった経緯は私にはわからないのですが、NZ政府は日本に対する信頼度が高いのかな……?などと考えさせられました。

こちらのサイト にNZワーホリビザを取るための各国の条件がまとまっているのでぜひ見てみてください!

3.日本が世界の絶対じゃない

ずっと日本に暮らしていると、日本が世界標準と勘違いしそうにもなりますが全くそんなことはありません!海外に来るといかに自分の頭が日本中心になってしまっていたかよくわかります。

☆愛用のドライヤーが使えない!

日本とNZでは電圧が違います!
日本の電圧は世界で最も低く、100VなのですがNZだと230-240Vと本当に高いです。国際対応の電子機器でなければ変圧器が必要です。

事前に十分確認し、国際対応のもののみを持ってきたつもりだったのですが、残念ながら延長コードとドライヤーは国際対応しておらず、また変圧器を持ってこなかったため使えないことがわかりました……泣

ドライヤーを使おうとしたら焦げ臭くなって気づきました。危うく初日からホームステイ先を燃やすところだったと考えると怖すぎますね。

☆交差点はラウンドアバウトだらけ

クライストチャーチの交差点は郊外に出るほどラウンドアバウトばかり。

日本だとラウンドアバウトは普及しておらず、2月に運転免許試験を受けに行った時もわざわざ「環状交差点(ラウンドアバウト)は除く」と大量の貼り紙がされていたほどだったので日本との違いが際立ちます。

たまにそのせいでちょっと渋滞したり、歩行者が渡りづらかったりするので慣れるまでは少し大変かも……。

☆バスが安い!でもどこか不便!

クライストチャーチにはMetro busというバスが走っているのですが、とにかくこれが安い!Metro CardというChristchurch版交通系ICカードを買えば24歳以下なら1回1ドル、それ以上でも2ドルで乗れるのです。

このカードの更にすごいところは、上限額が決まっておりそれを超えれば乗り放題になる点。
24歳以下なら1日2ドル、週8ドル(25歳以上の場合はその2倍の額)なので週5で通学のためバスを使う私にとっては余裕で元が取れてお得です。
また、オンラインでTop up(チャージ)をしたり、一定金額を下回ったら自動的にTop upされるように設定したりすることもできます。
現金で乗ることもできますが、圧倒的にカードの方が便利というわけです。

一方で不便なことも。
Metro busではなぜか車内に行先や次の停留所の表示が出ないのです!(先月Aucklandに行った友達も同じことを言っていたので全国的にそうなのかも)
そのため慣れるまではGoogle Mapとにらめっこしながら降りる停留所を探すことになります。……が、何回も降り間違えてしまいました。笑

あとは日本のバスよりも結構揺れる気がするので、バス酔いしやすい人には辛いかもしれません。
私はあまりバス酔いしない方ですが、それでも車内でスマホを見ていると酔ってしまうことがあります。

ほかにもぼーっと座っていると通り過ぎられてしまう場合があるので、バス停の前に立つ&運転手が気づいてなさそうなら手を挙げるなどアピールが重要なことも。(ちなみに一度バスを逃しかけてダッシュしたら停留所ではないのに停まってくださったことがありました……!お優しい。)

慣れれば楽しいバス、クライストチャーチへいらした際はぜひ有効活用してください。

☆物価が高い!

日本が安い!まして円安だし!というのもありますが物価が高い……!
1NZドル=90円くらい(2024年4月時点)という前提でこの後の話をご覧ください。

空港の自販機
会員価格なので本当はもっと高いです

空港のファストフードは10ドル以上の模様。語学学校の自販機の飲み物は確か3ドル以上はします。

日本と比べると(まして先月行った中国と比べると)本当にびっくりします。

また電力は本当に高いらしく、語学学校では初日にホームステイ先の電気はちゃんと使ったら消すように!と注意を受けました。
物の値段に敏感になったような気がします。

☆校則はゆるゆる!?

バスに乗っていると制服を着た子供と出会うことが多くあります。
制服こそあるものの髪型も髪色も(そもそも多様なバックグラウンドの人がいるので統一できませんよね)持ち物も自由そうで、小さな子供ですらピアスを開けていることも。(赤ちゃんの頃から開ける親までいるんだとか!)

ブラック校則が問題視されている日本とは正反対ですね。

4.NZだからこそできることをしたいよね

☆日本語だけでもNZで暮らせる!?

「日本人コミュニティをフル活用すればNZにいながら日本語だけで暮らせる」という言説があるそうです。

確かに街を歩いていると日本人とすれ違う機会は多いです。(そもそも人口が少ないのに対して、来ている日本人は多いですからね。)

また、NZdaisukiのような日本人向けサイトはかなり充実しています。仕事にしたってジャパレス(日本食レストラン)など日本語環境のところは多くあると言われています。

でもせっかくNZに来ているのだから、英語を使って、日本ではなくNZだからこそできることをしたいなあと思う今日この頃です。(せっかく、と英語で言いたい場面が多すぎるけどどの表現が一番近いのか分からない……もし分かる方いたらぜひ教えてください!)

5.時には悩む

それでも順調なことばかりではない一週間。病んでしまうこともありました。

☆英語力が足りない!

当たり前にこれです。
私の場合リスニング、スピーキングがかなり苦手なのと、語彙力もないので話そうとして言葉が出てこなくて止まってしまったり何回も聞き返さなければならないことがあったりでかなり辛いです……。
来る前にもっと勉強しておけばよかった!と後悔。

☆それ以上にコミュ力がない!

