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【大きな成長】フィールドワークに参加してきました

こんにちは。さなぎです。
先日、N中等部のフィールドワークに参加してきました。

実は息子、小学校の修学旅行には参加しておりません。
あれから1年弱。まさか彼が参加するだなんてと親としては驚きが隠せない…。

今回はフィールドワークの様子をお話ししていきます。フリースクールならではの感じも面白かったです。

ぜひ最後までお付き合いください。

フィールドワークとは

N中等部は学校の復帰支援が目的ではなく、実践的なスキルを身につける場を目指して2019年に開校されました。

学校教育法に該当する一条校ではないため、フリースクールの扱いとなっています。

息子、この1年で大きく変化しました。

その中でも3月に開催される「フィールドワーク」。こちらは2022年から開催されているそう。

東はディズニーランド、西はUSJ、名古屋はナガシマだそう。いいですねぇ。

目的は「友だちづくりや思い出づくりをしながらチームビルディングを学ぶこと」。(チームビルディングとは、互いに個性を認め合いながら共通のゴールを目指すチームとなるための取り組み)

対象は週5・3・1日の生徒。つまりすべての生徒です。

ただ…わたしはフィールドワークの存在を聞いたとき、真っ先に不安が募りました。

なぜなら息子は小学校の修学旅行に参加しなかったから。

当時彼はこう言いました。

「学校に行くのも辛いのに、どうして修学旅行だけ参加できるの?」

おそらく学校にこれていない子が修学旅行などの行事だけ参加できることに疑問を感じていたのでしょう。

つまりは断固拒否

担任の先生も薄々気づいていたようで、早めに不参加の意志を伝えました。そのときの様子も記録に残しております。

あれからもう1年が過ぎたのですね…。

フィールドワークの案内が来たのは12月

参加するかは生徒次第。
参加しない生徒は通常通りキャンパスへ登校します。

こういうところがフリースクールならではですね。

恐る恐る本人に聞いてみる。

わたし「ねぇ、フィールドワークは参加する?」
息子「うん」

参加するんか!!

わたし「修学旅行行けなかったけど、大丈夫?」
息子「大丈夫だよ、行きたい」

ほ、ほう。こんなに変わるのかと少々驚き。
最終決断は1月中旬ということで、参加の方向で話を進めることに。

現地集合、現地解散

1月中旬に電子チケットを購入し、参加決定。

これもまたフリースクールならではだと思うのですが、チケットは自分で準備。できたら電子チケットでよろしくとのことでした(親がデジタル弱かったら大変じゃないか)。

そしてなんと現地集合・現地解散
遠い子は新幹線ではるばるやってきます。

息子は群れないタイプなので、誰かと集合していくわけではない。

さすがにちょっと心配だったのでわたくしの送り迎えが決定😂

今の子はすごいですね。新幹線で子どもだけでやってきたそう。

おそらくSuica等でピッピしてくるのでしょう。設定されていなかったらどうするのよ!というちょっとデジタル弱めのわたし。

チケットの購入にドキドキしながらなんとかやりましたぞ。

当日はパークがオープンして少し経ってからの入場、解散は夕方となります。

金曜日だったので空いているのかな?と思いきや、結構混んでるんですねぇ。

たくさんは乗れなかったようでちょっと残念そうでした笑

それはね、また改めて遊びに行きましょう。参加できたことに意義があると思うよ。

お土産もたっぷり買った様子。

息子に感想を聞いてみました。

「楽しかったよ!時間は短かったけど…」

確かに夕方解散はちょっと寂しい。
でもそんなことより、そこに参加していることを讃えたい。

よかったね、本当によかった。

グループワークで成長

さて、不思議だったのはこの1年で息子がどんなことをしたら参加しようと思えたのか?ということ。

5年生の山の学習も途中で離脱して休憩していたし、6年生の修学旅行に至っては最初から不参加を表明していた。

息子に問いかけるとこう言われました。

「普段グループワークで話してるし、ここなら行けると思った」のだそう。

彼はN中のキャンパスでも群れはしません。三者面談のときに通りがかったのですが、円卓にどっしりと1人で座っていました。

親としては心配な面もありますが、保護者会で授業の様子を動画で観るときちんとグループワークには参加しています。

やるときはやるんですね。最近はちょっとお話もするそう(へえ)。

N中等部ではそのあたりのバランスをうまく取ってくれているような気がします。

他にもフィールドワークがあるのですが、普段そこまで話していない子も話しかけてくれるらしく、そういうときは話せるらしい。

そういうちいさなやさしさに彼は少し心を許しているのかな。

この1年の統括はまた別記事にしますが、少なくともこれだけの変化がありました。親としては本当に本当に感謝しています。

あのまま地元中学に通っていたら、おそらく彼は100%行けていなかったでしょう。

お金も時間も手間もかかるけれど(本音)、通わせてよかった。

まもなく1年生を終えようとしています。
最後にプログラミングの作品を完成させようとがんばっているらしいです。

あと2年で彼はどんな変化を見せてくれるのでしょうか。まずはフィールドワークでここまでの変化を見せてくれて驚きました。

引き続き親は”良い加減”で接していこうと思います。

今回はここまで。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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