起床

朝6時前、別室で寝ている3歳娘の足音がする。今日は早起きだ。夜泣きした0歳息子に添い寝してシングルのお布団に入っていた私は耳を澄ます。そーっと部屋のドアが開き、足元から頭の方へ寄ってくる気配がする。
「ままあ。」
控え目な声がする。
「はぁい。おいで。」
招き入れたものの、3人でぎゅうぎゅうのお布団。息子は窮屈そうに唸っている。息子を抱きかかえた体勢にしてみたり、私だけ逆方向を向いてみたりしたけどやはり無理があった。娘もこりゃ寝れないと悟ったのか、
「先下言ってるね」
と言ってリビングへ降りて行った。
私も諦めて起きるか、と思ったら息子はいつの間にか眠りに落ちていた。

リビングへ行くと、娘はサンタさんからもらったおしゃべりコメコメとママからプレゼントされたお医者さんごっこキットでお医者さんごっこをしていた。年少さんになってから一人で遊ぶ時間が増えた。2歳児クラスの頃は一人遊びの時間はほぼなく、子が遊ぶ＝親も一緒に遊ぶという意識だった。息子が生まれた直後もまだまだ親と遊びたい時期で、産休により早お迎えとなった娘と夕食前まで産後の体でどう遊ぶか（しかも新生児つき）悩み、結果Netflixに助けられていた。

朝ごはん

いつものようにフライパンに湯を沸かし、ブロッコリーを茹でる。冷凍ご飯をチンしておにぎり山の鮭味を混ぜ込む。KALDIで買ったトイストーリーのチーズとリンゴ。できたものから皿に乗せる。卵をかき混ぜ、みりんひと回し、醤油8滴を垂らし、フライパンに落とそうというところで
「ごちそうさま」
と聞こえる。
「もういいの？卵要らない？
「うん。」
卵は私の朝ご飯となった。
「今日おやすみ？」
と聞く娘に
「今日は幼稚園行く日だよ。」
と答える。
「やぁだ。」
お休み明けはこういうことがある。
でも今日は大丈夫な気がする。
週末に新しく買ったレターセットでお友達にお手紙を書いたのだ。
封筒にはお友達の名前を自力で書き、自分の名前の一部は私が手伝ったが、ほとんどは自力で書いた。
中身を見せてもらうと、便箋いっぱいに水色のペンでハートマークが描かれていた。小さいハートも大きいハートもある。
文字が満足に書けなくたってこんなに愛のある手紙が描けるのか。
ひらがなもお友達に手紙を書く目的で日々少しずつ会得していっている。
「お手紙、渡すんじゃない？」
「あ、そうだった。」
まだちょっとめんどくさそうな感じは残りつつも、登園モードになってきた。
息子を起こし、娘に着替えを促し、息子の朝ご飯を食べさせる。
合間に自分の朝ご飯も食べる。娘と同じメニュー＋卵。
息子の朝ご飯は蒸した人参、ブロッコリー、ベビーフード。
あと途中で娘が食べ始めた食パン。少しだけ分けてもらって食べていた。

出発、登園

全員の用意が整い、8時半過ぎに出発する。
今日はプリンセスのついたきらきらのスニーカーを自分で履いた。マジックテープ付きの靴は嫌だ、と言って最近はスリッポンタイプの靴を好んで履いていたが、クリスマスイブに買ったこのスニーカーはマジックテープも自分で丁寧にとめたりはがしたりしている。お気に入りは特別。

園に着くと行き渋る娘。これはいつものこと。先生が協力してくれて登園。
先日、幼稚園の何が楽しい？と聞いたら
「ママと会えるのがうれしい。」
と言う。つまりお迎えがうれしいのだと。そんなさみしいことある？？
心がざっくり削れる気がした。
でもお迎えに行くといつも楽しそうに出てくる。時にはお迎えはやいよ～もうちょっと遅く来てと言われることもある。仕事の時は自宅保育×仕事なんて無理だと経験からわかっているので割り切れるけど、育休中の今、息子と娘を見ることは不可能ではない。ただ、満足に2人をみれるかと言えばそれはNO。私ひとりで2人をみ続けることのメリットよりデメリットが多いと判断したからこそ、日中娘を園でみてもらっているのだ。そうそう、自分の頭でちゃんと整理できているはずなのに、たまにぐらっと揺れてしまう。

