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【NZワーホリ vol.5】ホームレスの危機!?~NZのおうち探し~

こんにちは。ニュージーランド・クライストチャーチでワーホリ中のさめです。

来て早々始めたおうち探しがようやく落ち着きました……!
なかなか大変で、一時期はホームレスも覚悟しましたが(!?)どうにかなりました。

そういうわけで今回は「NZの家探し」をテーマに書いていこうと思います。


1.NZワーホリの家、どうする!?

どういう形式の家に住めばいいの??

NZワーホリ・留学の場合の住居形態は実質"flat"(フラット)一択です!!!!!!!(18歳未満?は法律の関係でホームステイか学生寮にしか住めない?らしいです。詳しくは調べてみてください)

flatとは、日本で言うシェアハウスと似たようなもの。
普通の住居の一部屋(離れの場合も)をお借りして住まわせてもらう形式になります。そのため、キッチン、洗面所、お風呂などは基本共同。入居者の出入りがありがちなので最低限の家具は揃っている場合がほとんど。
シェアルームやカップル用ルームといった場合もあります。(シェアルームの場合家賃を抑えられることが多いです。カップルは拒否しているところも多い印象。)

日本だとシェアハウスはまだまだ一般的ではありませんが、NZだと日本のようにアパート・マンションを借りて暮らすというのは高すぎて無理!ホームステイもずっと住むには高すぎる!ということでflatはかなり一般的です。

家、どこで探す?

そういうわけでflat探しを早速始めるわけですが、探し方にはいくつかの方法があります!イマドキ、ネットが優勢です。

①trade me(トレードミー)
trade meはNZ最大級の情報サイト!flatmate(flatの住人)募集に限らず、仕事、売買、などなど様々な生活情報が満載です。

メリット

  • 掲載数が多い&更新頻度が高い…さすがNZ最大級のサイトだけあって、情報量は抜群です!

  • 検索しやすい…flatmate募集専用のページがあり、条件を絞って検索できるため使いやすいです!

  • 英語環境…人によってはデメリットかもですが(笑)、現地サイトなので基本は英語環境。英語を伸ばしたい人には最適です!

デメリット

  • たまに連絡つかない…これはどこでもそうだと思うので仕方ないのですが、たまに連絡がつかないことも……すぐ諦めて次に行く意思が大切。

  • 掲載者へのメール機能があるけど、大体みんな見てない…最初はメール機能で連絡を試みたのですが、もはや笑うしかないくらい一件も連絡がつきませんでした!あとになって掲載者の電話番号を確認できることを知りました……基本的にはテキスト(SMS)or電話しないと連絡がつきません。

②Facebook
次は皆さんご存知Facebook。flatmate募集用のグループがいくつか存在しており、そこで探すことが可能です!(私は結局使いませんでしたが)

メリット

  • 情報量が多い…大都市であるほどいろんな人が見ているので、当然情報もたくさん!

  • 自分から希望条件を発信できる…これがFacebookの良いところだなあと思います。抵抗があればグループなら匿名で投稿することも可能です。

デメリット

  • 時々怪しそうなのがある…これが理由で私はFacebookでは探しませんでした。妙にきれいすぎる写真、写真なし、何とも言えないけどなんか怪しい……もちろん怪しくないのもあるとは思うのですが。

  • 自分から発信する場合自分の情報をいろんな人に晒すことになる…これも個人的には少し怖かったです……!勿論匿名でも発信できるのですが、その分手間や時間が多少増えるイメージがあります。(一般的に言えることですが)プロフィール上で閲覧できる情報の管理には注意です!

