2023/06/26 一年がかりで

クマさん(世間で言うところの姑)に認知症の疑いが現れてから一年と少し。昨日、リハビリ専門病院から特養に移りましたので記録がてら振り返ろうかなと思います。

去年の4月頃、クマさんが頻繁にお金が盗まれたと口にする様になりました。私たち家族にお前らが盗んだ、警察呼ぶぞ(ここで謝ったら許してやろうと思ってたのにとか、金なんか盗みやがって世間体が悪いとか言います)など、まあよくある例ですが
とにかくオットーが私の
「おかあさん、おかしいよ、認知症が始まったんじゃないの?」
と訴えてるのにめんどくさそうな顔して子どもたちにも実害出ているのに(一万円盗んだと長女に詰め寄ってキレた長女が一万円ぶん投げたり、息子氏の財布をひったくって一万円を抜き取ったり)うるせえなぁって感じでした。

去年の6月頃からはどこがと言うわけではないけれど具合が悪いからと毎日病院に行って(その数なんと8軒、それぞれから処方された薬を受け取りに行ってた調剤薬局も8軒、明らかに多剤処方)ご飯食べてる以外は寝てる時間が長くなっていました。

去年の9月、やっと動き始めたなと思ったら転んで尻餅ついて尾骶骨骨折。また寝込み始めて待てど暮らせど骨折が改善されなくてメインのかかりつけで処方されたトラマールがからだに合わなくて薬効抜くために1週間入院しましたが、
この頃は認知症の傾眠傾向がかなり強くなっていて渋るオットーを引き摺るようにして地域支援包括センターに連れて行って
これまでのクマさんの様子、暴言や妄言、傾眠傾向の強さ、このままでは私や子どもたちのメンタルが保たないと相談しましたがオットーは直接言われてないので半信半疑ですとか抜かしやがりましたコンチクショウメ。

去年11月中旬、尾骶骨骨折の痛み?が良くならない(ロキソニン内服)からとかかりつけの国立病院に受診してトラマールを処方されたら痛みは治まったけれど食事を摂る度に嘔吐するようになってしまう。
トイレだったり、流し台だったり、酷いと食べてすぐに催して間に合わなくてテーブルや足元にぶち撒けてました。
流石におかしいと思い再び受診したら腎臓が弱ってる人への投薬はヤバいと、トラマールを処方した時と異なるドクターに言われ、薬効を抜くために1週間ほど入院することに。

去年12月、薬効も抜けたことで退院、この頃にはオットーも己の母親のヤバみが理解出来たらしく介護保険の申請について意見することがなくなっていて認定調査を実施。
ところが退院から1週間もしないうちに、またもや具合悪いからどこでも良いから病院連れて行けが始まって(たくさん処方されていた内服薬を声がけしても一切飲まなくなってしまった)、子どもたちを送り出していつもの国立病院で診て貰えるか電話で尋ねたところ、入院前提で来てくださいとのこと。
慌ててオットーと連れて行ったところ、飲まなくなった数多くの薬の中に強めのステロイドが含まれていて、それのリバウンドが原因とのこと。飲まないと生命の危機もあるし、施設に入れた方が良いとスパーン!と釘を刺され。

相談していた地域支援包括センターの担当の方に連絡して施設見学せねば…と思っていたら担当のドクターから、右側頭葉の脳梗塞を発症したと緊急連絡が。

ハア?なんて?えっ?でしたが、またもや地域支援包括センターに連絡、介護保険の区分変更をしましょうとアドバイス(年末の入院前の段階では要介護1でした)。
とりあえず急性期治療を終えたら次にやることはリハビリ専門病院への転院。これは舅の時のこともあって、家から近い病院に決められた。
リハビリできる期間は150日。その間に介護保険の区変、リハビリ専門病院のあとの施設探しをしないといけなかった。

介護保険の区変の認定調査が2月下旬、そこからおよそひと月経った頃に要介護4の結果が出て慌ただしく特養や介護付き有料老人ホームの見学に行き、今週あたまに希望していた特養に入れたと言う次第です。

ここに書いたことがこの一年と二ヶ月の間に起きたこと全てではなく、むしろ書けなかったことの方が深刻な問題ですし、子どもたちも話せないことありますし、鉄子に至っては去年七月あたりから心因性の発熱を頻発してました。

クマさんが安全、快適に過ごしてくれることを願います。

ミクさん好きすぎてひたすら編んでるのでちょっとでも関心を持って頂けたら嬉しいです。