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POG下手な自分が日刊競馬POG19-20で指名した馬10頭

競馬専門紙の日刊競馬さんが毎年開催しているPOG。

ルールとしては4月末から新馬戦がスタートする週の木曜日(今年は5月30日)の15時までに全馬指名することが参加条件になります。

すなわち、締切に間に合わなかった場合の途中参加はできません。

ポイント

・本賞金の10000分の1が獲得ポイント

・対象はJRAで行われるレースのみで地方交流重賞は含まれない

・10頭の中から看板馬を1頭指名する、看板馬が勝つと1勝につき1000ポイントのボーナス

・ビンゴ賞とWビンゴ賞があり、指名馬全馬1勝すると10000ポイント・2勝するとさらに10000ポイントのボーナス

・1週間に1回コメントを更新すると50ポイントのボーナス

・ミーハー値(指名者数)が設定されており、10頭のミーハー値合計が1000以下の参加者限定のランキングにも商品がある。

ざっとこんな感じでしょうか。

地方交流重賞は対象外なのでダート馬には厳しいPOGになります。

今回はミーハー値1000以下のランキングを狙うために人気どころの馬は総じてスルーをしています。(1番人気のリアアメリアやプルトガングだと1頭でミーハー値1000を超えます)

指名馬

ダノンアレー 牡 (看板馬) ミーハー値68

父ディープインパクト 母シスタリーラヴ 矢野牧場 ダノックス 栗・安田隆厩舎

ダノンがセレクトセールで1億で購入した非ノーザン産のディープインパクト産駒。

先日のダービー2着馬・ダノンキングリー同様セレクトセールで購入→そのままノーザンファームで育成というパターン。(毛本の安田隆行厩舎の記事に掲載)

矢野牧場もショウナンマイティやアローキャリー、最近だとゴーフォザサミットを輩出する日高の強豪牧場でこの馬でダノンキングリーのリベンジ・・・してくれたらいいですね。


ブレッシングレイン 牡 ミーハー値144

父ディープインパクト 母レインデート チャンピオンズファーム 美・木村哲厩舎 キャロット

去年のセレクトセール1歳でノーザンファームが落札してキャロットで募集をかけたディープインパクト産駒。

セレクトセールで他牧場のディープをノーザンが購入→クラブで募集はディープブリランテでダービーを勝った実績があり。キャロットでも北海道2歳優駿を勝ってUAEダービーで2着になったエピカリスがセレクト購入の他牧場産なので活躍する下地はできていると思います。

個人的に木村哲也厩舎はあまり相性が良くないのでその点で看板馬にはしませんでした・・・。

レッドラトゥール 牡 ミーハー値27

父ディープインパクト 母ディエンティ 社台牧場 栗・庄野厩舎 東京HR

これも非社台産ディープのノーザン育成馬。

といっても社台グループの父・吉田善哉氏のお父さんの吉田善助氏が作られた社台牧場の生産馬なので全く無関係というわけではありませんが、現在は従業員5人ほどの小規模な牧場ですし主な活躍馬もユウトウセイやダービーレグノと社台グループとは無関係の馬です。

ここに何頭か東サラ&山本英俊氏関連の繁殖を預託しているようで今年の2歳だとレッドラトゥールと母リュズキナの父ディープ母父Storm Cat2頭が募集される予定だったそうですが、母リュズキナの方は片目を失明していてJRAの規定では競走馬として登録できないため山本英俊氏名義でフランスへ渡ることに。この馬には母リュズキナの分まで期待が乗っているかもしれません。

春前に調教中の放馬で外傷を負う頓挫があったものの今週庄野厩舎に入厩、頓挫の分マークが薄くなってこのミーハー値でしょうか。

エカテリンブルク 牡 ミーハー値178

父ブラックタイド 母ファイナルスコア ノーザンファーム 栗・友道厩舎 吉田勝己?

結果的にはこの馬が今回の指名馬の中では1番ミーハー値が高いことになります。姉の初仔・ノーブルスコア同様セレクトセールで1億5000万前後で落札。

ノーブルスコアは紅梅S・エルフィンS・チューリップ賞と3戦続けて3着になるなどイマイチ弾けきりませんでしたがPOG期間中に3000万ほど稼ぎなかなかの活躍をしました。初仔の牝馬がそこそこ活躍→2番仔の牡馬ですしキタサンブラックが活躍してブラックタイドの種付け数や繁殖の質が上がった世代です。

セレクトセールで購入したKTレーシング(黒川哲美氏)が本業の方でやらかしてしまい馬主業を撤退したため吉田勝己氏の自己所有という形になる・・・という人間面での頓挫がありましたが馬は順調そのものですでにゲート試験もクリア済み。前シーズンでノーブルスコアを指名していた身としてはもう1年追いかけてみようかなと。