息子とふたり

帰って朝ごはんの片づけをし、洗濯機を回し、息子と遊ぶ。
今週のご飯を考える。平日はなるべく栄養が取れておいしい健康的な食事にしたい、と思っている。昨日買い物ついでに夫に白菜を頼んだら、冷蔵庫にもまだ使いかけの白菜があって、我が家は今白菜がたくさんある。今週は白菜をめいっぱい使おう。
今日は白菜と春雨と豚肉を炒めよう。と思ったが、クリスマスの余韻でニョッキが余っている。これを使わねば。やっぱりミートソースグラタンにしよう。白菜はツナとあえて副菜を作る。

今日は息子がなかなかお昼寝をしない。何度か眠そうに泣くので抱っこするが、眠らずまた遊び始める。11時を過ぎて、もしかしてお腹空いているのか？と思い立ちミルクを飲ませたところ眠る。10か月でもまだまだつかめないところがある。
その間に私はお昼ご飯を食べる。ひきわり納豆、かつおぶし、白いりごま、キムチをご飯の上にのっける。クリスマスのあまりのチキンナゲットも食べる。これまたクリスマスのあまりのポテチも箸で食べる。

息子、起きておひるごはん。とうもろこしペーストを牛乳でのばし、パン粥を作る。
パン粥好きな息子。ぱくぱく食べる。
お昼ごはんの片づけをし、ベビーカーで皮膚科へ向かう。息子は乾燥肌で保湿剤をもらいにいく診察をするのにかなり待つので、いつも保湿剤だけもらう。ひとりなら文庫本読んだり調べものしたり、待ち時間苦じゃないけど、子連れの待ち時間は苦。なるべく待ち時間がないように予定を組む。
先週からぐっと寒くなったので買い足したベビーカー用のフットマフを早速使ってみた。内側がふわふわしていてとてもあたたかそう。
皮膚科からスーパーへ向かう。買い物をして帰路に就く。家目前のところで息子は眠りに落ちる。そっと部屋まで運ぶ。
息子が寝ている間に夕飯づくり。
たまねぎとベーコン、なすを炒め、市販のミートソースを投入。その後あまりものニョッキを投入。耐熱皿に移してミックスチーズをふりかけレンジのオーブン機能で15分ほど焼く。
ミートソースグラタンのレシピはこれを参考にした。

ミートソースグラタンに合わせる場合、白ご飯はどうかと思い、ピラフのレシピを調べる。炊飯器でできるものがあったので作ってみた。

お迎え

息子起きてミルクを飲み、幼稚園へ迎えに行く。
今日は元気が有り余っている様子の娘。なぜ？道のりの1/3くらいは走って帰ってきた。今日は一度も言い争うことなく、娘を諭すのに時間を要すこともなく、ごく平和に楽しく帰ってこれた。土日めいっぱい娘と遊んだことがよかったのかな。まあ理由なんて分からない。
帰りに薬局によって息子の保湿剤の処方箋を出し、保湿剤を受け取る。
そうこうしていたら夫が帰ってきて、薬局からの帰り道で遭遇。娘は抱っこしてもらい嬉しそう。

夜

帰ったらピラフが炊き上がっていて、グラタンとピラフ、そして市販の春雨スープ。ちょっとミスマッチ。でも娘はめんめんが入ったスープがいいというのでこれよい。
ピラフ、優しい味で美味しかった。私の好きなピラフ。
ミートソースグラタンもまあまあ美味しかった。余っていたニョッキを活かせて私は満足なのだけど、実はニョッキのもちもち感が苦手。きっとジャガイモを使った方がおいしいだろう。

バタバタとこどもたちをお風呂に入れ、息子にミルクを飲ませ寝かせる。
最近夜泣きする息子、きっと今日も…
残りの洗い物を片付け、明日のごみの日に備えてごみを集める。
夜お風呂に入った後、洗濯機を回せるよう洗い物を入れる。
これで今日の家事はおしまい。あとはフリータイムで服をみたりnoteをみたり。
そして日記を書いた。おやすみなさい。