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岩石グルメ01

記憶と想像で新しい岩石料理をお届けします。
岩石グルメ、レポーターの花巻辰彦です。

物体と妄想の間に広がる無限の可能性を
岩石越しに堪能しましょう。

記念すべき第一回目にご紹介する料理はこちら。
<石の上から革手袋・ディアブルソース風>です。

石の上から革手袋・ディアブルソース風

黒曜石の上に白玉石を乗せて、そこに
革手袋をもたれ掛けさせてみました。

この手袋は、、確かあれは、、
去年のクリスマスの朝、だったと思うんですけど、、
職場に行く途中に見かけたヤツをモデルに、、
それを思い出して描いたものです。

片方だけ落ちていたオレンジ色の革手袋(レディース・右)。
財布出すときにポケットから落ちたんでしょう、きっと。

さほど音もしないでしょうし、
落としてもそのときは気づかないことが多いですよね。

ちょうど目の前で掃除してた駅員さんに、
「ここに落ちてました」って預けては来ましたが、、、

こういうのって、ほぼほぼ、落とし主が現われずに
捨てられていっちゃうんだろうな、、、とか。

そういえば、自分もよく手袋を片方落としては、
毎年新しいの買ってるけど、、、

片方だけペチャンコの手袋って、どうして
あんなに悲しいんだろうな、、、とか。

いやいやいや、、、

今は手袋の寂しさに
引っ張られてる場合ではありません。

はじめての岩石料理を
楽しく味わっていただくために、、、

背景の掛け軸の霧を多めに描いて、
そのモヤモヤを湯気に見たてて、
温かさを演出しようとしたのですが、、、

「えー、、?たしかこの辺にお地蔵さんあったよなぁ、、。」

モヤモヤを増やしても温かさは出ないし、、、
あまりの濃霧に、岩石の行商が道に迷いだしたので、
今回はここまでです。

次回は<砂利の上から砂利・かき揚げ丼風>です。
お楽しみに。

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