人生は(ちょっと悲しい)ギャグマンガなのだ
昨日はじめてタモリさんの赤塚不二夫さん葬儀での弔辞を聞きました。とても感動的で有名な弔辞なのですね。私はテレビを見ない生活をして30年ぐらいになりますが、芸能人などにもうとく、今までまったく知らなかったのです。
この弔辞の中から気づくことは多く、昨日は何度も聞いてしまいました!
その人に必要なメッセージは最善のタイミングで訪れるのだと思います。この弔辞は、人から何気なく聞いて、なぜかよくわかりませんが気になり、今こうして聞くときがやってきたのです。
赤塚不二夫さんの優しさや反骨精神も知ることができましたが、タモリさんはこのようなことも言っていました。
すべての出来事、存在をあるがままに前向きに肯定し、受け入れること。
「愛」は「受け入れる心」と書きますが、漢字というのもよくできているものだなぁと思います😊
この文章は書店の方が書いたのかな?
「人生は(ちょっと悲しい)ギャグマンガなのだ。泣ける喜劇だ。笑える悲劇、じゃあ絶対ない」…うん、ね、そうだね。私もそう思うよ。
ねぇ、お笑いといえばチャップリンやバスター・キートンのドタバタ劇があるけれど、人生ってドタバタ劇だよね。笑ったり怒ったり悲しんだり。それをね、近視眼的に近くに寄ってばかりいたら、悲しくて辛いことなんていっぱいあるから、そこにどっぷり浸かって悲劇になっちゃうんだ。
だけど「これでいいのだ」って、軽~くなっていったらカメラはぐぐーっと引いていってね、しかめっ面なんて表情はわからなくなって、わいわい楽しんだりどんより沈んだりウットリしたり、バタバタ動き回る喜劇になるよね。
少しお笑いに興味が出たので、タモリさんの動画をYoutubeでいくつか見てみました(私が生まれる前のライブも見れたりするから楽しい時代ですね♪)
タモリさんもすごい人でした!
中世ドイツの神秘思想家エックハルトは「人間を偉大という街に運ぶラクダは、苦悩という名前を持っている」ということ言っていますが、タモリさんも赤塚不二夫さんも人間の苦悩を深く見つめた方だから…笑って生きるんだね。
あとタモリさんはこんなことも。
弔辞を教えてくれた人は「ありがとうは言わなくていい」という人なのですが、タモリさんに似た気持ちもあるのかな?
私は、ありがとうのある世界が好きだから言うけれどね😊
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