はじめまして、ばび（＠sanf0pypy）と申します。

普段は静岡で活動しています。特にチームにも所属しておらず、特に大型大会などでの実績もないモブプレイヤーです。

今回11月10日に開催されたシティリーグシーズン1柏にて使用しベスト8になった、ツボツボ入りルカメタLOデッキについてを中心に今後に向けて大会の反省などをまとめる意を込めてせっかくなので記事にしようと思い今回初投稿させていただきます。

全文無料で読めますので、LOやコントロール系デッキに興味のある方や残りのシティリーグやジム、トレリ、自主大会で使用するデッキに困ってる方など少しでも参考になれば嬉しいです。逆にこの手のデッキを使い慣れてたりする方にはあまり参考にならないかもしれないのでその点はご了承ください。

文章能力に欠けているので文字数ばかり多くダラダラと長くて読みにくい点が多いと思いますが最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

有料記事のお金ってどうやって入るんだろうと少し興味があるので一応投銭システムっぽい形式にしておきますので、当日枠抽選３回落ちた私に何度も遠征お疲れ様的な気前の良い仏様のような方がいらっしゃいましたらめっちゃ喜びます。

1.デッキ選択と経緯

まず冒頭でも述べた通り自分は今回シティリーグの抽選に落ちてしまい、当日枠じんかけ抽選ツアーをしなければならなくなりました。そのため、参加するピンポイントの時期に合わせて集中して練習をするのが難しかったのでいつ参加してもある程度の勝率が見込めるデッキにしたいなと考えていました。また自分は９月のCL東京で予選完走していたのでCL愛知の優先権は持っていたので少しでもポイントを多く取れればと思っていました。

１０月のシティリーグではラフレシアとドンガラスが刺さってると思いそのデッキを握る予定でしたが、落選祭りでメンタルが崩壊しかけていました。

そして１１月の３連休を終え、その時点でのシティリーグの環境を自分なりに整理したところ

・オーロット＆ヨノワール系統（以下オノヨロ）
→カラマネロ型、ひかるミュウ型
・レシラム＆リザードン（以下レシリザ）
・アルセウス＆ディアルガ＆パルキア系統（以下三神）
→ケルディオ、シルヴァディ、ミカルゲ
・ミュウツー＆ミュウ（以下ミュウミュウ）系統
→GOD、レッド
・ルカリオ＆メルメタル（以下ルカメタ）
・ゴルーグ+ヤレユータン+ゼブライカ
・ゾロアーク系統
・ピカチュウ＆ゼクロム（以下ピカゼク）
+ジラーチサンダー（以下ジラサン)
・LOその他コントロール

上記のデッキタイプとはどのタイミングで参加しても当たる回数が多いだろうと予想しました。

また予想外のデッキを踏む可能性まで考えるとやはり対応力が高いデッキにしたいなと思いました。

その条件を個人的に満たしているなと思ったのが超越ギミック搭載型ルガゾロとメルカリフーパLOの2択になりました。どちらも上記のデッキタイプにある程度の勝率は見込めると思ったのと同時に自分はHANDやコントロール系のデッキタイプが得意とは自信を持って言えませんが過去に使い慣れていたので直前の練習量が足りない部分も練度でカバーできると思い普通に殴り合うよりその路線で行こうと思いました。またゾロアークは地雷デッキを踏んだ時の対応力もあるので個人的には握り得だなと思っていました。

悩みに悩んだ結果、雑にパワーで押し切られる可能性があるゾロアークより、フーパやLO対策の札を入れてない相手にはイージーウィンできる可能性のあるメルカリフーパLOを選択しました。

そして大会に参加した前日、偶然仕事が早く片付いたので静岡の仲の良い知り合いたちの練習に混ぜてもらい持ち込むLOデッキを回していたところ、その日のシティリーグの結果が入ってきました。

