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大人が無垢の魂を見せる尊さ

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では
日高敏隆のチョウの道の発見の話に
チョウを追いかける3人のおっさんたちの奮闘に
自分も一緒に発見したかのようにぞくぞくと喜びがわいたことを書いたが
これもまた

と同じくいい大人たちが年齢も立場も関係なく知的好奇心と探求心の赴くままにチョウの道を求めて走り回るという大人がわちゃわちゃする話である。
で、ナンで
私はこういう話がたまらなく好きなのだろかと考え込んでしまった。
あ、そういえば「シン・ゴジラ」もそうだよなあ-
共通するのは
身分も立場も年齢もすっ飛ばして自分たちの知力を尽くす、ということだ。
逆に言えば
こういった状況というのはナカナカ無いもので
どちらを向いても・たとえ好きな事においてでも
大人の都合やしがらみが邪魔をしてくるものなのだ。
だから
ナカナカ無い・ほとんど望めないようなことを目にすると
その稀有な状況の希少価値が文字通り有難くて胸が一杯になって
言うなれば穢れの無い無垢な魂を感じてしまって
ああ、これは「かなし」という古語で表せるのではと。

性別も 身分も立場も なにせむに
集えるオタク いとど愛しき

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