こちらの方が私にとっては課題でした!
日本語ですら難しいのでまして英語でなんて尚更です。

一方ルームメイトはスピーキング得意&コミュ力強でどんどんホストファミリーと話して私は置いて行かれてばかり。
しんどくなってしまい金曜、土曜は部屋に引きこもって泣いていました……。

でもどうにかリビングに出てきて少しでも話せるよう頑張っているのでちょっとはましになってきています!

あと、まだうまいこと友達を作れていないのでいろんな人と話して仲良くなりたいです……。

☆日本がやっぱり恋しい

慣れない食べ物にお腹を毎日のように痛めたり、日本で楽しそうにしている友達のSNSを見たり、親から桜の写真が送られてきたり。(実はちょうど出発と入れ違いに桜が咲いたのです……!泣)
そりゃあ日本が恋しくもなります。

日本の友達と電話してなんとか乗り切っています。

6.気さくな人の多さに救われる!

それでもNZに来てよかったなあと思うのは気さくで優しい人が多い!ということ。
日本にももちろん気さくな人は多いですが、みんなもっとラフにのびのびしている感じがします。

☆バスの運転手さん

先述した通り、バスを逃しそうになってダッシュしたらバス停でないのに停まってくれたり(日本ならあり得ないですよね……!)、乗ってきたときに声かけてきたり、クライストチャーチでは「Thank You!」と言ってバスを降りるのですが手を軽く上げてくれたり。
毎日使う分優しさが身に沁みます。

☆手続きの受付の人

NZに来てから役所のような施設(役所って感じでもないですが……!)に行ったのですが、そこにいらっしゃった受付の方が本当に素敵で心が安らぎました。

「日本から来たんだ!きっと今頃桜がきれいだね!」「スキーとかするの?」「この日曜に来たんだ!めっちゃ最近じゃん!」などなど、色々話しかけてくださって緊張がほぐれました。

☆図書館の人

語学学校と提携している図書館のカードを作りに行ったら、私が日本人だというのをわかって「また来てくださいね~」と日本語で言って微笑んでくださりました。
こういうホスピタリティにもNZに来てからたくさん触れていて素敵だなあと思います。

7.これからやりたいこと!

まずはやりたいことというよりやらなければならないことから。

☆銀行口座開設

これがなければ仕事ができません!(正確にはWiseという海外送金アプリの口座ならあるけど、オンラインバンクなので嫌がられることが結構あるとか)

オンラインでANZという銀行に申請したもののなかなか返信が来ず、最寄りの支店に凸ったら「あと4日待って」と言われてしまいました……。合計10日ほども待つなんて、という感じです。急いでるんだよこっちは!って言ってみればよかったかな。

でもそれさえ確証がないのでちゃんと連絡が来ることを願うのみ。
来なかったらまた支店に行って「急いでるんだよ!」って今度こそ言ってみます。

☆家探し

ネットで見つけた家に内見に行って一目惚れ。でも念のためほかの家も内見に行った方がいい!と各所から言われアポイントを取ろうとしたらその間に最初に見つけた家が埋まってしまい1から探さないといけなくなりました。
あと3週間、長いようで案外短い時間かもしれません。頑張って見つけてホームレスを回避せねば……!というところです。

※NZワーホリの場合家はflat(日本でいうシェアハウス)が一般的です。せっかくなので英語環境に身を置きたい……!

☆仕事探し

これもやらなきゃいけません!
最初3か月語学学校に通うので、その間は親からお金を借りて生活し勉強に専念するつもりだったのですが、思ったよりも余裕がある日々なので週に何回かバイトしたいなあとか考え中です。

とりあえずまずはCV(日本でいう履歴書)を書くところから始めてみます。

☆語学力向上

聞き取れなくてもなんだかんだ一回聞き返せばわかる&最低限自分の意思は伝えられるようにはなってきたのですがまだまだ語学力の不足を痛感することがたくさん……。語学学校や普段の生活から頑張って吸収します。


ということでつぎはやってみたいこと。

☆博物館・美術館巡り

大学に入ってから好きになったこと。復学後は学芸員の資格を取るつもりです。
クライストチャーチには多くの博物館や美術館、史跡があるので滞在中にできるだけたくさん行ってみたいです!無料の施設が多くて嬉しいです。

※訪問記も頑張ってnoteに上げたい!

☆博物館ボランティア

上に関連して。いくつかの博物館がボランティアを募集しているのをネットで見つけました!
受け入れてもらえるかは分からないけれど、語学力を上げて挑戦してみたいです!仕事探しと同時並行で頑張るぞ。

☆ウェリントン、オークランド小旅行

折角のNZ、他の都市も行ってみたいですよね……!
まずは最大都市・オークランドと首都・ウェリントンは抑えておきたいところ。

国内線、そこまで高くなさそうですし1~2時間ほどで行けるのでもう少し慣れてきたら挑戦したい……!


8.おわりに

ということでNZワーホリ・一週間目の日常生活レポでした。
入国前の大波乱とは打って変わって、まだ1週間目だけどかなり穏やかに過ごせた気がします。

次は語学学校編(二週間まとめてになるかもしれませんが何卒……!)のつもりです。
引き続きよろしくお願いします。

さめ

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