そこでは三神ミカルゲが大暴れしていることがわかりました。

有名プレイヤーがnoteを公開したこともありギミックは覚えとこうと思い自分も購入して回していたのでその強さはわかってはいましたが、こんなにも持ち込む人が多いとは思いませんでした。実際、自分も少しいじった形で持ち込もうかと思ったくらい強いデッキです。LO側からしても個人的には三神ミカルゲ戦は遅れると押し切られるので母数が多いなら何か対策は入れないとまずいなと思い前日の夜みんなでご飯を食べながら一人考え、何とか日付が変わるまでに思いつきカードも用意できたので三神ミカルゲやLOが苦手なデッキにも勝てるデッキが完成しました。

2.当日使用したデッキレシピと解説

基本は世に出回ってるレシピと近いと思います。しかし握ったことがある人ならわかると思いますが、このデッキタイプは同じカードが１枚多いか少ないか、また採用するかしないかだけでデッキががらりと変わります。その点も踏まえて一部説明が雑な部分もありますが、あくまで個人の意見と使用感ですが１枚ずつ解説したいと思います。

ポケモン　10

・フーパ　４枚

デッキの主軸①言わずと知れた最強のカード。４枚採用しない理由がありません。これ１枚で勝てる試合もあります。この度レギュ落ちでサヨナラですが、時に苦しめられ時に助けられた友。今までありがとう。

・ルカリオ＆メルメタルGX　2枚

デッキの主軸②最近は１枚のみの採用レシピが多いですが、自分は追加効果ありフルメタルウォールの評価がかなり高いのと、フーパをワンパンしてくるポケモンに対してルカメタでアセロラループをする方がピッピ人形をベンチに温存できるので強いと思い２枚採用。対三神系統でフルメタルウォールを打ちたい場面でサイドにいてしまうとこのポケモンのためにグラジオを使う動きはかなり弱いためサイド落ちも踏まえて自分は２枚は必須かなと思います。

・オンバット　１枚

エイパムと悩んだ枠。正直１エネで動けるエイパムの方が強いなと思います。手札を見れるのでグッズを一掃しつつグズマ、フウとラン、マオスイレンなど入れ替え札があるかどうかの確認もできる点は優秀。もしもう一回同じデッキを握るなら自分はエイパムに変えると思う。オンバーンめっちゃ好きです。

・キリンリキ　１枚

主にミュウミュウのワザマシンやミラー戦でルザミーネ等をロストへ送って詰みの盤面を完成させます。カラマネロ戦でエネやギラティナをロストに送ることもたまにあります。今回ミラーではないがルザミーネループをしてくる相手のルザミーネをロストに送って勝利した試合もありました。威勢よく飛び出すとサイド献上ポケモンでもあるのでサイド管理とタイミングには注意をしないとならない。

・マッシブーン　１枚

主に使用する相手としては、ピカゼク、カプ・コケコ◇、シビルドン、アクジキング（レッドバイキング）、殴ってくるアブソル、LOミラー戦のヤミラミ、フーパ。

雷デッキはエネ加速のスピードが速いうえに入れ替え手段も豊富でおまけにコケコとシビルドンはフーパを一撃で突破してきます。サイド４のタイミングでマッシブーンを起動させ飛ばすことでフーパが突破される脅威が減るので楽になります。サンダーはフーパを突破するのにエレキパワー２枚なのでエレパを枯らせばルカメタを出してもアセロラ満タンループでも間に合います。

悪バレットのアクジキングもガオガエン型の場合いきなり起動してフーパをワンパンする上にサイドを２枚とるので遅れると非GX３枚とられてゲームが終わってしまいます。しかし１匹取られた後サイド4になるのでそこで返せれば悪エネ４枚も落とせる上に脅威が減ります。併せて無人を置ければマニューラとガオガエンも止めれるのでそこからは無人グズマルザミーネを繰り返せばいつか相手が止まります。現実的ではないですが返されなかった場合最悪マッシブーンで殴りきって勝つ場合もあります。弱点の暴力、筋肉最強。

アブソル、ヤミラミ、フーパに対してはビーストエネルギー付きストレッジハンマーを打つと30+30＝60になるのでサイド枚数関係なくワンパンできます。特に練習でアブソルがかなりきつかったため重く見ることにしました。最初からミラーとわかった場合相手はベンチを単騎にすることも多かったのでダイゴで持ち込み次のターンたね切れを狙うこともごくまれにあります。

