こぢんまり

図書館と博物館と雨上がりのポプラの匂いが好きです。 普段の生活の中の「で、ナンで?」と…

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図書館と博物館と雨上がりのポプラの匂いが好きです。 普段の生活の中の「で、ナンで?」と思ったことを、気のすむまで調べて書きたいとブログを始め、さらにそれをまとめたりしてここに載せています。

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ヨモギとトリカブトの見分け方

勉強 読書 おうみのひとさんにご紹介いただいた 「神さまたちの遊ぶ庭」宮下奈都 :著 光文社 を読んだ。 大変に良い随筆集だと思ったのと以前読んだ同著者の「羊と鋼の森」がこの時に書かれたことに改めて思い至り、道理で山の木々の描写が生き生きとしていて山の匂いがしたはずだと実感した のだが! ただ、どうしても見過ごせない間違いがあったので出版社にその旨メールしたのとともにここに書いておく。 人命にかかわる事なので。 「神さまたちの遊ぶ庭」は電子書籍Kinoppyで購入したのだが

    • クリスマスローズ?の続き

      はてさて庭にいた来歴不明の謎のクリスマスローズですよ。 一生懸命に記憶をたどると オキナグサ(翁草) という言葉が降りてきた ♪ オキナグサって確かこの花に似ていた感じがする… そして、ナンかこう、じいちゃんが鉢に植えていなかったっけ? で、数年前に邪魔になるから鉢はすべて庭に移したワケで…あれれれー? というワケで・改めて クリスマスローズとオキナグサについて調べた所 クリスマスローズ キンポウゲ科で学名はヘレボルス クリスマスローズの名称の由来となったのは晩秋から初冬に

      • クリスマスローズ?

        庭に見慣れない花が咲いていた。 ん?これは?ひょっとして? クリスマスローズ!? だよね!? で、お前はどこから来たの!? 植えた覚えないんですけど!? 姑に聞いたが覚えはないと言う。 そりゃそうだ、今年初めて見たんだから。 これは自然薯以来の謎ですな。 種がどこからか入ってきた? 鳥のフン?買ってきた腐葉土に混ざっていた?ワカラン。 さてそこで クリスマスローズとは? よそのお庭のを見かけたり、園芸コーナーにあるのを見たことはあった。 それでクリスマスローズっていうのか

        • forgive とforgetで仲直り

          言語 勉強 先日 forgive という単語を初めて(多分)見た。 はて?forget だったら「忘れる」だけど forgive ですか、知らないねえ… 手元の研究社リーダーズ英和辞典 第2版で引くといくつかある意味の中に for・give vt <人・罪を>許す、赦免する。大目に見る、勘弁する vi 容赦する、許す があって はて? give とは逆の意味ではないかしらん、と。 そういえば forget も get とは逆な気がするよ? どゆこと? そこで謎を解くカギは

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          日露戦争

          子育ての風景 勉強 自分もいい歳になってきて 気が付くと若い者に昔話をしていることがある。 半世紀以上前のことを思い出話にできる年齢になったのだ。 昨日はこれを書いたが そういえば自分も子どもの頃 はるばる訪ねてきた「おじじ」が 日露戦争のとき鉄砲の弾がかすった痕だと 子どもの自分に深くお辞儀をするように 禿げた頭のてっぺんを見せてくれたことがあった。 おじじの頭のてっぺんには 薄黒い楕円形の凹みがあって、何だか怖かったことを思えている。 日露戦争はもう120年以上前のこ

          桜田門外の変

          子育ての風景 勉強 父から「桜田門外の変」の話を聞いたことがある。 父が小学生のとき、学校にいたおじいさんの「小使いさん」が事件の様子を話してくれたそうだ。井伊直弼が駕籠から引きずり出され暗殺された場面を見たと。 もう、ひどいことになって、チャンバラなんてもんじゃなくて 何人もで取り囲んで引きずり出して刀で何度も― それはもう、「ひっとい」もんで… と言う父の顔はひどくゆがんでいた。 小学生の父は恐ろしい思いで聞いていたに違いない。 うちの父が大正2年生まれなのでその

          桜田門外の変

          本をしまう段ボール箱

          実用 床下に当面・当分・今後読まないであろう本を収納することにした。 折を見て旅に出すのでござる。 昔々何度か引越しに使った丈夫でたくさん入る段ボール箱があったのでみちみちと入れて封をしたところで重すぎることに薄々気づいていたが見ないふりをしていた現実をついに受け入れた自分はエライ(違 これだとナンとか運んで床下に降ろせても 持ち上げて取り出すのはターイヘンw この箱は文書用だとかで30㎏まで使えるという丈夫な段ボール箱で 昔はこれにびっしりと本を入れて自分で運んでいたので

          本をしまう段ボール箱

          呪いの実態

          小さな怪奇現象 人を呪わば穴二つ、と言うが それくらいに呪うと言うことは大変な罪で・罪には必ず報いがくるのだから 呪うなどということは軽々しく考えるものではない という戒めなのだろう。 「呪う」には二つの意味があって 一つは 「恨みのある人に禍があるようにと神仏に祈る」(広辞苑第二版補訂版) (こんなことを仏様に祈るモノだろか) もう一つは 「一般に、憎く思う者がよい運命をたどらぬように願う」(同上) どちらもかなり、くらーい・どろどろと・根に持つ感じがしますのう。 さてそ

