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142/365 アラフィフおさなが見つけた「夢の通り道」 その1 答えは稽古場にある

あれから1週間がたちました。
本当早いですね。
先週の日曜日、
実に20年ぶりに
劇団ふぁんハウス
様の稽古場に行かせていただき、懐かしさと新しさが入り混じる中、とても楽しくまた貴重な時間を過ごさせていただきました。
そのせつは本当にありがとうございました。
現在来る7月15日、16日に板橋区民文化会館(東京都板橋区)にて行われます、
第43回公演、「人生芸夢(ゲイム)〰夢の通り道」


「に向けての稽古もいよいよ佳境に入ってきたというタイミングで、
私、松坂はこの演目の主題歌となっている「夢の通り道」、

の歌唱指導?をしてほしいということで、大変僭越ながら今回、歌唱してくださる劇団員の1人、
鈴木千秋
さんから声をかけていただき、娘たちと伺ってきたわけなのですが、
正直なところ、このお話をいただいた直後は物理的なこともありましたが、気持ちという点でもいろいろ悩みました。
特に目立った形で何らか活動しているわけでもない、のこしているわけでもない、今となってはしがないアラフィフおばちゃんがそんな指導をするなんていうのははっきりいってとんでもないとさえ思ったり。
仮に受けたとしても、20年前、自分がどういう気持ちでこの曲を書いたのか、
どんなことを演者の方に話していたのか、、、
そのあたりのこともすっかり忘れてしまっている上に、
それ以前に歌っていただく演者さんもその時とは違う方達だしと、、、
ひとまずこの曲の当時の音源データをまた別の劇団員さんから送っていただき、
聞き直してみるも、やはりそこに存在しているのはあくまで、20年前の面影のような。
「こんな曲書いてたんか?」という懐かしさの方が優ってしまう。
なんとなくそのときの記憶をなぞるのも何か違うのかなぁ?と。
そうかといって、じゃぁ、今の私が歌ってみたとして、それは結局のところ、作者としてというより、紗凪としての視点だったり、歌い方にしてもやはり私の色でしか表現することはできない。、
つまりどちらにも答えというか、そこに近づけようとしてもすべてが「主観的」になってしまい、違和感ばかりがうまれてしまうのです。
うーん、、、これはー、、、そういうこと、、、なのか?
けっきょくのところやはり実際に稽古場に行ってみないことにはいくら考えても本質的なことはわからないな、、、という結論に行き着いた私。
その物語、そして歌に触れてみてこそ、この楽曲の持つ意味というか、立ち位置というか、、、そういうことがわかるのではないかと。
そしてそこから何か感じたことがあれば、お伝えできることがあれば、お伝えしたいな。
それ以上に歌唱してくださる演者のお2人の(もちろん団員の皆さんの)思いをより深く聞いてみたいなと。
芝居もそうであると同様に音楽もまた、自然と捉え方にも変化が生まれ、
きっとそのときだからこその歌い方があるのではないか。
というわけで、
あまりこう準びてきなことをすることなく、ありのまま、そのままを受け止めようと、そしてみんなで作っていけばいいと思い、稽古場に向かったわけです。


↑これたぶん長くなってしまいそうなので、
続きはまた来週。
公演当日まで3週間ほどありますので、
こちらの記事も何回かに分けて書いていくことにしようかと思います。
よかったら合わせてお付き合いいただけますとうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
そして、
公演に先立ちまして、
6月20日にこちらの楽曲、cdが通販にて発売されました。
公演まえにこの曲をお聞きになって、イメージを膨らませていただくのもよし、
逆に実際に公演をご覧いただいたのち、記念として、
ぜひお手元にお迎えいただけたらと。
詳しくはこちら↓も

本日もここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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