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362/365. 劇団ふぁんハウス第44階公演「2人の夢」を観劇しました

さて、
先週末、土日両日とも都内まで出かけ、
心を、命を揺らすような舞台、そしてライブを楽しんできました。
どちらも私に取ってはずっと楽しみにしてきたことだっただけに、
終わってからの高揚感も半端なく、感想を書くにもなかなかこう自分の中で消化しきれず、ただただ余韻に浸っておりました。。
もうお腹いっぱいですー🍚😀
となりながら、どうにか数日かけて消化できてきたような気がするので、
拙い文章ではありますが、
感想を残していこうかと思います。


まずは土曜日、
東京港区にある麻布区民センターで行われた、
劇団ふぁんハウス
様の舞台、
「二人の夢」
を観劇しました。

ありました。
「劇団ふぁんハウス」と書かれた幟がセンターの入り口に。
こちらに来るのもどのくらいぶりでしょうか。
記憶が正しければ10年ぶりくらいだったかと。
やはりその時もふぁんハウス様の舞台でした。
視覚障害者向けのバリアフリーサポート、
音声ガイドを今回も利用して観劇することに。
こちらがガイドが流れてくるラジオ。
受付で貸し出ししていただきました←事前予約が必要です。
公演自体は金曜、土曜と二日間行われ、
この日が楽び。
多くのお客様がいらしていました。
今回の演目、
「2人の夢」
は、団長書き下ろしの新作。
東京にある?有料老人ホームと、
京都府綾部市にある小さな居酒屋、「門出」、
この二つの場所が舞台となっていました。
まったく別々に、何気なく生活を送っていたこの二つの場所に生きていた人々が、
ある1曲をきっかけに、
いくつもの奇跡を重ねて、
縁を結んでいく、もしくは結び直していく。
ある二人がそれぞれに抱いていた夢が、
いつしかそこに関わるすべての人にとっての夢へと膨らんでいく。
「生きる」とは、
「ご縁」とは、
「自分の夢」とは、、、
最後までどうなるの?どうなるの?
ストーリーの展開にドキドキしながら、笑いもあり、じんわりとくるところもあり、
考えさせられるところもありと、、、
様々な要素が詰まった物語。
終わった時にはほっこりと温かな気持ちになれる、
そしてまた明日から頑張ろうと思える、
とてもすてきな内容でした。
昨年の夏、
思わぬ形で関わらせていただいた演目、
「人生芸夢〰️夢の通り道」
は、芝居小屋が舞台だったということもあり、
劇中では歌やダンス、日本舞踊や殺陣と、
全体的に華やかな演出だったのに対して、
今回の演目はまさに何気ない日常を、
その中から生まれた小さな奇跡をまるで糸を紡ぐかのように描いていく、
つまりとても繊細な作品だったと思います。
セリフそのものもですが、そこに存在する間もまた物語の重要な要素になっている、
私の記憶のあるかぎりですが、
これまでのふぁんハウスのお芝居の中でも、
あまりなかったタイプの作品ではないかと。
構成もまた見せ方?というのでしょうか?も大変わかりやすく、おおっ?!と思わされる場面がいくつもありました。
またひとつふぁんハウスにとって、とても大切な味わい深い作品が誕生し、世に送り出されたこと。
そしてその瞬間に立ち会うことができたこと。
ただただ嬉しく、私もたくさん元気をいただきました。
またふぁんハウスの大きな特徴である、
ピアノによる生演奏。
今回はバイオリンとのコラボということで、
こちらもまた暖かく、懐かしく、、、
そっと芝居に寄りそっていて、思わずうっとり。

こちらはパーフレットとチケット。
本当にすてきな時間を共有させていただきました。
ありがとうございました。
またこちらの公演、
7月20、21日、
板橋区立文化会館にて再演がございます。
この記事を通してどれだけ魅力をお伝えすることができたかはわかりませんが、
少しでも気になられたという方がいらっしゃいましたら、
ぜひ劇団ホームページもございますので、
チェックしていただけたらと。

カーテンコール。
笑顔いっぱいの出演者の皆様。
二日間、本当にお疲れ様でした。
↑本日もここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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