same

とってもちいさなこと @_kantha_b.e_

same

とってもちいさなこと @_kantha_b.e_

最近の記事

住ノ、

酔った勢いじゃないとは言えないけどこれを書いている。 名古屋から東京へと向かう高速バスの中。 生まれて初めてのアルバムをリリースする。 タイトルは「住ノ、」 制作に四年近くを要した。 楽曲やタイトルに関して公共の場で長ったらしく説明するつもりはないし、気になれば連絡してもらったり、会った時に話したりできれば嬉しい。 色々ある。毎日。 最近は本を読み続ける余裕も、日記を書く余裕もない。 気がつけば眠って気がつけば目覚めて、仕事をしてライブをする。 歩く最中たまに立ち止まっ

    • おとなに

      毎日、足りないものが見える 呆れられたこともわかる そんなつもりじゃなかったのに。 大人になるってこんなことだろうか。 たまに愛されていることを理解する。 真摯に向き合ってくれる人 その日の小さな幸せを話せる人 抱きしめてくれる人 何も言わないでいてくれる人。 見えなくなったものが何かもわからないけど 見えるものが増えた気がする。 大人になるってこういうことだろうか。 根暗な人間だからか、捻くれた人間だからか 人の陰に触れたり、痛みを知ると温かい気持ちになる。 気

      • なんでもないこと

        今日そばにあった小さな喜びや少しの悲しみについて話したい。 別になんでもないようなこと。 小さな食卓を囲んで 目の前の幸せを抱きしめたい。 別になんでもないようなとき。 大切な人とはたまに合えたらいい それまで溜めておく土産話 煙草が、お酒が、 必要になったのはいつからだろう 今夜少しだけ話がしたい。

        • 考える

          私の気持ちとあなたの気持ちは違うから、 理解するのは難しい。 押し付けないで欲しい、2人の自由でしょう? どうでもいいことが多すぎるよ みんな疲れてる。 過去に囚われた常識人が今を生きる人を傷つける 不自由は無いのに自由になれない。 傷ついてるふりして傷つけて 人のことは言えるのかしら。 指をさす前に鏡が見たい。

        住ノ、

          Seikatsu pt.2

          幸せになりたいなんて思ったことないよ。 遅刻癖は抜けないし、お金もないし、 愛してもないのに付き合えちゃう自分のこと、そんなに好きじゃないけどね。 やわなきゃいけないことも溜まってく一方。 悩ましいね。 やましいね。 返し方もわかんないままに受け取った恩に生かされてます。 歌詞の最後のワンフレーズさえ浮かばないけど。 ありがとね。

          Seikatsu pt.2

          灯台

          分かり合えないのも理解してる。 諦めも少しは覚えた。 嫌いな大人と対峙する日、隠せない苛立ち。 まだ知らないいいところ。 妬み、僻み、嫉み、恨み、全て愛せたらいいと思う。難しいけど。 歳を取ればできる気もするけど、多分できない。 昔思ってた21歳ってもっと大人に見えてた。 けど、いざ自分がなってみればそんなことなかったみたいに。 似た痛みを抱える人を知ってる。 決して同じじゃない。 普段気にも留めないことが、言葉が、 急に歯を立ててくる日がある。 口に出さないことも、出し

          ふい

          思い出した。 あの黒人家族の家ではwe are the worldが流れていた。 流していた。

          メモ

          映画のエンディングみたいな1日の終わり 夕立は山の向こう側 「あるものしかない。」とばあちゃんが。 「僕、花を手に持っとるでな、ドアをあけてくれんか?」と知らないおじいさんが。 山際の喫煙所で知らないおじちゃんたちと並んで仕切りから見た日暮れの空。 会話はなかった。 台風の日、電車が止まって帰れなくなった知らないおじちゃんを家まで送って行ったらお金をいただいた。 「お兄さんみたいな人に出会えて嬉しかったから。」と こんなにも素敵な言葉や景色を与えてくれるのはその方の生

          本屋メガホン

          柳ヶ瀬に本屋さんが出来るようだ。 たまたま立ち寄ったら「怒りZINE」を見つけた。 東京に遊びに行った際に立ち寄った本屋さんのオーナーさんが文章を書いている、というSNSの投稿で丁度読んでみたいと思っていたZINEだった。 前に読んだイ・ラン氏のエッセイ、「話したりなかった日」で、自己表現(音楽)の教室を開いた際に生徒の性について話し合い、授業に使用するプリントの男・女の選択欄に線を引いて消した。という話の中で、生徒が自分の性を示す中でバイセクシャル、ゲイ、レズビアン….

          本屋メガホン

          私の名前

          立ち小便、割れた画面、最近恥ずかしくなってきた。 貯金も所持金もないのも。 恥ずかしいこといっぱい、汚い部屋も。 三月は月記、サボってしまった。 気まぐれ記にしようか。 そういえば自分の名前を好きになった。 もともと嫌いじゃなかった名前を。 チャイを淹れてる彼が、 インドでは伝統衣装のサリーや、使い古した腰巻き布を重ね、ひと針ひと針手仕事で刺し子や刺繍を施した大切な布と同じ名前だ と教えてくれた。ありがとう。 胸張れないことは多いけど少し自分を好きになれた気がす

          私の名前

          月記 2月

          1月5日、年始早々2回目のコロナにかかり、自宅療養中に久しぶりに本を読んだ。 peopleで買った「微熱少年」。 どこに行くにも基本的に本を持ち歩くようになった。 少し余裕ができたように思えた。 製作中のアルバムもレコーディングは終わってmix、masterのお金を貯めるのみ。 会社も行くし、家でも仕事するけど遊んじゃうし、いろんな町行きたいし、友達に会いたいし仕方ないね。 1月「なにたべた?」と「話足りなかった日」読んでから何か書き残さなきゃ忘れちゃう気がしたので、パソ

          月記 2月