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さんかくキモノ日記53:京都!久保木亜紀展、アンティーク着物戻橋

10月某日  時差ぼけも治らないまま京都へ。旅のキモノとして愛用しているのはジャージ素材の髑髏のキモノにギラギラの兵児帯「ギラヘコ」。どちらもカバンに突っ込んでいてもシワにならないところが旅のキモノとして選ばれる理由です。

 今回の目的は京都のホテルで友人の画家久保木亜紀がアーティストインレジデンスに採用されたため。先日までは沖縄のインターコンチで同じくアーティストインレジデンスに参加しており、いろんな場所で制作&展示をしながら暮らすってかっこいいなぁと思う。ロビーの展示をまずは拝見。美しくも力強い作品にエネルギーをもらえる気がする。尚、亜紀さんはアキニッキで海外移住と歳の差婚についての漫画も書いている。面白いのでぜひ読んでいただきたい。
展示の様子の動画はこちら。


 さっそくグッズをゲットしてその後は2人で少々おでかけ。

 京都といえば戻橋。何度も紹介しているのでいまさらではありますが、戻橋さんは京都のアンティーク着物店で、1階にアンティークの逸品、2階に収蔵品と販売品(今回は半衿がびっちりあった)、3階はところせましと帯や着物があり3階の商品はすべて500円というすごいお店です。
着物を選んでいる最中に動画をご覧いただいているという方にお声がけいただいて嬉しい限り。1階では帯を2本と羽織を購入するという。ぽっちゃりあかちゃんが可愛い唐子の帯とピンクが可愛い獅子のアンティーク帯、青が鮮やかなアンティーク羽織りをゲット。

 バスに乗って四条のほうへ移動する。バス停で海外からの観光客に写真を頼まれる、髑髏の着物であったのでハロウインと思われる。バスがぎゅうぎゅうで恐ろしい。昇降口にいるのに降りない人なぜ!お願いしますから満員の乗り物で乗り口にいる人は一旦降りよう。とても迷惑。東京の満員電車でも頑なに降りない人がいる。降りたら何かに負けるのか?

 その後は先斗町にお連れする。秋でも川床は健在。我々意外は全て海外の方々。パリととても似ている。ミモザとウイスキーをいただホテルまで歩く。途中で猪のお寺をみる。まだまだ知らないことばかり。
 ホテルのレストランでお酒をいただき寝る。お酒だけにすればいいのにうっかりパスタなどを食べてしまう。

10月某日
 翌日はせっかくなので近くの清水寺へ徒歩で向かう。といっても参拝はせず、お団子などを食べながら茶わん坂を登って上のお茶屋でそばとビール。この「峠の茶屋」といった風情たまらない。修学旅行生も多いからか良心的なお値段で嬉しい。そのご三年坂をくだりお土産物屋さんをひやかす。また足袋ソックスを買う。でもこういうところで可愛い足袋ソックスと出会えたりするもの。キモノのアイテムは日常あちこちに転がっている。それを探すのがまた楽しい。

 別れを惜しみつつ新幹線で東京へ、ところでここで「スマートEX」を布教したい。西日本に出張の多い皆様には今更ですが、意外と利用しない人もいるとか。
 まずは安全な時間で一度席をおさえ、駅に到着後最も近い時間の新幹線をとる。列車の発車時間待ちの無駄がなくて素晴らしい。券売機にももちろん窓口にも並ばなくていい。もっと多くの人が使えば駅の混雑を避けられるのに・・・。しかしそうでもないかもという事件が年末に起こる。「スマートEX」がJR西日本に対してJR東日本は「えきねっと」。東北に行くにあたりチケットを取ったものの同行者の都合で発券せざるを得なくなり、そうするとそれば券売機ではなく窓口でしか対応できないという。長蛇の列に並びましたよね・・・。
またひとつ勉強になった。


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