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#189「自分の頭で考えて動く部下の育て方」

社員教育には、苦労していますか??

私は、常に、
どうしたら、自発的に働いてくれるのだろうか??
と、研究しております。

ということで、本書を読んでみることにしました。

自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司1年生の教科書/篠原信氏

篠原信氏の経歴をAmazonより、確認すると。

国立研究開発法人「農業・食品産業技術総合研究機構」上級研究員。「有機質肥料活用型養液栽培研究会」会長。京都大学農学部卒。農学博士。

Amazon

とすごい経歴が目に留まります。また、本書では、何も出来ない自分が、上司に恵まれたおかげで、受け身社員が一人もいないとのことでした。
さて、本書より気になったポイントを紹介させて頂きます。

◆ 自分の才能に自信があり、自発的に物事を考える人間ほど、事細かに指示をされることが嫌いだ。

◆ 自分を信頼し、自分を厚遇してくれた人には、なんとしても応えたい。人間心理には、そうしたものがあるらしい。人を信じることの力というのは、大変なものがあるように思う。

◆ 大切なのは、部下の高い能力を認め、伸ばしてやること。パフォーマンスを向上させるほど嬉しくなるような「場」を整えることなのだ。

◆指示を求められた時に、「どうしたらいいと思います」と反問するのが常。

◆ 自分の頭で考えて失敗するリスクを採った勇気をたたえること。

◆ 「できない」を「できる」に変える快感をできる限り促せば、人間はどんどん学びたくなるし、働きたくなる。

◆「何か気づいたことない?」「何か思いつかなかった?」と聞き方を工夫すると、言葉を引き出すハードルを下げることができる。

◆ 「ここのところ、上手にやったね」と、”工夫や努力、苦労”をほめる。

◆ その人がその時どんな工夫をしたか、どんな苦労をしたのか、それをどうやって乗り越えたのか、その工夫や努力を面白がったり、驚嘆したりする。

◆ 「あなたのここが素晴らしい、でもここが惜しい」
 「あなたを見ていると悔しい、本当に悔しいです」
 「こんなにいいところがあるのに、これがこんなことになるなんて、本当に悔しいね」 

自分の頭で考える社員を育てるには、
指示するのではなく、質問する。

このことを聞いた時、ドキッとしました。
ついつい事細かく指示をしていた自分にとても反省させられました。

部下の仕事がうまくいくように、指示をするのではなく、
質問できるように、これから話したい気持ちをグッと堪えて、質問してます。

誰もが、指示されるより、伸び伸び仕事したいですよね。
受け身の部下に囲まれていれば、本書はとってもお役立ちの本書となるはず!

最後まで、ご覧くださり、ありがとうございます。


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