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【三か所で出火!?およそ2時間後に停電解除@15日夕のPham Viet Chanh】

昨日5時ごろ、Pham Viet Chanhのサービスアパートメントでパソコン作業をしていると。
ラップトップにつないでいるディスプレイに電光が走り、パンと音を立てて画面が消えた。
「きゃっ」
声を上げると、外のPham Viet Chanhからも「きゃー」と悲鳴が聞こえる。

なぜ、私のパソコンがダウンして、外から悲鳴が聞こえるのだ?
付けていたテレビもエアコンも消えていたので、ああ、停電かーと。

しばらくすると階段を上がってくる足音に続いて、ドアをけたたましくノックする音!
ウチのサービスアパートの全部の部屋のドアを激しく叩いています。

「え?何?逃げろ?ってこと?」

窓からPham Viet Chanh通りを覗くと、すぐ下のカフェの電気は消えていて、あたりが騒然としています。
前の大木の街路樹の間に、炎が!
まもなく消火活動が始まり、すぐに鎮火しましたが、当たりには煙が。
(写真上)

煙が収まった頃、フォー屋さんの前にご近所の方の姿が見えたので、モバイル通信に切り替えてMessengerで電話。
「○○さーん!」
と窓から顔を出して呼ぶと、気づいてくれました。
私のところからは大木の枝が邪魔をして良く見えませんが、
どうやら電線が集結している電圧ボックスのようなところから出火したらしい。

すぐに身支度を整え(と言ってもそれからお風呂に入ってお化粧してw)
外に出ると、早々に修繕が始まっているようで。

お近くの「神戸焼きそば」の店長さんがいらしたので裏ビッチャンの様子を聞くと、
「裏ビッチャンも停電してる。電圧ボックスから火が出て、【蔵 KURA】さん(ウチの店)の前の木を切ってるよ」
と言われて、慌てて店に行く。

話によるとどうやら三か所の電圧ボックスが同時に出火したそうで。
電線に覆いかぶさっている飛び火しそうな木の枝を切っているようです。
今さらながら、大体、この電線、どこから見ても誰が見ても、危険極まりないです。

サービスアパートを出るときには上の階の人が「8時」と話していたのが、
「神戸焼きそば」の店長さんの話では7時ごろ復旧するらしいとのとこと。

それまで暑いし、どこかでビールでもと思っても、表も裏も右ビッチャンもすべて停電しています。

左ビッチャンはどうだろうと見回りに。

「BARRIO」さんも停電、「あおやま」さんも停電。
ずっと回って「SAKUSAKU」さんまで行くと電気が点いていて、すでに一陣のお客様が和やかに食事をしていらっしゃる。
そこで一旦、外からWifiをお借りしてLINEとZaloを確認。
幸い、7時に約束していた人は遅れますとの連絡が。

戻って「おまかせ鮨 絆」さんも停電で、予約のお客様が外で屯していらっしゃいました。
「6時半ごろ、復旧するそうですよ」
だんだんと復旧時間が早まっています。

表ビッチャンもすべて停電でしたが。

※ミニストップも真っ暗!

団地の方は問題なく電気が点いていました。このエリアは違う電気回線なのですね。

ぐるっと界隈を回って、店に戻りました。

※なぜかお隣の家はウチが停電でも、いつも電気が煌々と点いています。
ここも回線が違うのですね。

前回1月に点かなかった蝋燭の芯を出しておくのを忘れていたことを、思い出す。
エアコンは店の扉を開け放したら、案外涼しいことを発見。
こういう時のために、電池式のライトや扇風機を用意しておくべきだなと、
毎回同じことを思いつつ、事が収まるとすぐに忘れてしまうことを反省…
しているときに「ワーーー」と外から歓声が聞こえ、電気が復旧したことに気づきました。
6時39分。

今回の停電は1時間と40~50分ほど。
広範囲にわたり、時間も長かったですね。

復旧したらしたで、日本だったら何か対策を!と誰もがすぐに動き出すのですが。
ベトナムは「あるあるー」と、何事もなかったかのように元の生活に戻ってゆくのでした。

※停電している裏ビッチャンの夕日。

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