自由に働く、とは。
こんにちは。さなぎです。
Kindle Unlimitedを契約しているので、意識して本を読むようにしています。
今回読んだのはこちらの一冊。
家入一真さんの「もっと自由に働きたい」。
家入さんといえばN/S高等学校とN中等部の起業部特別顧問。
実は不登校の過去をお持ちでした。
今回は本の感想を交えつつ、”働くこと”にフォーカスしていきます。
自分で箱を作る
最初に印象に残ったのはこの言葉。
なぜ響いたのかというと、わたし自身がその働き方を選んだから。
もともとは専門職を目指していました。
学校で少々躓き、別の専門学校へ。
そこでは「なんかちょっと違う」と感じ、次の夏には結婚していました。
早めに結婚したことはわたしにとっては転機。実は小さい頃からどこか「社会に馴染めないなー」と感じていたのです。アルバイトもいくつか経験しましたが、1年半経過するとフッと嫌になる。
嫌いな仕事でもないのだけれど、なぜか集中力が切れる。
どうやら同じ場所に通い続けるのが苦手なご様子。
その裏側には『家に戻らないと』という脅迫めいた感情がありました。実家がいつも祖父母vs父母で揉めていたこともあり、自分がいないとまた喧嘩すると思っていたんです。
今思えばそんなことはなく、喧嘩するときはします。それに大抵の喧嘩のスタートは祖父の機嫌が悪いか、お酒を飲んで絡んでくる時。(なのでわたしは絶対にお酒を飲みません。ろくなことがない。)
結婚して、出産して、社会からちょっと離れた時。
「あれれ、自分の世界ってここだけ?」と思いました。
子育てしながらでも出来ることを探さないと、居場所がなくなるという恐怖感がありました。これも今思えば自分の居場所をずっと探し続けていた名残ですね。
小さな息子を連れてちょっとした事業を始めました。
いわゆる扶養内起業というやつです。
地域柄、そういう働き方をされるお母さんが多かったかな。
息子が小学校に上がり、苦戦し始めた時にサクッと仕事内容をスライドしたのも「自分の箱」があったから。
もちろん楽しいことばかりではありません。
どちらかといえば苦しいことのが多いかも。
宣伝しないと広まらないし、広まりすぎると違う部分(扶養内で働きたい)に引っかかる。でもわたしにとってやりたいことを考えたときに、その範囲の中で自由に飛び回れるってすごくありがたいことだなと思ったのです。
夫が日々頑張ってくれているからですよね。
本当に感謝しています☺️
わたし個人としては息子に「自分の箱を作れ」とは言えません。
だって大変なんだもの。
わたしごときのレベルで辛いのだから、生活がかかることになったらもっと大変。
それでもやるというなら止めはしませんが、相当の覚悟は必要だなとも思っています。
自分の周りのものを疑ってみる
世間一般とはなんだろうか。
違和感はないのだろうか。
確かに埋もれていると居心地はいいかもしれません。
でもそこに少しの違和感が生じたら、わたしは大抵飛び出します。
良い高校に行くこと、
良い大学に行くこと、
良い企業に就職すること。
これが全てなのでしょうか。
もちろん普通にそれが出来るならそんな良いことはない。
少なくとも息子はすでに違和感を感じていたようです。
確かに自らがいた環境から飛び出すことは勇気が必要。
その選択は必ずしも正解ではない。
今、彼が置かれているのはおそらく「だから飛び出してみた」という環境。
とても勇気がいることです。
だから全力で応援したいのです。
本にもこんな一文がありました。
わたしたち親世代は高校までは「絶対に行くもの」と思っていました。
言われてみればこれこそが「大きなもの」ですね。
ある意味飛び出すことが早いほど、抵抗もないのかもしれません。
ただ少なくとも親のアシストはまだまだ必要なお年頃。
あまり口を出しすぎずに、アシストしていくとしましょう。
この本から感じたこと
この本からから学んだこと。
『やはり行動すべし』ということでしょうか。
人間は失敗が怖いです。
そりゃそうです。そのように脳みそも出来ているのだから。
でも失敗をしないと頭に残りません。
とはいえ、失敗ばかりしてしまうと心が傷つきます。
匙加減って難しいですね。
最近はいろいろな本を読んでいますが、総じて皆さん同じことを言われます。
「行動あるのみ」
行動するから失敗する。
失敗するから怖くなる。
怖いからやらない選択をする。
だからずっと現状維持。
わたしのような凡人はずっとこんなことを繰り返しています笑
しかし結果を残す人は違います。
行動するから失敗する。
失敗するから修正する。
修正したら成功に近づく。
成功したら嬉しいからもっと挑戦する。
以下、繰り返し。
失敗したあとの捉え方1つでこんなに未来が変わります。
そうか、そうやって考えれば良いのか。
とある本にはこんなことも書かれていました。
失敗って自分を全否定された気がしちゃいますが、「そっちかー!」って思えれば”その選択肢もあったかー”って自己否定しないで済みます。
わたしも最近予定外のことが起きた時は反射的に言ってます。
正直子育ては「そっちかー!」の連続。自分の予定していたレールから外れるとつい粘りたくなりますが、わたしのレールは自分専用であって、息子のためのレールではありません。
息子には息子専用のレールがあります。
まだレジンで今から固められるような良い感じの柔らかさ。
近くにいる大人がいかにUVライトにならないか。
思考が凝り固まったらそこで固定です。
わたしは包み込む熱でありましょうかね。
常にふにゃふにゃと自在に動けるようなサポート。
まぁこれが難しいんですけどね。
そんなことを本からふと思いました✨
今回はここまで。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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