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身体に良い

おばあちゃんが、ナンかお腹の調子がおかしいと言う。
それなら食べるのは刺激の少ないものにして様子を見ましょう
と言うと
ヘンだねえ、身体に良いモノ食べてるんだけど
ちゃんとホウレン草や切り干し食べてるのにねえ、と。
ははー
「身体に良いもの」は「身体に良い」と。
それで
お腹の調子がおかしい時には繊維分の多い物じゃなくて
でんぷん質を摂りましょう。
キノコや野菜類をたくさん食べると繊維が多すぎて
お腹に刺激が強すぎたりしますよ。
おばあちゃんの煮物はシイタケやヒジキやゴボウたっぷりなのだ。
すると
え!?身体に良いから食べなくちゃと思ってた!
牛乳も身体に良いからちゃんと飲まなくちゃと思ってた!と。
そこで
繊維分は便秘の人にはいいですが
私たちは違いますから、取り過ぎてもお腹に負担をかけるし
お腹の具合の良くない時には
刺激の少ないご飯ものや油の少ない麺類がいいですよ。
牛乳もちょっと休んで様子を見ましょう。
というワケで
おばあちゃんは好物の卵入りのお粥を作って食べて
数時間後にはお腹が落ち着いたと。
「身体に良い」と言ってもそれには理由があって
どういう状態の身体に、どういう風に良いのかを分かっていないと
却って身体に負担をかけてしまうことも。
野菜は身体に良い、と言っても
野菜だけたくさん食べればいいというモノではなく
適切な量を適切に・ちょうどいい具合に食べることが大事なのでござる。
運動も同じくほどほどに。
やればいいってもんじゃない。

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