苦手な相手は倒す方が早いので気絶も実質エネ破壊になります。環境的には必須カードかなと思います。他にもいい使い方あれば教えてください(笑)

・ツボツボGX　１枚

今回の最終兵器。特性でエネルギーが２個以下のポケモンからワザのダメージを受けないのでフーパが苦手な１エネで殴ってくる相手を封殺できます。ダブル無色１枚で起動する相手など意外といろんなデッキに刺さります。自分は対三神ミカルゲの当日限定のメタとして採用したので三神ミカルゲ戦での運用方法を書きたいと思います。

基本的にこのマッチではルカメタのGXワザで三神のエネを壊せばエネ加速手段が手張りが主体のため、テンポロスを狙えますが、上手い人と戦うとミカルゲ自傷からのスタンプやマーシャドーのやぶれかぶれなどでハンドが厳しくなったところにミカルゲで殴られ続けると押し切られて負けることがあります。そのための壁として活躍できるのがツボツボです。ミカルゲでツボツボを突破するためにかかるターン数はアルティメットレイで加速しない限り３ターンかかります。毎ターン相手は手張りでエネを付けるのでプルメリやザオボーで破壊し続ける事でミカルゲは起動できてもツボツボを突破することができません。またそこで相手はスタンプやマーシャドーでエネ破壊を止めに来ると思います。しかしツボツボのHPは170、ミカルゲのワザは10+ダメカンの数×30そこにオルジェネ+30、ハッスルベルト+60 orハチマキ+30、ククイ博士+20、これに戒めの祠なので、こちらはサポートが豊富なデッキのため３エネつけつつ条件達成で殴りだす前には大体復帰できます。またツボツボのワザが優秀で無色1エネで相手のバトルポケモンにダメカン３個乗せることができるので３個乗ったミカルゲをワンパンできます。仮に突破されてもだいたいその状況ではミカルゲのHPは30以下のためその気になればどのポケモンでもどれでも倒せます。エネを貯めたポケモンを狩るのは実質エネ破壊なので後続が作れなくなります。そうすると相手のエネ枯渇や三神が置物状態になるので三神を縛れば勝てます。正直ツボツボがなくても三神にフルメタルウォールさえすればルカメタの回復ループで勝てますが、個人的にはリソース管理が圧倒的に楽なので採用しました。

またHPが170のため、フルパワーでなければゴルーグやケルディオ、ゾロアークの攻撃も耐えるので意外と壁として役にたつ場面もありました。一度耐えることで必要なければアセロラで回収できます。自分はドリュウズ、すりすり発電のデッキが苦しかったのでそこらを運悪く踏んでしまった際の回答としても採用しました。GXのたねポケモンなので無人発電所やアローラベトベトンで止まってしまいますが、今回ミカルゲ側におそらく無人はないと思ったのと、それらが入るデッキには大体ツボツボ以外のポケモンとピッピ人形で耐久できるのでそもそも使用する機会がないので大丈夫です。おそらく上手い人からすればもっと良いアプローチはもちろんあると思いますし、枠を使ってるので賛否両論はあると思いますが、自分は今回ミカルゲに当たる回数が多いと思ったのと、使いやすかったのでピンポイントで採用しました。

長々と書いたが面白い話をすると、会場でミカルゲたくさん見かけたのに一度も当たりませんでした(笑)むしろ想定外のデッキばかりだった。

グッズ　16

・ネストボール 3枚
このデッキは序盤にポケモンが並ばないことが1番負ける可能性が高いので本当は4枚欲しかった。枠の都合で3枚。実際4枚あればもっと楽だった試合がいくつかあった。

・まんたんのくすり 4枚
絶対に使うので最大枚数

・カウンターキャッチャー 2枚
サポ権を使用せずベンチを引っ張り出したいシーンが多いのでもう1枚採用を考えたが、サイドをとられなかった場合や自傷してくる相手に使えないシーンがあるのとグズマを２枚にしている関係もあり２枚に。

