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湯たんぽとコールスローと生ショウガ

言語

寒い季節には湯たんぽがありがたい。
これを使い始めると
夜更かししないでさっさと布団に入りたくなる。
さて湯たんぽはすべて漢字で書くと
湯湯婆となる。
おや、湯の字がふたつ、重なっているじゃあーりませんか!
そもそも湯婆で「たんぽ」と読んで「ゆたんぽ」の意味があるのだ。
なぜかこれにもう一つ「湯」の字を重ねて「ゆたんぽ」と呼んでいる。
不思議ですなあ。
「たんぽ」という音を聞いて
お湯を入れて使うから「ゆたんぽ」っていうことになったとか?

寒くてもコールスローサラダが好きだ。
刻んだキャベツをドレッシングで和えてなじませたサラダで
サクサクした歯触りと適度な汁気とキャベツのほのかな辛みがいい。
で、これはどういう意味かと調べてみたら
Coleslaw はオランダ語の cole キャベツ と sla サラダだった!
え、それじゃあナンですかい?
コールスローサラダって言うとキャベツサラダのサラダなワケだ。
でもこれ
正しくコールスローとだけ言ったら何やらオサレな感じがするが

私がキャベツと塩をなじませてもちっともオサレじゃない。

寒い日にはショウガをたっぷり入れた煮込みが旨い♪

ショウガは漢字では生姜だけど
生ショウガなんて言いませんかね?
生生姜って、なまなまですかい?
漢方生薬では生姜と乾姜とを薬効の違いで区別しているが
ヒネショウガと新ショウガを区別したのだろうか?
いやいや、普通は新ショウガは夏の一時期出回るものとして区別されるけど
それ以外は普通にショウガと呼んでいる。
これは「生姜」という文字を見て
「生」の字をわざわざ読んでしまったのじゃあるまいか。

よく見れば、ホンに言葉は面白い。
もうすぐ・もうすぐ暖かくなる北国の春でござる ♪

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