見出し画像

神秘な巨石が御神体の⛩立石神社

立石神社と書いて「たていわ」神社⛩と読みます。
その名の通り、10mを超える巨石からなる神社で、社殿はありません。出雲風土記にも記載のある強烈なパワースポット💎です。


◆海と山の島根半島は時間が止まった錯覚を覚えるロケーション

島根半島は、島根県北東部にある海に囲まれた細長い形をしています。沿岸部では漁業を営んでいます。

画像3

沿岸部を離れると、その多くが木々が生い茂った山道です。車で走ってもコンビニや商店も一切なく、どこを走っているのか不安になるような道が続きます。カーブの多い草木🌿の生い茂る道を行きます。

突然、「立石神社参道降り口」の看板が現れました。立石神社の入り口です。車は道の脇に停めるようになっています。その先は、徒歩で細い脇道を下ります。

画像5

◆思わず息を飲む巨石と空間の存在感ある💎パワースポット

道路脇を下っていくのですが、氏子さん達によって大切にされているのでしょう、道は踏み固められ、草はキレイにかられていました。🌿森の中の厳かな空間が広がっています。

そして5分ほど下ると、竹としめ縄の素朴な鳥居があり、その奥に巨石の御神体が目に飛び込みました。高さ12mの大きな岩が2つ。その合間から見える空間には空が広がっています。立石神社です。

画像2

大きな石が2つに割れたように並んでいて、その間の1mほどの空間に、御幣としめ縄が張られていました。有無をも言わせない圧倒的な存在は、何かがそこに宿っていてもおかしくないものでした。🌿

画像3


◆御祭神は、大国主命の孫の多伎都比古命(たきつひこのみこと)

雨乞いの神様☔️で、祈祷をしたご幣を持って背後の雲見峠まで行くと、必ず雨が降ってきたと伝えられています。今も、毎年九月に豊作と息災を祈願し、この場所で神事が続けられています。

祀られた時代は不明ですが、⛩磐座(いわくら)信仰は、社殿を作るようになる前のずっと古いものです。

磐座(いわくら)とは
日本古来からある自然崇拝である。神事において神を神体である磐座から降臨させ、その依り代と神威を持って祭祀の中心とした。時代とともに常に神がいるとされる神殿が常設されるに従って信仰の対象は神体から遠のき、神社そのものに移っていったが、元々は古神道からの信仰の場所に、社(やしろ)うを建立している場合がほとんどなので、境内に依代として注連縄が飾られた神木や霊石が、そのまま存在する場合が多い。

立石神社の後は、⛩出雲大社へ向かいました。車で40分ほどです。

立石神社は、静寂と木漏れ日の景色とともに心に深く残る神社でした。
近年は、県外からの参拝者も多いのも頷けます。

画像4

静寂と木漏れ日と巨石と、その場所のエネルギーに圧倒されました。
💎パワースポット以外の何物でもありません。

島根県出雲市坂浦町1503 立石神社


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?