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SNSマーケティングの本質

ここではSNSマーケティングとは、SNSを使って営業なしで集客を自動化することを指します。

この記事の目次
1・SNSのアルゴリズム
2・継続
3・ビジネスの知識
4・成功している人の考え方
5・発信量
6・発信内容の体系的理解


1・SNSのアルゴリズム
YouTube、Twitter、Instagramにはそれぞれアルゴリズムが存在し、それらをある程度理解していないと、質の良い投稿をしても多くの人の目に触れることすらないという現象が起きます。

そのアルゴリズムも各SNSプラットフォームによって違うのと、変更されることもあるので、アルゴリズムを販売している人もいますが最新情報であることと、購入しなくてもある程度検索すれば情報は得られることもあります。アルゴリズムの例としては、ある一定のカテゴリーの発信に絞ると、そのカテゴリーで検索した人への上位に表示される確率が上がるなどがあります。

2・継続
何かを取り組むにあたって、行動する人が25%、継続する人5%、何もしない人70%という調査結果が存在します。さらに、取り組む内容の難易度や、継続期間が伸びるほどさらにその割合は減っていきます。このことは逆に捉えると継続さえすれば、自動的に少数派になり、多くの人から目に留まる確率が上がるということが言えると思います。

そのため、成功している人や偉人が継続が大切と良く言うのはこのためです。SNSで発信していても途中でやめてしまったり、投稿が極端に減る人は多いです、ですがチャンスを掴むには継続です。

3・ビジネスの知識
コンテンツがいくら質が良くて素晴らしくても、ビジネスとしてマネタイズできるかは全くと言って良いほど違うスキルになるので、自分のコンテンツを磨くのはもちろんのこと、同時進行でビジネスのスキルも磨かないといけません。SNSで何か発信したり、募集をしても反応がないことで落ち込むのは時間の無駄です。何度も言うようにアプローチが違うために、SNSでの反応は、あなたのコンテンツやあなたの価値とは連動していないからです。落ち込む暇があったら多くの人に見てもらえる方法やビジネスの方法、実際に同じ分野で成功している人の考えや方法を調べましょう。


4・成功している人の考え方
では成功している人の考え方とはなんでしょうか。これはたった一人のデータでは取れません。理由としては皆選ぶ言葉や感じ方が違うからです。しかし、よく調べてみるとある共通点を見つけたので私の観点からいくつか紹介します。

○結果は右肩上がりではなく、ある一点でドンと上がる
○一気に広まるのは大抵自分以外の力
○自分にできないことはできる人に任せる
○自分の機嫌は自分で取る
○お金はお金を優先している人のところに行く
○知識の出し惜しみはしない
○ギバーである
○身を置く環境を重視する
○継続が全て
○一人の力では無理、チームを作る

一つ一つの説明はここではしませんが、私がブログや書籍、または直接聞いてきて学んだ結果、このようなことをそれぞれの方が共通して言っていました。ここにもあるように、環境というのが大切で、成功している人達の環境の中にいると自分も自然と成功し、上手くいってないコミュニティーに属しているといつまでも上手くいかないと言われています。

私はその理由として、成功している人というのは、その生活の中で何気なく考えていることや発する言葉、これが普通の人とは違っていて、その言葉や仕草にこそヒントがあるからだと考えています。私は、そもそも個人事業をしている方が周りにいない環境でした。私のように実際に周りにいない場合は、成功している人のブログや、書籍、SNSを見て何気ない発言を拾ったり、その人がどの地点で有名になったり成功したのかを探して知ってみることをすると良いでしょう。

SNSでの飛躍的にフォロワーが増えるなどの地点は大抵、フォロワーの多い誰かに紹介してもらったなどの事例が多いようです。

ちなみに私の印象に残っているエピソードを紹介します。


作家の本田健さん(著書『ハッピーマネー』にて一部抜粋)
「小冊子」を配りまくりました。知り合い全員に押し付け(笑)、知らない人にも配りました。
おもしろいことに自宅の冊子が全てさばけた後も、小冊子が欲しいという注文が続いたのです。当初は、人々が冊子を欲しがるのは、内容がいいからなのか、タダだからなのかわかりませんでした。そして、配布した冊子が10万部に達したところ、はっきりわかりました。出版社から電話で「本を書くことに興味はありませんか」ときたのです。


