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割れ窓理論 #55

あなたの目の前に2軒の家があります。
1軒は、磨かれたピカピカの窓。
もう1軒は、磨かれてないヒビが入っている窓。
どちらかの窓をあなたが思い切りたたいて、割って下さい。
あなたはどちらの窓をたたきますか?

「割れ窓理論」という言葉がある。
これは、建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊されるという理論である。

つまり、秩序が乱れてくると人々がそれに同調してしまうということである。

あなたはヒビが入っている窓をたたきませんでしたか?

このように私たちは周りの環境に左右されるのである。
例えば、学校環境もそうである。
みんなが偏差値の高い学校に行こうと心がけるのは、それは、環境が整っているからである。
偏差値の高い学校に行くと、
みんなが大学進学のために勉強をする→勉強することが当たり前の環境になる→賢い大学に行こうとする→偏差値の高い大学への進学が当たり前になる。
逆に偏差値の低い学校に行くと、
みんなが勉強をしない→勉強をしなくても当たり前の環境になる→行けそうな進学先を探す→自分相応の大学や専門学校、就職をする。

皆さんはどちらの環境に身を置きたいですか?

何をするにしても環境は大事だという事がよく分かる。
常に自分が身を置く環境は、自身を成長させることのできる環境にしたいものである。

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