・レスキュータンカ 2枚

主に5枚目以降のフーパとして使用
また終盤毎ターンジュジュべを連打する際にシロナやフウとランを使わず自分のLO防止策としても使います。なので2枚は必要と判断。

・鋼鉄のフライパン 1枚

フルメタルウォール&フライパンのルカメタは一撃で突破されることがほぼありません。フィールドブロアーのケアでもう1枚欲しかったがそもそもルカメタを出す相手にはGXを打つだけでも耐久は足りるので1枚。

・リーリエのピッピ人形 4枚

このカードの登場によりLOデッキが強化されたと思います。このカードをしっかり並べられるかが試合のカギになるので4投。サイドに２枚落ちた試合が何度もあったので泣きそうだった。自分で山に帰れるので自分のLOケアにも使えることを意外と忘れがち。URにしようか悩んだ。

サポート　28

・ダイゴの決断 4枚
このデッキで４枚入れない構築はないと自分は思っています。

・マサキの解析 3枚
正直4枚欲しいカード。序盤の事故回避や中盤キャッチャー、まんたん、人形など欲しいカードに7枚めくればだいたい触れるので強い。
実際2〜3試合くらいこのカードでボールに触れてたね切れ回避できて勝てた試合があった。サポ権が余ってる時マサキで2枚加えセレモニーで2枚リソースが増えるので雑に打っても強い。
なぜSRがないんだ。

・ルザミーネ 3枚
最強のカード。個人的にSMレギュで一番好きなサポートかもしれない。A落ちが悲しい。ありがとうございました。ママ。

・プルメリ 2枚 　ザオボー1枚
この3枚使いまわしてるだけでエネ切れで勝てる試合もある。ザオボーは元々フィールドブロアーだったが特殊エネルギーデッキの増加傾向にあったのでザオボーならルザミーネで使い回せるので改造ハンマー兼ブロアーとして採用。

・スカル団のしたっぱ 1枚
相手が貴重なエネルギーをプルメリなどをケアして手札に抱えてるところを粉砕。手札も見てるので、相手のリソースを確認できる点も優秀。1枚あれば足りる。オンバットと合わせて使うと凄いことになる。なぜかテキスト確認されるカード。

・マチスの作戦 2枚
説明不要のバグカード。マチス→ジュジュべ→ジュジュべはインチキおじさんもびっくりセット。そりゃエクストラで禁止になるわと使ってて思う。SRがないのが悔やまれる。暴れすぎた前科があるからなのか？

・グラジオ 2枚
サイド落ちが負けに直結するのでグラジオのサイド落ちも考え2枚は必須。グラジオを打つ時はサポ権が余ってる時かサイドから次ターンもしくは即使用したいカードを回収するときにが自分は多いです。グラジオを打ちたいのに2枚落ちた時は自分の過去に何か悪いことをしていないか思い出そう。

・ジュジュべ&ハチクマン 2枚

このデッキのメインアタッカー
初めてカードのテキストを見た時に「令和とはこういう時代なのか」と謎の発言をした記憶がある。
追加効果はあまり使わないが出したくないポケモンを無理やり場から除外するために使えることを覚えとくと詰み盤面を作りやすい。
こいつで決めた試合がほとんど。剣盾環境でも活躍するのかどうか楽しみ。

・グズマ 2枚

ここは1枚の人が多いが自分はプレイングが下手なので2枚は必要だった。サイド差が付いてない時にキャッチャーがグズマ1枚になってしまうのでマチスが使えないとルザミーネで回収したターンは打てないのでセレモニーもない場合動きが弱くなります。またサイド落ちした時にグズマのためにグラジオを挟むのはかなり弱いと回してて思いました。自信がある人は1枚でいけると思います。僕は2枚欲しかったです。
レギュ落ちでもう使えないと思うと寂しい。ズッ友。

・シロナ 2枚

このカードも１枚もしくは０枚の人が多いが自分は２枚と厚めの採用。
バトル場１匹で先行やぶれかぶれやジャッジマンをされた際の復帰はこのカードが１番優秀だと思っています。このデッキを握る以上それをされるのは宿命と思っています。それをされるとわかっていながら対策札を薄くするのは自分はできませんでした。また１ターン目に手札を減らせた場合はシロナを打つと強いです。自分のLO防止としても使うのでサイド落ちも考慮して２枚。フウとランが２枚以上入ってる場合は１枚もしくは0枚でも問題ないと思います。２枚あることでフウとランを入れ替えとして使いやすい。自分はこのカードの評価がかなり高いのでよく相談を受けた際には１枚入れることをよく勧めます。シロナ教。