③nzdaisuki.com
NZ最大級かつほぼ唯一の日本人向け情報サイトです!住まい探し用の掲示板があり、そこで家を探せます。

メリット

  • 日本語で探せる…英語だとどうしても誤解やすれ違いが起きてしまうことも……そう考えると日本語でやり取りできるのは安心です。

  • 自分から希望条件を発信できる…ただ、実際に発信した人の話を聞くところそこまで良い情報は来ない印象です。

デメリット

  • 情報量が少ない…AucklandやChristchurchはまだマシ(多いとは言ってない)ですが、他の都市は情報量がかなり少なくこのサイトだけで好条件のflatを見つけるのはほぼ不可能な気がします。

  • 競争率が高い…前項の通り情報量がそこまで多いわけではない一方、NZの日本人はほぼ誰もがチェックしているため競争率が高くすぐに埋まってしまうような印象です。私もかなり早い段階で連絡した家が既に埋まってしまったと言われたことが…泣

  • 日本語環境になりがち…人によってはメリットかもしれませんが、大抵の場合flatmateを探しているのも日本人なので英語環境を求めている人には向いていません。(たまにownerの代理や日本語が分かる日本人以外の人が投稿していることがあるので、英語環境のflatが絶対に見つからないわけではないです)

④語学学校で探す
学校によるかとは思いますが、私の学校の場合生徒や近隣の人によるflat掲示板がありました。

メリット

  • 比較的信頼度が高い(?)…という気が何となくするというだけで絶対に信頼できるというわけではないですが……。

  • 学生に寛容なflatが多い…学校に募集を出しているだけあって、さすがに学生には寛容な印象。他で探すと「fulltime workerがいい」という場合も多々あったのでその点ではありがたかったです。

デメリット

  • 数が少ない…もちろん学校の規模にはよると思いますが、こればかりは避けられないのでこの方法に絶対的に頼るのは避けた方がいいです。

  • 学生しか受け入れていない場合がある…私の場合、語学学校の掲示板で見つけて内見に行ったflatは学生向けということで条件がかなり厳しいものでした(学生のみ、仕事している人不可、シャワー午後9時より前&10分以内etc)。もちろんどのflatでもそうなのですが、学生限定になっていないかなど事前に条件をよく確認しましょう……!

⑤友達から紹介してもらう
上手くいけば絶対一番強力な方法です!周りに引っ越しそうな友達がいたら紹介してもらえないか聞いてみると良いでしょう。

メリット

  • 友達の紹介という圧倒的なコネ&信頼感…ownerにとっても自分にとっても、紹介というのはお互い信頼できてよい方法です。flatに限りませんが、NZではコネの力が強いです!

デメリット

  • 都合よく見つかるわけではない

  • 来たばかりだと知り合いがいないので難しい

→こればかりは仕方ないです。見つかったらラッキーくらいの気持ちで!

2.flat探しのポイント

家賃(rent)/光熱費・雑費(expenses)

まずはみんな気になる家賃から。

①光熱費や雑費は含まれているか?
光熱費や雑費込みのflatが多いのですが、そうでないflatも多いので要注意です。(込みだと思って適当に内見に行ったflatが込みじゃなかったことがあった……)
光熱費や雑費が込みでない場合も固定で請求金額が決まっていればよいのですが、変動制の場合特に冬(ヒーターで電気代が高くなりがち)にものすごい金額を請求されかねないので注意です。NZの電気代、非常に高いので……!

②家具は込みか?
大半のflatは家具も込みです。そうでないと困ってしまうので事前にどのような家具があるかはちゃんと確認しましょう。私の場合リネン類だけは自己負担で自己調達となりましたが、そのくらいなら許容範囲だと思います。

敷金(bond)
大半のflatはbond(敷金のようなもの)として入居時に2週分前後のお金を預かり、何もなければ退去時に返却するというのが一般的です。ここが問題になることはあまりないとは思いますが、例えばbond10週分とか言い出したらだいぶ頭おかしいので要注意です。

場所

やはり場所も大事。ショッピングモールや学校、交通機関からのアクセスが良いところに!と思いがちですが、なかなか難しいので事前にどこまで妥協できるかは考えましょう。(私は学校までバス1本&30分程度、渋滞時でも40分という目安で探しました)

また、治安も大事です。日本より治安が良い国は(たぶん)無いのでどれだけ気をつけても足りません。語学学校のスタッフさんなど、必ず現地の人に治安情報を聞いてから決めましょう!

flatmate

flatmate≒同居人との関係性も住むにあたっては大事です。
私はどうしても英語環境が良い&できるだけflatmateと関わりをもてるような環境が良いという条件で探しましたが、もちろん日本語環境で探す&必要以上に関わらなくて済みそうなところにするというのも戦略のひとつでしょう。
また、日系の人と住むのでなければ価値観の違いからすれ違いが起きやすいものなので事前にハウスルールの確認はしっかりしましょう。

