公衆衛生（健康とか保健）に関して、
健康になれるような情報に簡単にアクセス出来るにも関わらず不健康になり、その上保険料を知らない奴の分までなんで払わなあかんねん！
自己責任やろ！

といった論調が近年はあるらしいです。

大多数が実行して健康になれる手法があったとしても、
生まれながらの性質でそうはいかない人がいる事も理解していますので完全には同意できません。

その他にも、イスラム国に拘束され処刑された方に対しても、"自己責任やろ！"という声がかなり多かったように思います。

これは事前に渡航を控えるように言われている中で
わざわざ行ったお前が悪い！といった感じでしょう。

二例あげましたが、
どちらも事前に、何かをしない又はした際の不利益を被る情報を充分に与えられた上で、そしてそれを理解した上で一方を選択したので不利益を被っても仕方がない、という考えのもと自己責任だと言われるようになったのでしょう。

全うですね。

これら自己責任論はされた側からすると、
それを抑止できなかった事に対する責任を当人に転嫁してるとも言えます。

それを、踏まえてこれを見てください。

注意喚起の上に"かならずかみます"
噛まれても勿論、自己責任です。

幼稚園児でも判るように全て平仮名なのも恐ろしいです。

ここまで書けば噛んだとしても
噛まれた方が悪いと言えます。

自己責任といいつつ噛まないように教育出来なかった責任を噛まれた方に転嫁する、人間の浅ましさも感じるエスプリの効いた作品でした。