ソードライン 牡 ミーハー値59

父ジャスタウェイ 母メジロジェニファー レイクヴィラファーム 美・堀厩舎 金子真人HD

勝ち上がり率の高い堀厩舎×金子真人氏のコンビで去年金子氏がセレクトセールで購入してデビューしたレイクヴィラファーム産の2頭も共に新馬勝ち。(なお期間中はどちらもその1勝のみでしたが・・・)

POG取材NGの堀厩舎のため情報はほぼ出ませんが空港育成で赤本に掲載されていた馬体の写真も良くデビューできれば少なくとも1つは勝ってくれると思います。

カフェキング 牡 ミーハー値14

父キングカメハメハ 母エアマグダラ 社台ファーム 美・堀厩舎 西川光一

2歳時にOP特別時代のホープフルSを勝ち去年の函館記念も勝ったエアアンセムの半弟。

母~祖母エアデジャヴーの流れでエアの冠名のラッキーフィールドが所有していましたが、この馬はセレクトセールに上場されて1億でカフェの西川光一氏が落札。西川氏×堀厩舎は阪神牝馬Sを勝ったカフェブリリアントと3歳馬で新馬・特別を連勝した○外カフェクラウンの2頭でコンビを組んでおり好相性と言えそうです。

丸ごとPOGの吉田照哉氏と息子の哲哉氏のインタビューでも「早くて秋だと思うけどいい馬」として名前が上がっていました。今まで連産されてきた中で1年の空胎明けで牡馬となると少し期待してしまいます。

ちなみにこの堀厩舎の2頭、日刊競馬HP内の「POG放談」というコーナーで名前が出ていた2頭ですがミーハー値が高くなかったのでそのまま丸乗っかりで指名させていただきました(笑)

エターナルバディ 牡 ミーハー値8

父エピファネイア 母マンドゥラ ノーザンファーム 栗・武幸四郎厩舎 キーファーズ

上で挙げた堀厩舎×金子真人氏のコンビで2勝した3歳馬ブーザーの半弟。

産駒の評判がいい社台繋養の新種牡馬エピファネイア産駒ですでに入厩済みとあればデビュー時期によっては速攻系として楽しめる存在になるのではないでしょうか。

なにより、武幸四郎厩舎のキーファーズでこの馬名です。武豊騎手を乗せて活躍したら画になるでしょう(笑)ミーハー値8ですがある意味ミーハー指名です。

ダーヌビウス 牝 ミーハー値76

父キングカメハメハ 母ドナウブルー ノーザンファーム 栗・石坂正厩舎 サンデーレーシング

半兄にダートでOPまで上がったものの先日不慮の事態で亡くなったイシュトヴァーン、半姉にデイリー杯2歳S5着・チューリップ賞4着のドナウデルタ。上2頭はキンカメの子が付けられていましたがダーヌビウスはキンカメそのものを配合。

上2頭がそれなりに走る上に丸ごとPOGの吉田勝己氏へのインタビューでもキンカメ牝馬でほぼ1番手扱いとなるとそれなりの期待感はあります。産地馬体検査を通過済みで早ければ夏の北海道シリーズでデビューさせるのでは?と言われていますね。

モノポリーアイズ 牝 ミーハー値19

父Le Harve 母エメラルドスター 社台ファーム 美・武井厩舎 吉田照哉(社台オーナーズ)

今年のフィリーズレビューを勝ったプールヴィルと同じ社台オーナーズによるLe Harve牝馬の持込馬。

武井調教師のコメントいわく「デビューは早くないけど、プールヴィルの調教をつけていた育成の方が感触が似ていると言っている」と悩むコメント。

庄野厩舎→武井厩舎という点が少し不安ですが、○外の扱いに長けている武井厩舎ですし嫁の吉田千津氏所有のモルトアレグロで阪神JF5着・紅梅S勝ちの実績があるのでそこに懸けて二匹目のドジョウを狙いに行きました。すでに入厩済みでゲート試験合格をまずは目指すそうです。

カペラ 牝 ミーハー値5

父オルフェーヴル 母ヨゾラニネガイヲ ノーザンファーム 栗・中内田厩舎 R.アンダーソン

初年度はラッキーライラックにエポカドーロと大当たりだったものの2年目は期間内重賞勝ち馬0に終わったせいか一気に人気が急落したオルフェーヴルの3年目。それでも、きさらぎ賞2着のタガノディアマンテやプリンシパルS2着のエングレーバーがいるので全くバットに当たっていないわけでは無いとは思いますが・・・。

カペラは2017年のファンタジーSを勝ったベルーガと同じ中内田厩舎×R.アンダーソンのセレクト購入馬で血統もラッキーライラックと同じフォーティナイナー&ボールドルーラー×プリンスキロ持ち。母がミッキーアイルの半姉でハマれば重賞級のスピードのある馬になると思っています。

リアアメリアに隠れて中内田厩舎でもミーハー値が低いのでかっ飛ばしてくれたら嬉しいですね。


以上10頭は日刊競馬POG2019-2020で指名した馬たちになります。今後他に参戦したPOGの指名馬も時間があるときに書いていければと思います。

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