あと、多様なバックグラウンドの人が住むNZではownerやflatmateと英語での会話が難しい場合も。
コミュニケーションがあまりにも困難そうな場合は避けた方が無難だと思います。(私も内見に行ったうち1軒のオーナーがほとんど英語が通じず、意思疎通があまりに困難だったためトラブルを防ぐためやめました。条件は良かったのに……泣)

3.flat探し~私の場合~

ホームレスになることだけは絶対避けたかったので、家探しは来てすぐに始めました。
少しは余裕をもって決められたので、来てすぐorホームステイ期間が長い人でも最低一か月前くらいには始めた方がよさそうです!

条件

先述のflat探しのポイントも踏まえ、私が立てた条件は以下の通り。

  • 週$200以下(といいつつ諸々込みで$210程度なら許容範囲かなあ……)

  • 光熱費やその他雑費(expenses)込み(家賃に含まれていない場合は、足した時におおよそ$200に収まればOK)

  • wi-fiあり(かつ家賃に含まれている)

  • 語学学校にバス一本で行ける(それが無理でも今のホームステイ(バスで1時間くらい泣)よりは近く)

  • 英語環境(どうしても見つからなければ場所・条件次第で日本語環境も検討)

  • 最低限の家具付き(逆になかったら困る)

  • キッチンが使える(自炊をどこまでちゃんとするかは微妙だけど、外食の高さを考えると少なくともできる環境には身を置きたい……)

  • 治安が良いか、せめて地元の人的にso-so/not badと言えるようなエリア(語学学校のスタッフさんからは、Aranui/Linwoodの一部などは絶対やめとけ、もしそこに住むって言いだしたら何が何でも止めると言われました。あとNew Brightonなどもあまりよろしくないと聞く気がします)

条件を多くすればするほど見つけるのは大変ですが、絶対に譲れない条件は決めておいた方が後々幸せです。高すぎるflatや生活圏から遠すぎるflatに住んでも自分の首を絞めるだけなので……。

結果的に(妥協したポイントもいくつかあるものの)全部満たすflatを見つけられました。だいぶラッキーでした。

1週目

ゆるゆるおうち探し期間。nzdaisukiやtrade meで目についた家に適当にアタックするが、1軒しか内見に進めず。
point:競争率が高いnzdaisukiでは、1か月先の入居希望は先に入居できる人優先とのことで見送られることが多い印象です。また、trade meはメッセージ機能を使ったのですが、1軒も返信が来ませんでした。

2週目

おうち探しまあまあガチり期間。trade meで最新の投稿を毎日チェックし、条件に合うflatにアタック。trade meだと掲載者の電話番号が見られるので、それをもとにtext(SMS)した方が圧倒的に返信率が高いことにようやく気付く。語学学校の掲示板や知り合いのつても少しだけ頼る。
内見したうち1軒が大変気に入り、入居希望を送るも前日に埋まったとのことで断られる。(泣)
point:内見したら早めに入居するかどうかは決めた方がいいといえばそうなのですが、すぐに決めてしまうのはリスキーではあるのでいくつかflatを見てからにした方がいいのも事実です。できるだけ短い期間のうちに複数のflatを見て回れると良さそう。

2週目週末

入居を断られたflatの人から「より長く住める人を優先したいと考えている」という連絡が!ワーホリビザがあと1年ほど残っている旨、仕事次第だができるだけ長く住みたい旨を話したら入居できることに。

ということで、まさかの大逆転勝利。案外あっさり終わりました。
ただし、いろいろあってownerには4週目になってやっと会えたので不安ではありましたが……。

NZに来てから実感するのは何事も運しだいだなあ……ということです。
私の場合本当に運が良かったと思います。

引越し日数日前になってようやくflat決定、というケースもよくあるそうです。早め早めの行動をおすすめします。

4.おわりに

NZの家の価値観は日本と少し違うため、なかなか難しいことも。毎日暮らす家なので、みなさんにとってより良い環境が見つかりますように!✨

それでは〜

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