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コバエが出たよ

実用
勉強

この頃コバエがふよふよするようになってきたので
以前、コバエと闘ったときのことをまとめてみた。 

ある年の春、鉢植えからコバエが出てきた。
調べてみると特に害はない、ということだったが
部屋の中をふよふよしていてうっとうしいので
ホームセンターに行ってコバエ取りを買ってきた

が、確かこれは以前使ったけど全然取れなかったのでは
と思ったら、やっぱり二日たっても一匹も取れないorz
ホントはこうしてふた付きで使うようになっていて

臭いで誘引することになってはいるのだが
コバエの種類によっては誘引されにくい場合も、と書いてある通り
全く誘引されている様子が無かったので折角の完熟バナナが腐りかけたような誘引剤の臭いも残念ながら効かなかったワケだ。
そこで
フタの部分を外して鉢植えに置いてみたら、見てる間に3匹取れた…

これならクサい誘引剤要らないでしょ。
「何気に止まったらくっついちゃった」という
物理戦法の方が有効だと思うぞ。
というワケで
次に買ってみたのがむき出しで使う「ハエ取り棒」というもの。

昔懐かしいハエ取りリボンの棒版だが、これも誘引剤付きなので、臭い。
さて戦果だが
粘着板の方には15匹・ハエ取り棒の方には5匹くっついていた。
(画像自粛)
これでふよふよしていたコバエは大体いなくなったようだ。

改めてコバエについて調べてみた所
コバエというのは小さいハエということで
実際日本でよく見かけるものは4種類いるという。

ウチの鉢植えから発生したのはその中のチビクロバネキノコバエのようだ。
誘引剤については
あまり有効成分を濃くすると却って外のコバエを誘引してしまうので
そうそう濃くできないそうで
確かに部屋に漂う完熟バナナが腐りかけたようなニオイに
よそのコバエが誘引されたら困るよなー、と思っていた。
果物の甘いニオイは台所に出てくる種類のコバエが大好きだと…
当たり前か。
駆除については
住宅内をふよふよしている成虫には意外なことに
電子蚊取り器が効くそうで。

ちなみに
「特に害はない」と書いたがポインセチアの根に食害が出るのだと
なるほどコバエが発生した鉢はポインセチアであった。
土の種類で言うと、腐葉土が一番発生しやすいということで
こちらもなるほど・腐葉土をたっぷり入れて植え替えたところであった。

次に殺虫剤を試してみることにした。
コバエには蚊取り線香でおなじみの
ピレスロイド系殺虫剤が有効ということで
要するに蚊取り線香を使えばいいわけだ。
で、火を使わないで・使用時間も自由になる電気蚊取り器を購入してみた。
ちなみに
電気蚊取り器を使ってみようと思ったのには費用の関係もある。
粘着式は、総じて「高い」。
シート式は名刺サイズが1枚で、粘着棒はストローサイズが4本で
どちらも400円以上する。
これで鉢のコバエをできるだけ取り尽くそうとしたら
一鉢にシート式を2枚、粘着棒は4本くらいは必要だと思う。
どちらも半分に切って使っても
月に一度は取り換えないと粘着力が落ちるから少々出費が気になる。
電気蚊取り器なら本来の蚊にも使えるし。
使い出して二日目からコバエは激減した。
一日に1,2匹必死の形相で飛んでいるのを見かけるくらい。
コバエの繁殖サイクルは数週間なので
電気蚊取り器を数週間使えば根絶できる。

まとめ
殺虫剤を使いたくない人には粘着式がおすすめ。
ただ、ひと月分400円以上と割高なのと
粘着板や粘着棒に粘着した夥しいコバエが目に入る。
あと、誘引剤の腐りかけのバナナのようなニオイがある。
しかも誘引剤に誘引されない種類のコバエもいるし
誘引剤で新たに誘引されてくるコバエもいるし。
コバエがたまたま粘着剤の付いているところにとまった場合にくっつくので
全てのコバエが取れるわけではないが・かなり少なくはできる。
それでも鉢に残った卵が孵化するのと
生き残ったコバエが鉢に産卵してしまうようで
毎朝鉢の土の上を元気にウロウロしている新人たち(おそらく)がいた。
コバエの繁殖サイクルは数週間である。
粘着式は多少のコバエがふよふよ飛ぶくらいは許せる人向けだと思う。
できるだけたくさん取りたいならワナの数を増やすというワケだ。
もし
粘着板・粘着棒に貼りついたコバエを見たくない・全滅させたい人には
電気蚊取り器が便利。
ニオイのないものを選べるし
薬剤が発散するのはスイッチが入っているときだけ。
薬剤も詰め替え用60日分で400円くらいで普通の蚊にも使える。
コバエの種類で習性は違うし対策は変わるが(面白いよ~ ♪
そんなもの調べたくない・見たくない人は電気蚊取り器一択では。
というわけで、自分が選択したのは電気蚊取り器なのであった。

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