・フウとラン　１枚

シロナと同じく手札と山札復帰ができる+ルザミーネで使いまわせるポケモン入れ替え。主にダイゴで持ってきたポケモンをバトル場に対してぶつける際に入替え手段として使用するのがほとんど。枠があれば２枚入れたいがシロナを２枚入れたかった関係で１枚。シロナがある関係でこのカードはほとんど入れ替えとして使っていました。剣盾環境で入替え手段がないのならば必要になると思い地元でSRを購入する気合を見せた。だがTRの方がすこ。

・アセロラ　３枚

このカードの枚数も最近では２枚が多いですが自分は３枚必須と考えています。手札干渉やルザミーネで回収できずアセロラを引けなくてルカメタが突破されることは多々あります。その場合３枚もしくは４枚取られると残りのサイドを守りきるのが難しくなる試合が多いです。まんたんで回復すればよいのでは？となりますが、出さなくてよい試合や仕事を終えたルカメタを回収することでピッピ人形やフーパだけで勝てる試合もあります。現に自分は初戦と準々決勝で初手でスタートしたルカメタを回収できずサイドを一気に３枚持ってかれてしまい、カオスオーダーGXで２枚、非GXで１枚取られ負けました。また３枚あることでプルメリのコストとしても切ることができます。
ルガゾロ、サナニンフ使ってた自分としてはこのカードに何度も助けられてきました。この度レギュ落ちですが、剣盾環境で帰ってきたら泣いて喜びます。

スタジアム　3

・プレイヤーズセレモニー　2枚

一言、強い。毎試合必ず使いたいので２枚採用。無人を入れたかったので２枚。

・無人発電所　1枚

無人を張り続けるだけで止まるデッキもあるので１枚。

エネルギー　3

・ダブル無色エネルギー　2枚

ルカメタのところでも書いた通り必ず使いたいシーンでサイドに行くのが怖いのとマッシブーン以外のポケモンでも使うので２枚は欲しかった。

・ビーストエネルギー◇　1枚

マッシブーンの打点を60にしたかったので採用。レインボーや闘エネの場合は打点が30になるので弱点込みでもサイドが４でない限りアブソルを突破できません。キリンリキ、ツボツボ、今回採用してないがエイパムにも使えるので腐ることはない。レインボーなら威勢よく出たポケモンに貼って即アセロラで回収できるがサイド１枚ならあげることにした。

何か気になる点や、不採用カードの理由や、なんかそれ使い方おかしくない？みたいな点がございましたら私のTwitter(@sanf0pypy)までご連絡ください。

3.当日のマッチアップ

０回戦：抽選

シティS1最大の敵、今期通算戦績０勝４敗。会場で知合いを見かけたが落ちたら恥ずかしいので声をかけず一人でイヤホンでアイドルソングを爆音で聴く始末。当日枠希望者の数が時間がたてばたつほど増え今回も負けを覚悟したがポケカのことを考えなかったのが良かったのか無事勝利。

予選

１戦目：カオスパーフェクション　先行　負　0-6
こちらルカメタスタート
やぶれかぶれで回復札を引けずルカメタ取られ0-3。その後キリンリキでゲッコウガをロストに送りフーパの突破手段を除去。そのキリンリキをとられ6-2となったところでアゴアクジ登場。出てきた瞬間「やばい」を１０回以上発した記憶がある。なんとかベンチのポケモンを縛りに行くが最後はグズマに触られてしまいカオスオーダーGXで2枚取られ負け。トナメで再戦するとはこの時はまだ知らない。

