ここで紹介した法則には実はもう一つ突っ込んだ話があるのでシェアします。

ブーメランの法則を一歩深める

　先の記事で紹介した法則は「自分がやったことは自分に返る」という内容です。ただ、これを一歩深めるともう一つ真実が見えてきます。それは…

自分がしなかったことも自分に返る

ということなのです。

　実はこのことで過去の僕は大損しているのです。過去の僕は全部一人でビジネスをしていました。当時はそんなつもりはなかったのですが、今から考えると誰も信じていなかったのです。だから特にメンターを見つけることもしなったのです。人に頼ったらいいのに、人を信じないから自力で苦労して10年以上モノにならない苦難の日々を過ごすハメになる。これは「しなかったこと」が自分に返っているのです。

「しなかったこと」というのは
「しない」という決断を
「した」ことになるのです。

これはきっついですよ。自分がしなくてもいい苦労をしているという自覚がないから。

結論：要は自業自得

　何れにせよ、自分のしたことも、しなかったことも自分に返る。「したこと」も「しなかったこと」も結局、「自分がしたこと」なのです。

　要は完全に自業自得ということです。まさに仏教が教える自業自得とは自分がしたこともしなかったことも全てが自分に返ってくると言っているのです。

　そうならば、善きことをして善きことのために何かをしないという選択をして善きことを得たいものです、積極的に。

僕たちの未来を決めるもの

　これをチャンスと見るか、恐れおののくか？
攻めに出るか、守りに固まるか？
ここが僕たちの未来を決めることになるのでしょう。

　恐怖も希望も僕たちは決めているのです。「したこと」と「しなかったこと」を通して。だから、今日も明るく解釈してなにかをしようではありませんか。そして、明るく解釈して何かを「しない」決断をしようではありませんか。