ワイングラスは消耗品です（ｷﾘｯ）。

割るつもりなんてないんだけれども、割ってしまう・割れてしまうのがワイングラスです。ワイングラスが割れたからって不吉な暗示でも何でもありませんのでご安心下さい。

ワインをテイスティングする際は、ブドウ品種や銘柄、年号によって似合うグラスがあるはずですが、色んな意味で比較する場合は、極力、状況や環境は同じにして比較したいですからね。

モノサシ（基準）が違うと比較になりませんからね。

とはいえ、頑なに同じ条件を揃える必要はありません。基本は、おいしく飲むためのグラスであり、良さを引き出すための道具です。グラス選びの第一選択は、そのワインに合うであろうグラスをこれまでの経験上選択し、それでなければグラスを変えればいいだけです。

その昔はリーデル・ヴィノムのオヴァチュア、数年前までは、リーデル・ヴィノムのキャンティ型や、ブルネッロ型でしたが、今はこのグラスになります。そう、モノサシ（基準）が変わったことを認識さえしていば、何も現在のキモチではない道具を使う必要はありません。

あくまでもおいしく飲むためのグラスなんですから。