見出し画像

3回目のワクチン接種@バンコク

 日本では3回目のワクチン接種がなかなか進まないそうですね。タイに住む私は、コロナに感接するのが良いのか、ワクチン接種が良いのか、悩んだ結果、アストラゼネカ2回に続くモデルナの接種を決意しました。
 と言いつつも実をいうと。。。モデルナは、ワクチン接種の目処がたつ前の21年7月に悩みに悩んだ末購入したもの。今となっては不要だが、「接種しない」=「金を捨てる」ということにもなるので半ば貧乏根性もあっての決断。当然、接種しないよりは接種した方が感染リスクが減るし、またタイ政府が進める観光国復活に向けて、海外からの旅行客が増えれば新型のコロナが生まれるリスクもあるわけで、自衛手段としてはワクチン接種は有効であると判断した。
 日本では、贅沢にもモデルナアームやファイザーよりも副反応があるなどの問題でモデルナの接種が進まないようだが、我々のように選べない人にとっては贅沢である。今回は、3回目のワクチン接種でモデルナを選んだ私の副反応等を見ていただき、3回目接種に悩んでいる人の助けになれば幸いです。
 なお、アストラゼネカ1回目では、副反応にだいぶ苦しめられたので、その時の様子、そして、だいぶ楽にはなったけど2回目も副反応はあったのでこれら二つの記事を読んでほしい。ここまで読んでもらってから、この後に続くモデルナ3回目の体験談を読んでいただければ、どれだけモデルナの副反応が楽だったか理解してもらえると思う。

 モデルナ接種日は1月末のとある木曜日の14時頃。接種会場は、タイに駐在すると一度は行く日本人御用達のサミティベート病院。
 当日の受付から接種までのオペレーションは、アストラゼネカの時同様にスムーズ。全てエアコンの効いた室内だったのは、暑い中で1時間待たされたアストラゼネカの時と比べると天国のようだった。受付をして、30分経つか経たないかくらいで、先生のいる病室に呼ばれワクチン接種は終わりだった。
 ワクチン接種の際に先生から「アストラゼネカ2回+モデルナはベストな組み合わせだよ」とアドバイス。先生としては、日本人のファイザー信仰を知っていて、不安を取り除きたかったのかもしれない。注射自体は、過去にないくらい痛みを感じないままあっという間に終了。
 注射後に30分のアレルギー反応確認のための待機。当然、その間何事もなかった。これまでは、アストラゼネカ接種の時と同じ。強いて言うなら、モデルナアームはこれか?と言う感じの痛みが出始めたくらいかな。
 注射当日は、腕の痛み俗に言うモデルナアームが徐々にひどくなっていくことが時間を追うごとに実感。また、モデルナアームを感じるように体には怠さが出てきた。
 一夜明けた金曜日、前日夜と体長は同じでモデルナアームと少しの怠さだけがあった。熱もなく普通に仕事ができそうな感じだったので出勤。
 出勤後は、書類作成でPCに向かってるとボーッとした感じになるものの、アストラゼネカから比べると頭痛もなく、今回は副反応はないかなと思うほどだった。
 しかし、安心しきった金曜日夕方頃(接種から30時間くらい過ぎた頃)、友人から「接種翌日の夕方から来るよ」とは聞いていたものの、まさかまさか自分もその通りに。。。急に寒気が襲い、ポーッとした感じになり、ふらふらした感じに。
 家に帰って熱を測ると38.5度。結構な高熱だった。解熱剤を服用し、そのまま就寝。
 12時間以上寝た土曜日の朝、熱は37.5度で怠さがまだ残っていた。左腕はと言うと、変わらずの痛み。腕を上げるのも振動なくらい痛い。モデルナアームは噂以上だなと実感。
 とは言え、モデルナアーム以外は辛いことは何もない状態にまで回復していて、たった一晩(土曜の昼頃)で子供とお出かけできるくらいにまで回復した。とは言え、激しい運動はできないなというだるさは残ってはいた。
 そして、日曜日の朝は、起きた瞬間に「治った」と思えるレベルにまで回復。正直言って、過去打ったアストラゼネカの辛さと比べものにならないくらい楽だった。この時思ったのは、日本では何を怖がってモデルナ接種を拒むのか?ということ。
 なお、私の周りでも何人かモデルナを打った人はいるものの、私以上に副反応に悩んだ人は今のところいない。アストラゼネカから比べると、苦しんだ人の話を全く聞かない。
 日本では、多くの人がファイザー接種者と比較して辛いと言っているんだろうけど、アストラゼネカと比べたら、まだまだ大したことない。接種を望んでいて、どれを打つかということで悩んでいるならば、過去2回とは異なるワクチンを接種して、より免疫を高めてはどうかと思うのですがいかがでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?