課題と紙飛行機は飛ばすものだってばあちゃん言ってた。

 文系の私に数学をやらせないでいただきたい。いってることわからな過ぎて提出期限残り一時間の課題を飛ばす決意を固めました。私は本気です。

 先日、劇団柿喰う客の新作、「禁猟区」を観に行ってきました。もうね、本当に良かった。本当にON/OFFが上手な方々だなと思うんです。超前衛的な演出をとる劇団さんですがね、「普通!リアル~!」なシーンと「柿っぽいね~!」ってとこの差が本当にハッキリしてらっしゃる。テンポ良いし、緩急が心地よいんですよね……。演劇って退屈だな~と思う作品も多いかと思いますが、それがないですよね。すげーなー。
 観てて私も演りたくなりました。次の公演頑張るもんね。

 演劇の面白さって戯曲の面白さにすごく比例していると思っていて。
 演者が頑張って観客を笑わせようとしても、結局観客はセリフのコンテクストで笑っているのではないか?と思ってしまう。役者の仕事って実は「筆者の言い分を観客に正確に伝えること」なんですよ。台本に依存しまくっているわね。

 毎度毎度出演した公演で感想を聞くたびに思うのは、「お前の感想おおむねストーリー性についてやんけ~」
概ね台本に対しての感想なんですよね。
ちょっと傷つきますよね、演技に対しての感想ないの……?って。

 それがね、この間の公演では「コンテクストではなく演技でお客さんを笑わせられてるな」っていう感覚がしっかりあったんですよね。不思議ですね。

 私の演技って、ただ台詞を流麗に言えればいい、みたいな、高校演劇上がりの薄っぺらいものだと思ってたんですよ。そんな芝居って「脚本の筋を適当に伝える」という演劇たる最低ラインしか満たせないんですよね。
 でも、こないだの公演ではそれ以上の感覚を得られたと思っていて。公演期間中とか公演直後は「ワイの演技はまだまだだな、成長したいな。もっとうまくなりたい……」と卑屈になってましたけど、実は結構成長した……?

 まぁ、それでもまだまだなのでね。私やっぱまだまだ足りないとこ多いんですよ。でもちょっとずつ一歩一歩進みたいな。何目指してるんでしょうね。わかんないけど。


 最富キョウスケ先生という少女漫画家さんがだいぶ好きなのですが、先日「電撃デイジー」を全16巻大人買いしましてね。今日はそれを全部読んだんですけど、ほんとうによかった……。一途な恋愛感情の可愛さたるや……。
 カプ厨の心をくすぐる描写が多くて助かりますわ。クソデカ感情って美しい。そして主人公が毅くて聡明でかっこいい。最富先生の作品は号泣必至。久しぶりにいっぱい泣いて頭が痛いです。


 クリスマスに他人の恋愛ばっか吸ってるようですが、今日は朝から有意義な一日だったんですよ、許してくれよ。
 起きて、シャワー浴びて、駅前のマックまで歩いて、途中でQUICPayユーザーの彼のバ先(ガスト)の前通って、QUICPayの彼の制服姿に「やっぱガストの制服って、いいなぁ」って気持ちになって、マックでナゲット買って、ケーキ屋さんでケーキ買って、塩ようかん買って、ハーゲンダッツ買って、お菓子沢山買って、食べながら電撃デイジー読む。
 え、有意義~。これが幸せかよ。幸せの味覚えちゃったよ。
 幸せってたまにお金で買うくらいが丁度いいのかもね。

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