２戦目： アーゴヨン型ブラッキー＆ダークライ　先行 　勝LO　0-4
こちらマッシブーンスタート
お相手ブラッキー＆ダークライGX
基本はフーパが通りやすく無人+フーパでシャドーコネクションを止めながら戦い、非GXアクジキングが採用されていた場合はサイド4のタイミングでストレッジハンマーで飛ばせば勝てると思っていたが、マッシがバレた上にアクジキングは不採用でアーゴヨン型で真顔。
ルザミーネで無人を貼り続けるが割りながらスタンプを打たれたり苦しい盤面が続き気づけばたね切れ寸前でボールも人形もない状況で魂のマサキの解析でなんとかベンチにポケモンかピッピ人形を置くことに成功。興奮のあまり記憶がない。そのままLOで勝利。
正直しんどかったというか負けを覚悟した。

３戦目： シャンデラー（ソールバーナー）　先行　勝　LO　0-5 
一番の鬼門
こちら先行でフーパスタートお相手ジラーチ
ネスト2枚とフーパとメルカリが手札にあったのでとりあえずメルカリは出さずフーパを展開してエンド。
お相手ベンチにヒトモシ登場。ここで頭の中で蛍の光が流れ出す。
フーパもルカメタもツボツボも壁にならない状況の上にフーパを展開してしまいおまけにサポがルザミーネとグズマしかない状況。ツボツボで時間を稼ぐプランも考えたが無人が入っててもおかしくないので2枚取られるのを警戒して中止。
2-3ターン目あたりで1体目のフーパにソールバーナーでベンチに進化炎ポケモン大集合し真顔。
そこでふと気付いたのが「あれ？これ勝手に山掘ってくれるやん」そこからなんとかセレモニーに触れたので後ろのポケモンを呼びつつジュジュべの準備をする。お相手の山が減り出したところでジュジュべプランにはいるがお相手ルザミーネとタケシのガッツループでLOできない。ここでまた頭の中で蛍の光が流れ出した。無理だから投了しようかなと思ったら偶然トップでダブル無色を引く。そこでキリンリキでルザミーネとタケシのガッツを1枚ずつロストへ送れば勝てることにようやく気づく(気づくの遅すぎる)
ネストでキリンリキを呼びグズマで後ろを呼びながら無事ルザミーネとタケシのガッツ1枚ずつロストおくり成功
そこでお相手が止まったのでこちらジュジュべループ開始。残り時間２分切った頃に相手の山を掘り切り勝利。
不利マッチの連続で疲れが半端なく、この時点で6戦持つ気がしなかった。

４戦目： オノヨロガブギラカラマネロ　後攻　勝（投了） 1-3 
ようやく環境通りの相手と当たり安心。ダイゴをやぶれかぶれで流したりギラティナ自爆しながらスタンプなどカラマネロ 系統特有の戦い方で苦戦するもこちらもテンプレ戦法イカorエネなしギラティナ縛りつつジュジュべやアセロラ満タンループ。
最後はロックが決まったところでお相手が投了してくださり勝利。
プレイングも早く明るい方で対戦しててとても楽しくできた。
ようやく大会に来た感が出てきた瞬間だった。

５戦目： ゴルーグ 　後攻　勝LO 0-6
お互いマリガンでゴルーグとわかり、たね切れだけに注意したいと思い引き直しすると気づけばびっくり4回引き直しで相手の手札がいっぱい。
心の中で頼むから「たね2匹来てくれ」と願ったところフーパとメルカリ。先行やぶれかぶれは確定だと思ったのでマチスを使いたいのでフーパ前ベンチにルカメタで試合開始。
しっかり先行やぶれかぶれされ後攻手札4スタートだったが、CL東京の時に手札4から始める練習をする習慣があったので、ここ最近もゴルーグと練習する際に手札4枚から始めていたのでたねが2匹並べば負ける気はしませんでした。最初の山確認でザオボーとプルメリがサイドにあるとわかり焦ったがダイゴ→グラジオから回収しそこからはザオボールザミーネループでエネを壊し続け回復しながらLOで勝ち。
試合後意気投合し、気づけば大会終了後にはすごく仲良くなりました。

