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生態系を重視した社会経済システムと新たなコミュニティ

今回は新しいコミュニティを作る上で重要になる生態系を重視した社会経済システムと新たなコミュニティについての話をしたいと思います。

まず大前提として自然界においては言語で規定されたルールというものはありません 。
自然界は食物連鎖と自然淘汰を繰り返しながらエネルギーを循環させることにより一つの生態系として成り立っています 。
また生態系を維持しなかった仕組みは、うまく循環することができず持続できないということをこれまでの人間の歴史が教えてくれました。 
このような素晴らしい生態系の仕組みを意識的に取り入れることで 非常に理にかなった生態系としてのコミュニティが作れるのではないかと考えています。

この生態系を抽象化し本質的に重要な部分を取り出して考えてみましょう


自然発生的にアップデートされる秩序

勝手にコミュニティ内のルールや法律それに準ずるものが自然発生的に形成されていく、雲が雨となって地上に降り注ぐような生態系としての秩序を産むための仕組み
現在国や社会の秩序を維持している法律とは低次元の言語の組み合わせにより人を裁くためのものであって、生態系に則ったルールを守らせるものではない。
ルールを守るという点においては人間は六法全書を全て読む必要はなく
ルールの中で生きていくことができているのであれば、我々は法律という言語で規定されたもの以外で規定される、一つ一つのコミュニティにとって、より良いルールを個別最適化させたシステムの中で生きるという選択もありではないでしょうか。

信用やトークンの循環構造

自然界における食物連鎖の輪廻のような循環システムを、コミュニティ内部の実生活や経済活動に紐づけて、信用や評価に紐付いたトークンが常に流れるような環境を作る。


例えば自発的にコミュニティ内のゴミを収集し処理した場合に、こちらも自発的にコミュニティ内の共通の価値となるものを与える。
ここでの共通の価値とは評価かもしれないしトークンなのかもしれない。

選択肢を増やす際の閾値を下げるような共通情報

例えば新たな決断をする場合や 人生における生き方を変えるような選択をする場合に、これまで積み上げてきた情報や今なお進化し続ける情報というものを誰もが享受できるような形にし、誰もが生き方の変更を容易に行えるようなオープンソースの情報を常に共有し進化させて行く。

専門学校に通わなければならなかったり何年間も修行しなければなれないような職業に、我々が積み上げた 英知を結集させることでこれまでの時代のどの時代よりも早くその職業での戦力となり得るような情報を揃える。

まとめ

以上のように生態系を意識しコミュニティを作ることはコミュニティを作る際に大前提となってくると思われます。 
これらはコミュニティとしての国や地域という枠組みでも共通の認識で語るべきだと思われますが、大きな枠組みの中ではこのような思想というのを受け入れる土壌がなく民間レベルで実践していく方法でしか検証の仕方はないと思っています。

これまであげた項目はあくまで 必要最低限の項目です 。
これらの項目を取り入れることでコミュニティを形成すれば、国や地域や人種と言った大きな枠組みを突破できると考えています。
つまり場所や言語に依存しないコミュニティの形成が可能になってきました。

今このような生態系を用いたコミュニティを作るとするのならば、約150人ほどの一つのコミュニティが、様々な特徴のあるコミュニティと繋がって、
世界中で相互作用を持つ動的なネットワークを形成し生態系を作っていく。
そんなコミュニティの生態系ができると良いなと思います。

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