          呪いの実態

          ヤドリギその2

          以前ヤドリギについて書いたが ヤドリギは木の葉が落ちた状態で気が付くことが多い。 それで、春の今、まだ木の葉が出る前にときょろきょろ歩くと ありましたな。 中央のもしゃもしゃした部分がそう。 で、こちらのもしゃもしゃは カラスの巣ですな。 はい、こちらはヤドリギ。 逆光じゃない状態で撮れるかな? 反対側へ廻って、アップにしてみた。 もっと大きく …花も実もわかりませぬなあ。 調べてみるとヤドリギの花は雌雄異株でとても小さく、2月、3月に咲いて 実は11月に付くの

          ヤドリギその2

          湯たんぽとコールスローと生ショウガ

          言語 寒い季節には湯たんぽがありがたい。 これを使い始めると 夜更かししないでさっさと布団に入りたくなる。 さて湯たんぽはすべて漢字で書くと 湯湯婆となる。 おや、湯の字がふたつ、重なっているじゃあーりませんか! そもそも湯婆で「たんぽ」と読んで「ゆたんぽ」の意味があるのだ。 なぜかこれにもう一つ「湯」の字を重ねて「ゆたんぽ」と呼んでいる。 不思議ですなあ。 「たんぽ」という音を聞いて お湯を入れて使うから「ゆたんぽ」っていうことになったとか? 寒くてもコールスローサラダ

          湯たんぽとコールスローと生ショウガ

          クロッカスを実生で、の続報

          昨年の夏にクロッカスのこぼれ種を拾って小さな鉢に植えた所 4月16日に出ましたよー ♪ 4粒植えて、今の所芽が2本出ましたな。 うんうん、庭のあちこちで見かけていた「芽」ですな。 今年も庭ではあちこちに出ていますな。 こちらはもう何年モノかごちゃまぜにw クロッカスは今年も盛大に咲いたが 適当に間引きしないとまた増えすぎる。 というワケで 今年も花が終わったあたりで飛び地のコロニーを除去しよう。 うんうん、管理者の勝手ですう。 さて、このクロッカスの芽は1年目でどれ

          クロッカスを実生で、の続報

          あの花はウメかサクラか北の春

          北国の春は忙しい。 関東地方ではウメとサクラの開花には2か月ほどの間があるのに ここ札幌では、ほぼ同時の開花となる。 さて遠くから花咲く樹木を見つけて、ウメかサクラかと近づいていくと 結構距離があるうちにどちらか判る。 ふんわりと咲いているのがサクラで きりっと咲いているのがウメだ。 サクラの花は一カ所から何本も花が咲いていて 何本もということは、花に柄がついているからで (これがサクランボの柄の部分であります) それが、ふわふわと風にそよぐ。 ウメの花は枝に直接花

          あの花はウメかサクラか北の春

          せんこう花火

          勉強 読書 子育ての風景 ふと、子どもの時に読んだ線香花火の文章を思い出した。 それは国語の教科書に載っていたもので、それがとても気に入って それから何年もの間季節になると線香花火を買い求め 季節が終わっても買える間は買い続けていた。 昔の花火は今のようにセット販売ではなかったから。 一度にたくさん買っておけばいいという考えはなぜか無かった。 あ、お金が無かっただけか。 教科書では線香花火を取り出して火をつけてから火玉がぽとりと落ちるまでが丹念に描かれていて、何と言うか、読

          せんこう花火

          ハキリバチ

          数年前の夏、花に水をやっていると 目の前を緑色のモノを抱えたハチがすいっと横切った。 すわ、カリバチか!? と思って見たが、ずんぐりしている上に ハチの身体と同じくらいの大きさの青虫を抱えている割には 飛び方が軽いんでないの? 抱えているのは青虫なの?それにしては長くないし、四角に見えるような。 で、そのハチが鉢植えの ジョウロウホトトギスの葉の下にもぐり込んで 葉が不規則に揺れているところを見ると、この下に巣があるのだろか? しばらくして、単身ぴゅーっと飛び去っていった

          ハキリバチ

          ファーブルのように

          もう20年以上前、駅へ急いでいると擁壁を歩いているハチを見かけた。 細長い体で自分よりも太くて長い青虫を抱えて運んでいる! これは!これはっ!ファーブル昆虫記で見たカリバチでわっ ♪ 思い切り興奮して擁壁のどこかにあるであろう巣まで見届けたかったのだが この時、駅へと急いでいたのである。 断腸の思いでっ!断念!!くっ!!! こういうことが2回ありましてな… その後今の家を建てて引越して程なく ナンと、庭先でこのカリバチに出会ったのであるっ!! 以前同様自分の身体よりも太くて長

          ファーブルのように

          顔より顔つき

          コミュニケーション 以前テレビを見ていたらCMでさわやかにビールを飲み干している人がいて おやナニやら見たことがあるような…と思ったら 一度ドラマで見た「臭ってきそうな」むさ苦しい人だと気付いて 「げ、あの人!?」愕然とした。 同じ俳優でも役柄が違うとまったく違う人に見えるのは 顔のツクリは同じでも顔つきがまるで変ってしまうから。 プロとは、すごいものだ…! 人の印象というのは・顔のツクリではなく 顔つきなんだなあ。 いやそれだけではない。表情、身のこなし、しゃべり方… こ

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