元No1キャバ嬢の実業家エンリケさん
(著書『結局、賢く生きるより素直なバカが成功する』にて一部抜粋)
あれよあれよという間に、私のブログがキャバ嬢ブログ2位になった。ただ、どうしても1位にはなれなかった。売れっ子キャバ嬢が1位に君臨していて。ある日アフターで入ったお店に彼女がいたの。ブログを通じてメッセージをやりとりしたことはあったけど、会うのは初めてだった。で、直接お願いしてみたんだよね、私とのツーショットを載せて、URLも貼ってくれないかと。なんとその子は快諾してくれた。そしたら書いてくれた直後に私のブログが1位になったの。結果的に追い抜く形になったんだけど、その子には今でも感謝している。


こちらの方々を例に出しましたがいかがでしょうか。本田健さんは世界的に有名なベストセラー作家で、エンリケさんはInstagramのフォロワー数現時点で64万人いらっしゃる実業家です。
天才だから自動的に有名になる、なんて私はあり得ないと思っています。天才でも自ら発信し、与え、掴み取りに行っているのです。それでも私たちが何か一つSNSで発信したくらいのことを、反応がないとクヨクヨしますか?

5・発信量
まず、一般的に有名人であり、成功していると思われる方や、あなたが頭がいいと考える方はどなたでしょうか?その方は実際に会えないくらいの有名人としましょう。ではあなたはその人の考え方や、実績や、取り組んでいる内容をなぜ知っているのでしょう。それはその方が発信しているからです。SNSやブログやテレビやYouTube、音声配信かもしれません、しかも一つではないですよね?そのくらい有名な方なら3つ以上の何かしらの配信媒体で発信していると思います。しかし、ここで重要なのは発信媒体の数ではなくその「発信量」にあります。

毎日発信は当たり前、下手したら1日に何度も発信している方はたくさんいます。その理由は明らかで「発信する必要がある」からです。さらにコロナ禍でネット化が爆発的に進んでいる中で、人々は「何を買うか」よりも「誰から買うか」という事を重視する流れになっています。あなたは誰でどんな考え方で、どんな生き方をしてきた人なのかを知ってもらうには、バンバン発信しなければ伝わりません。

ちなみにプロフィールを伝えればいいわけではなく、人々に需要のある、必要とされている情報を発信していくなかで、自分という個性を滲み出していくということが重要であり、そのことこそが同じ商品でもあなたから買う理由が生まれるのです。そんな大切な発信をやめてませんか?人があなたの人柄を判断する情報量は足りていますか?成功している有名な方より発信量が少ない状態で、羨ましいと言っている場合じゃないです。その方達も反応がないのは当たり前の時代からコツコツ発信していたのです。


西野亮廣さん
堀江貴文さん
椎原崇さん
宮本佳美さん
向井ゆきさん


6・発信内容の体系的理解
では具体的な発信内容についてです。ある方が言っていたのは、「ビジネスはナンパに似ている、まず声をかけるときは相手のことを知りたいので質問し聞く、その上で自分と付き合うとどんなメリットがあるのかを伝える。そして付き合うことができてから自分の話をする」

SNSのフォロワーを増やすことや、そこから公式LINEに登録してもらい人数を増やしていくマーケティングのことを「リストマーケティング」と言います。

この、場合の「LINEに登録してもらうこと」を「自分と付き合ってくれた」と置き換えてみます。
付き合ってもいいよと言われる前に自分の話をしていませんか?それが、SNSにて今日ここに言った、何を食べた、こう思うといった発信に反応が薄い理由です。私はこれを「Me発信」と呼んでいます。Me発信はある程度ファン(リスト)がついてから出ないと有効ではないです。私の想いなんていう発信もリスト内(付き合ってくれた人)への発信が良いでしょう。正直知らない人の想いは皆どうでもいいのです。発信内容は一貫して自分のペルソナの相手が必要としている情報をリサーチし、発信する。「You発信」が大切です。相手が自分の発信内容でどんなメリットがあるのかをあらゆる角度と情報量で伝え続けるのです。

今の発信内容がこの「Me発信」なのか「You発信」なのかちゃんと自分で理解する必要があります。なんとなく発信していて気がついたら広まったという方でも、無意識にこれができているからであり、できていない方はちゃんと自分の発信内容を一歩引いて確認したり、第三者に読んでもらって確認すると良いでしょう。上手な方は「You発信」の中に少しMeの要素も取り入れて自分らしさを表現していますが、いずれにしても自分の発信内容を体系的に理解していないとできないことです。

今までの自分の情報収集の内容を覚え書きしました。自分への戒めでもあります。
参考になれば幸いです。

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