アメリカンフットボールの最高峰プロリーグＮＦＬの第６週が終わりました。今まで混戦状態だったＮＦＬ。第６週でプレーオフへの進出争いから脱落するチームも出てきそうです。
注目のカードが６試合もあった見どころたっぷりのｗｅｅｋ６。結果を見ていきましょう。
いつもの通り情報源は、ベースボールマガジン社発行「ＮＦＬ２０２２カラー写真名鑑」、日テレＧ＋の「ＮＦＬ中継」、日本テレビのオードリーによる「ＮＦＬ倶楽部」、「ＮＦＬ　ＪＡＰＡＮ」のホームページからです。

まずは注目カードの結果から。
①　〇ジェッツ２７－１０パッカーズ✕
なかなか波に乗り切れないパッカーズ。ジェッツに圧勝して本来の調子を取り戻してほしかったですが、まさかの完敗です。ジェッツはこの勝利でAFC東地区でビルズに次ぐ２位になりました。ビルズは地区優勝を狙うどころのチームではありません。ジェッツの地区優勝はなかなか難しいでしょうから、勝率を上げてプレイオフで優位な対戦カードになるように勝利を積み重ねましょう。

②　✕ジャガーズ２７－３４コルツ〇
AFC南地区の同地区対決。オフェンス力の強いジャガーズが勝つと予想しましたが、それ以上にジャガーズのディフェンスに問題ありでした。でもAFC南地区はまだどうなるかわかりません。タイタンズ、コルツ、ジェッツの団子状態が最後まで続きそうです。

③　〇バイキングス２４－１６ドルフィンズ✕
ドルフィンズはここまでのチームで終わってしまうのでしょうか？優勝候補のビルズに勝利したときは、今年のドルフィンズはひょっとすると剛腕QB率いるダン・マリーノ以来の快進撃かと思いましたが、少し寂しいです。一方のバイキングス。今年こそと毎年思わせながら、結局パッカーズに地区優勝を持っていかれ、プレイオフに進出しても初戦敗退が目立ちます。現在NFC北地区で首位を走るバイキングス。今年こそは今までと違い勝負強いチームになってほしいです。

④　✕レイブンス２０－２４ジャイアンツ〇
レイブンスのQBラマー・ジャクソンが超スーパースター選手になれない理由が、こういう試合で勝てないことなのかもしれません。相手がビルズやチーフスクラスならば仕方がありませんが、ジャイアンツのような相手にはしっかりと勝ち切ってほしいです。

⑤　〇ビルズ２４－２０チーフス✕
優勝候補同士の一戦。思った以上にロースコアでした。お互い３０点以上取るかと思いましたが、なかなか渋いスコアとなりました。どんな試合展開でもしっかりと勝ち切るビルズはやはり強いです。

⑥　✕カウボーイズ１７－２６イーグルス〇
唯一の勝ちっぱなしのチームであるイーグルスが、同地区のライバルであるカウボーイズにも勝ちました。これで開幕６連勝。NFC東地区は、１位イーグルスが無敗、２位ジャイアンツが１敗、３位カウボーイズが２敗と高いレベルでの優勝争いが続いています。

注目カードはこのような結果となりました。いくら予想してもその予想を大きく覆してくれるNFL。やっぱり面白いスポーツです。
今週末は第７週が行われます。引き続きの熱戦を期待します。