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JYJを考えた

ジュンスがC-JeSとの契約を終えて独立した。           これでJYJは本当に終わった。勿論ユチョンが事務所から出された時点で終わっていたのだが、今回の件で完璧に終焉を迎えた。ジェジュンとジュンスの2人で活動することもなかった。ユチョンのことを危惧してというより単純に2人共、ソロ活動が忙しすぎたというのが事実だろう。そうスケジュールが合わなかったのだ。ペンは 特にユチョペンは絵空事のように2人はユチョンを待っていたとか夢想したりしたが(すいません 僕のことです・・)現実は辛辣だ そんなことはない ジェジュンにはジェジュンのペンがいて今の彼のステージ(居場所)を守らなくてはならない ジュンスも同様だ これからの彼等のステージにユチョンはただのマイナス要因でしかないのだから・・・

ユチョンだって頑張っているんだから・・そう思うユチョペンは多いだろう 僕だってそう思う だが・・ いくら今頑張っても過去に犯したイメージは払拭できない 世の中には許せる人もいるが許せない人もいる。      許すことは負けることではないのにそう思っている人が本当に大勢いるのだ 残念だがそれがリアルだ 僕達はリアルを生きている 仮想世界ではない

では短い活動期間だったがJYJを少し振り返ってみたい         僕は以前「JYJとは過去と決別できなかった振り返りのグループだ」といったことがあるが何も生み出していないという意味でいったのではなく 過去に引っ張られた 過去をひきずったといった方が正しいのだろう これは東方神起であるユノ、チャンミンも同様なのだが彼等は過去との決別を明確にしていた(SMが強くそれを望んだのか? それとも・・)それに対してJYJは過去をから逃げられない束縛のイメージをもって活動していたように思える。僕は過去を未来に変えるjyjを見たかった 3人がやっと前を向いて歩きだした2015年 そににはただ期待だけがあった・・・そして期待だけがポツンと取り残された・・

JYJの「The Beginning」は個人的に言わせてもらうと駄作だ。カニエとJYJをコラボをペンは期待していなかったし、カニエ側も望んでやった風には全く思えない。このアレンジは本当に期待外れだった 私達(あえて私達と言わせていください)はジェジュン・ユチョン・ジュンスの声、ハーモニー 歌心が聴きたいのであって R&B、HIPHOP風に飲み込まれた3人を見たいわけではなかった。(ユチョンのi love youはソロでのSlow danceとの相性は良かった)      単純にバック音がうるさ過ぎて3人の声が聞こえない 控えめになっているのが許せない 糞海外アーティストのような軟弱な声じゃねーんだよ     すいません 言葉が悪くなってしまいました

それの反動なのか次の「In Heaven」「Just Us」は3人の声を活かした曲が多い これだよ これといった声が聞こえてきそうなアルバム達。3人のポテンシャルを踏まえた楽曲内容 方向性は全く間違っていない みんなそう思ったと思う 特に次の3曲が飛び切り秀逸だ 

「In Heaven」

なんなんだ このジュンスの存在感は このユチョンの儚くざらついた歌声、このジェジュンの切ない報われない感覚は そしてこの3人の圧倒的なハーモニーは 最強すぎる お腹一杯すぎる あえて突っ込むなら3人共化粧が濃すぎるとこ位だ 

「Just Us」から「So So」

歌詞の内容がユチョンじゃん(笑)   メインはジュンス ユチョンとジェジュンが曲を盛り上げる この頃のジュンスは歌い方が東方神起の時とは変わりオペラの発声法になっている気がする 2人との声量の差が全然違う ジェジュンもユチョンもメチャ歌うまいけど ジュンスが突き抜けている ジュンスを活かした曲 JYJは基本ジュンスを活かした曲が多い ジェジュペンの方は不満だったかも でもジェジュンもユチョンもしっかり裏方を徹してていい 「So So」はハーモニーというより感情のぶっちぎれ感が最高です

「Back Seat」

3人の座りダンスも好き この緩さがJYJの真骨頂 ユチョンのダンスがやけにエロい!! このユチョンの低音はソロでは聞けない 3人だから出せる声


そんな3人ももう見ることが出来ない 残念だ 本当に 残念だ       XIAペンはジュンスを ジェジュンペンはジェジュンを ユチョペンはユチョンを追いかけていけばよい そう割り切って考えることにした。    永遠に続いていくものなんてないんだ 形あるものはいずれ終わる

JYJは過去を捨てきれないグループ そんなレッテルは彼等がSMとの裁判で「俺たちは間違っていない」と迷い叫び続けた経過にある。        僕の超個人的な見解だと3人は東方神起に戻れる(少なくとも自分たちに言い分は聞き入れてもらえる)という過度な確信をもって脱退した。      しかし現実は ユノとチャンミンはSMに残り 3人の活動もSM 日本ではエイベックスの元 制限させられた。

TVも出れない 音楽番組にも出れない ラジオにかからない ライブも出来ない このような制裁は3人を追い込んだと思う            そんな中彼等はこう思っただろう 「本当に俺たちは正しかったのか」と その苦渋は僕にはわからないし 誰もわからない            彼等はまた5人で歌える そう思っていた そうなると思っていた          3人の東方神起は終わってなかったのではないか だから        JYJは過去を捨てきれない 過去に束縛されたグループなのだ     それが如実にわかる曲がある

「W」だ 

まだ3人がJYJでもない元東方神起だった頃に発表した未練の塊のような曲だ JYJになってからこの曲を歌ったことはない こんな未練タラタラの曲を3人は選らばなかった なぜなら 彼等の心の声がまだこの曲の中にあったから

「いつか 会えるから 目を閉じる度君を想う」

こんな心を吐露したような内容の歌詞をもう歌わない          俺たちはJYJなんだ 東方神起ではない   でも・・・       もし未練が全くなかったとしたなら2014年のコンサートの最後に「Begin」を歌ったりしない。                       

2人にあてた曲はいつの間には美化されてユチョンのための曲となる(ジェジュンとジュンスのペンは認めないけどね ユチョペンはいつでもお花畑なんです)

今はこれを鎮魂歌として聴こう

涙はもうでない


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