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橋の上の落とし物?

ある夏の日に海にほど近い橋を渡っていると
足元に

作り物、じゃないよね?

ヒトデが橋に落ちている?って?
でもここはもうすぐ海という河口近くの橋で高さは水面から4mくらい。
それで波で打ち上がるもの?
歩いていくと今度は

白いのはスケール代わりの靴

サンマが海藻に絡まっている!?
誰か、落としました?
漁師さんがどこかに持っていく途中で?
でも、海藻に絡まってるっておかしくない…?
さらに歩いていくと

カジカだよね?

どゆこと!?
すると橋の柵に

アマモかな?

海藻が絡まっていて…ってことはやはり波で?
も一度言いますよ。
ここはもうすぐ海という河口近くの橋で高さは水面から4mくらい
それで波で海の生き物がこれだけ打ち上げられるなんて
と、海のパワーを知らされた場所となったのでござる。
ここは宮城県の渡波町にある万石橋で

伊達政宗が慶長遣欧使節を派遣するため、石巻の牡鹿半島月の浦から出帆した
サン・ファン・バウティスタ号関係の資料を見ようと歩いている所だったのでござる。
残念ながら
現在サン・ファン・バウティスタ号は老朽化のためもう見学できなくなっているのと
資料館のサンファン館はリニューアル工事の為閉館中だが
令和6年度中にリニューアルオープンの予定となっている

サン・ファン・バウティスタ号の代わりに後継船が展示されるという
って、今年か!
2014年に行ったときは勘違いして定休日に行ってしまい、見られず、その後2017年に行く機会が出来てさあ行こうと調べたときにはもう船は老朽化のため見学不可となっていたので、サンファン館だけ見学して船は遠目に眺めただけだったのである。
どうにも運命がつながらなかったような気持であったが
自分が元気であれば今度こそ行けるかも。
どうか世の中が落ち着いていますように。


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