６戦目： 三神ケルディオ 先行　勝LO　サイド不明

問題の1戦。前の試合で階段が崩れれば予選終了で上がれてた+疲労がたまってきたところで追い討ちの1戦
こちら先行でフーパスタート
お相手デデンネスタートだったのでGX主体ではあると思いピッピ人形をとりあえず起き終了。
お相手三神をベンチに呼びNの覚悟「さすがにそんなエネつかんやろ」と思ったらしっかり3エネ装着。いやデデンネ逃げれんやろ〜と思ったら手張りで逃亡。おまけにやぶれかぶれを打たれ手札が地獄の状況。追加効果ありのオルジェネ決まり番が返ってくる。
ここら辺から記憶が怪しいのですが、ルカメタで三神のエネを壊すことには成功したがケルディオにエネを加速されてしまい気づけばサイドも取られさらにたね切れで負け寸前の状況。手札にツボツボがいたがケルディオにハチマキが付いたらとられて負けるので出すが悩んだが賭けに出てベンチに置きシロナかフウとランを打つ。そこでなんとかピッピ人形も展開できツボツボをバトル場に呼ばれるがケルディオの攻撃を耐える。アセロラでツボツボを回収しゆっくりエネを壊しながら安全な盤面を作りLOで勝利。本来の用途ではないがツボツボが活躍した試合。これが他のポケモンだったらケルディオに狩られていたのでツボツボ入れておいてよかった。まずよく勝てたなと自分にびっくりした。

この試合マッチングミスで相手が変更になり変更前の方が偶然横だったのでチラ見したらその方はゴルーグだったので神はどれだけ俺に試練を与えるのだと思い何か今日悪いことをしたか振り返る始末。

地獄のマッチ運だったが予選を５勝１敗でなんとか終えることができ９位で予選通過。即興ではなく使い込んでいたデッキだったからこそ勝ちを拾えたと思う。

決勝トーナメント

1回戦：アロペルフーパ 先行　勝LO　3-3or2
お互いフーパスタート
お相手その瞬間「あ、ミラーか」と発言
ここで僕はトーナメントにLOが3つ上がっている情報が入っていたのでいよいよ来たかと思い覚悟を決める。ミラー対策を薄くした分まずいと思い手札にグズマがあったのでダイゴでマッシ、ビーストエネ、フウとランを回収。ミラーは先2で種切れするとは思っていないところに奇襲をかけるのが作戦だったのでそのプランに。
しかしこの時それがお相手の罠とは知らず。。。
お相手ベンチにアブソルを置き終了。前のフーパをビーストエネ付きマッシブーンで取りサイド5-6。お相手ベンチにアローラニャース。ここで相手がLOじゃないことに気づく。しかし後に引くこともできないのでそのままアブソルを取り4-6。このあたりから焦りによって本当に記憶が怪しい部分があるのですが、アロペルに進化しこちら何もできず確かダイゴかセレモニーを使用。返しにベンチのフーパをGXワザで取られ4-5気づけばマッシブーンも２パンで取られ4-4さらにスタンプを打たれ万事休す。この時のバトル場のポケモンを覚えていないが、たね切れで負けたかなーと思ったらトップでマサキの解析。じんかけマサキの解析をプレイ。するとカウンターキャッチャーとネストにタッチ成功。前を取るとカウンターが使える状況にしつつベンチにポケモンを展開。前を取られ4-3になるがマチスなどを使い復帰。そこから巻き返せると思ったがお相手キリンリキが登場しロスト送りでこちらのキーカードがロストへ。こちらもルカメタの鋼鉄のこぶしでキリンリキを突破しサイド3-3。なぜこんなにサイドを取っているのか意味が分からなくなってきたのは今でも覚えている。そこからはベンチのヤレユータンをしばり奇跡的にジュジュベとルザミーネは全数生き残っていたのでループを繰り返しLOで勝利。僕の後ろで見ていたお相手の知り合いはトップマサキに驚いていたが自分も驚いた。

これでベスト８進出。自分はCL東京の時点で愛知の優先権は持っているので目標はここまで来ると優勝でした。次の対戦相手の試合を見に行くと１戦目のカオスパーフェクションとLOだった。どっちも嫌だなぁと思ったがカオスパーフェクション側が勝利しまた勝ち筋があるしリベンジを果たそうと意気込んだ。

