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「服ができるまで」ができるまで

通年講座「服ができるまで」。

表参道のスパイラルルームでおこなっている、産地の学校の単発プログラムです。

春・夏・秋・冬の季節ごとのアイテムを、産地と深い関わりを持ちながらつくるブランドへお越しいただき「服ができるまで」の生産背景を紐解きます。

東京校や遠州校などの通常プログラムは、数ヶ月に渡り開催されています。土・日開催が主なため、お仕事やご家庭の都合で参加が難しいというお声を多くいただいていました。

また、「繊維産地」までは思い浮かばなくても「服の生産背景」が気になっている方は、アパレル業界内に限らず多くいらっしゃるのではないかと思っていました。(もちろん、知らなくてもいいことでもあります。)

普段、産地の学校を気にかけていただいてる方や、服が好きで生産背景が気になる方に、気軽に講義に参加いただける機会をお届けできないかという思いがうまれました。そして、この企画ができました。

繊維産地と深い関係を築きものづくりをされている4つのゲストブランドさんと、場を提供していただいているスパイラルさんのご協力のおかげで企画は実現し、講座がスタートしました。

どなたに講師をお願いするのか、どんなアイテムを紹介していただくか、そこが一番難しく、なかなか決まりませんでした。

そんな中、初回である春の回に講師をお願いしたのは、hatsutokiの村田さん。hatsutokiは播州産地である、兵庫県西脇市を拠点にするブランドです。

夏の回に講師をお願いしたのは、EIJIのディレクターの三木さんです。大阪にある縫製工場、三恵メリヤスのTシャツブランドです。

それぞれの回のお話一つ一つがとても貴重で面白く、勉強にもなります。
また、産地や立場が異なる講師の方々の視点、考えを聞くことで「服ができるまで」の道のりはそれぞれだ、と改めて感じさせられます。

あっという間に半分が終わった通年講座。
講座は、秋の回(8月30日)・冬の回(11月15日)と続きます。
KNITOLOGYblanketにお越しいただきます。

各回、事務局も楽しみにしています。



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