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コーチが競争から解放される稀有な職業となる理由

 あなたはコーチビジネスをやっていく際に需要というのをどう解釈しているでしょうか。

 上の記事では需要に関して僕の見解を書きました。需要は創れるという話。ただ、常識的には需要というのはもともと大きいところに参入するのが正解でしょう。あなたの答えも常識的なものだったでしょうか。コーチビジネスやろうが、需要が大きなところに参入するというのは全く間違ってないと思うのです。

 例えば同じコーチ市場でもゴルフのコーチのほうがギターのコーチよりは絶対活動はやりやすいでしょう。これは販売が成立しやすいからです。ビジネスをやるとお金の問題が起こってくるけどこれだって需要が大きいほうがいいに決まっています。

需要の大きなジャンルのデメリット

 ところが、需要が大きな市場というのはビジネスを成立させやすい反面、ライバルとの競争も激化するのです。そもそも、需要がすでに大きいジャンルに参入するということはすでにお客さんがたくさんいる、ということが証明されている、という意味を持つからです。だから、当然、ライバルとの競争が激化します。更にいうとウェブになるとそれが全国レベルでの競争になるわけです。

 需要があるということは「売れない」と言うことはない。ここは大きなメリットです。でも、反面、すでに先に参入しているライバルが多いからそこと如何に差をつけるか?ということが重要になります。(USPというのはこういう現象から生み出された考え方にほかならないでしょう。)顧客の悩み、問題を解消するお手伝いをするのがビジネスですからライバルも当然、そう動くわけです。

 ところが問題の解消などそこまでたくさんバリエーションがあるわけでもないでしょう?だから、ライバルが増えれば増えるほど競争に勝つのが難しくなるわけです。これは大変な問題ですよね。

コーチは競争から解放されやすい稀有な職業

 じゃあ、僕達コーチはどうなのか?
実はコーチビジネスはこの問題を簡単に解消できるのです。そして、一見するとライバルいそうなのに実は独占市場を作ることが出来ると僕はおもっています。未来が明るい話だとおもいませんか?じゃあ、何故、コーチビジネスはこの問題を解消できるのか?

 これは、自分が売り物になるからです。

 この話をわかりやすくするために、広告掲載業を例にお話しましょう。グーグルアドセンス、YouTubeのアドセンスなんかも広告掲載業です。あの広告はサイトやYouTubeを運営している人の広告ではありません。あれは運営者とは関係がない、よその業者の広告。だから、広告を踏むそのサイトやYouTube運営者に広告主から対価が支払われるようになっていたりします。アフィリエイトというビジネスモデルがありますがこれはそのサイト経由でものが売れたら広告費として報酬が発生するケース。これも一種の広告掲載業です。

 つまり、広告掲載業というのは必ずしも人間関係を構築して相手にあったものを提供しているというモデルではないことが多いのです。靴の話に出てきたマーケッターみたいなアプローチは取らないことが多い。

参考:靴の話

 もちろん、広告掲載モデルでも人間関係をベースにビジネスを組み立てることは可能ですが、全体で見るとやっている人は少ないと思います。結局よその商品を売る時点で、かける労力に対する見返りのバランスが悪くなりますしね。

 でも、コーチの場合はどうでしょうか?
コーチも教材なり、レッスンなりを提供するわけですが、その内容は…

「自分」というのが売り物になっているわけです。

 そして、「自分」というのは同じものが2つと無いものでしょう?つまり、自分が売り物になる時点で競争からは解放されます。現にうちのメルマガ読者さんやクライアントさんからは「先生みたいな事言ってる人見たことがない」と言われることがあります。

 これは僕が独自なことを言ってる部分もあるかもしれませんが、自分を出しているからなのです。自分と似ている人はいても、同じ人はいませんから。だから、自分を出せば違って見えて当然です。そして、コーチビジネスは自然とそうなるわけです。

 これがコーチは競争から解放され、市場を作りやすいと言っている理由です。そして、コーチ活動をするなら絶対に独立したほうが良いといっている理由でもあります。

参考:コーチ活動をするなら絶対に独立したほうが良いと言ってる話

結論:コーチという仕事は最高だ

 コーチって自分らしくやれるほどに快適に活動が出来るのです。そして、ビジネスモデルだって間違わなければ好きなクライアントと一緒に互いの可能性を広げることが出来る。素晴らしい職業なのです。そして、7世代先にも遺産を残すことが出来る事業です。

参考:7世代先に残す遺産の話

 もし、あなたがコーチを志している…もしくはコーチをやっている場合はどんどんやって素晴らしい世界を残していこうではありませんか。

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