準々決勝：カオスパーフェクション（再戦）　負　0-6

予選１回戦の反省を生かし立ち回れば勝てるので頼むからルカメタ以外でスタートしてくれと思ったがまたしてもルカメタ。しかしお相手もアゴアクジスタート。まだ縛る相手が出てきたので行けるかなと思ったが、予選１回戦と同じようにやぶれかぶれ+攻撃に対してアセロラなどが引けずそのまま3-2-1と取られ負け。

結果ベスト8　獲得CSP30ポイント

ここまで来たからには優勝したかったですが、３０ポイントとれたので後々のことを考えると大事な３０ポイントだと思います。マッチアップを振り返るとよく勝てたなと思うシーンが多々あり運も味方してくれました。どうせならマッチ運の方で味方してほしかったですが（笑）

4.大会を終えて入替え候補カード

上げるときりがないので特に欲しかったカードのみで

・エイパム（ジムプロモ）
何度も述べているがこちらの方がオンバットより使いやすいと思う。

・ヤミラミ（SM2L）
ワザ「そくばく」でサポートをロック。ミラーは先にそくばくした方が勝ち。ジャングルの掟というやつです。LOは踏まないだろうと思って前日外しました。当たってもマッシで飛ばすプランでいた。結果当たりませんでしたがトーナメントの自分のブロックにLOが自分含め３人いたので危なかったです。

・レジギガス（SM4S）/ヨワシ（SM11ｂ）
対ケルディオやチャージアップアーゴヨン用の非GXでHP180の壁要因。ズガアゴはピカゼクの復権により数を減らし三神はケルディオよりミカルゲが多いだろと思い採用しなかったがアーゴヨンもケルディオもしっかり踏んだので採用していればもっと楽だった。世はまさにマッチ運ゲー。

・レインボーエネルギー
回収したいポケモンに張ってアセロラ回収ができるがマッシ以外無色エネ対応だったのでアブソルを重く見たことによりビーストエネルギーにしたが、欲しいシーンは多々あった。環境によって変更。

・クチナシ

タンカを２枚採用していたこととヤミラミを抜いたため同時に外してしまったカード。場に出したくないポケモンや仕事を終えたルカメタやキリンリキをフーパに変化させ詰み盤面を作れる。今回のマッチだとカオスパーフェクション戦はクチナシがあれば守りきれた試合だったので入れるべきカードでした。

5.あとがき

ダラダラ長いだけの文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。現行レギュレーション最後の大会ということもあって自分はどうしても結果が欲しかったので優勝したかったのですがベスト８で散ってしましました。今回握ったデッキのカードの大半はレギュ落ちで使えなくなってしましますが、冒頭でも述べた通りまだ自主大会やトレリ、また人によってはシティも残っています。何かの参考になった方がいらっしゃれば嬉しいです。

このタイプのデッキは時に相手に嫌われることもあります。自分も初めは苦手でした。しかし一度握ることで動きを理解することで、いざ相手する際にもその知識は必ず役に立ちます。今では得意なデッキとなりシティリーグでベスト８まで導いてくれました。自分はゲームのポケモンも以前はよく遊んでいましたが、その時オニゴーリや受けループに苦戦していました。その時も実際に使ってみて動きを理解し気づけば戦えるようになりました。何事も触れてみて初めてわかる事が多いと思います。自分は環境デッキは60枚すべてプロキシになってでも作って一度は回すようにしています。今後もこのようなデッキタイプは存在すると思うので、LO系が苦手という人はぜひ触ってみてほしいです。似たデッキの回し方は僕より上手い人たちが素晴らしい記事を書いてくださっているのでそちらを参考にしてみてください。

まだまだシーズンは序盤で来月にはレギュレーションもルールも変わるのでこれからどんな環境になるのかが楽しみです。CL愛知でも良い結果が残せるように頑張りたいと思います。

最後に、一緒に練習に付き合ってくれた方々、当日対戦してくださった方々、お店の方、そして残り時間を何度も確認してくれたジャッジの方々、ありがとうございました。

何かご意見ご質問、誤字脱字、間違ってる点などございましたらTwitter（ ＠sanf0pypy ）のリプやDMまでお願いします。