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【ご報告】『ペンとフットボール』売上

マガジンを売って分かったことについて

『ペンとフットボール』の連載が終わって、すこしばかり間隔が空いたので売り上げのご報告をさせてもらいます。

まずは購読してくださったみなさん、改めましてありがとうございました。いい意味で驚いています。これだけ売れるなんて。本当にありがとうございました。

特にホリエモンこと堀江貴文氏のマガジンが200円くらいで、知名度のある人でも200円なの?と思ってからは、有料のハードルの高さを実感したので、素直によくこれだけ売れたなと思いました。

最後の3回は売れ残り

連載の残り3回<フットボールから学んだこと><フットボールを書くこと><エピソード>は売れ残りました。<日常編><非日常編>では好意的な感想をいただいたので、同程度に買っていただけると思っていましたが、ちょっと甘かったですね。書き方、見せ方をふくめて反省材料が多かった3回となりました。

ただ、反省はしていても後悔はしていません。負け惜しみではなくて本当にそう思っています。まず書いたコト、世に出せたコト、読んでもらえる質を保てたコト。これらが自分の中で小さくなかったので満足しています。

たくさん売っている方からすれば、強がりに思えるかもしれません。でも、連載スタート時に書いたように、成功の反対は失敗ではなく、やらないコトですからね。これ以上、書いていくと言い訳がましくなるので、とにかくボクは満たされています。

大切な記憶は何度振り返っても鮮やか

栃木SC名誉顧問の新井賢太郎さんから「書いてくれてありがとう」という感謝のコトバをいただいたのが、<エピソードJFL2008>です。JFLからJ2へ参入が決まった、あの感動と興奮は時間が経った今、振り返っても鮮やかで、ボクだけではなくみんなにとって大切で、宝物なのだなと再確認できたコトは、連載を書いてみたから分かったコトでした。

ただ単にシーズンを振り返るのではなく、選手のことを軸に展開したコトが共感を生んだのかもしれません。新井賢太郎さんからも「選手全員のことを書いてくれてありがとう」と言ってもらえましたから。めちゃくちゃ時間がかかって、家族とも喧嘩をしましたけど、書いてよかったと思っています。

時間と質、時間と売り上げ。ここにそれほどの相関関係はないと思っています。でも、この回は時間と思いが上手くマッチして化学反応を起こし、質と売り上げにつながったのではないのかなと考えています。

語録や明言はお腹いっぱい

個人的にはボクが一緒にお仕事をさせていただいた指揮官の方々について綴った、<指揮官エピソード編>はお気に入りだったのですが、書き手の意図に反してリアクションは鈍かったです。

基本的に監督コメントは世に出る回数と量が多いので、みなさん既視感があるので買おうとまでは思わなかったのかもしれませんね。実際に既視感のあるコトバが並んでいるようにも思えます。

連載のスタート時にスキャンダラスでセンセーショナルなコトは書かないと宣言したので、とりたてて真新しいコトを書かなかったことも影響しているのかなと。

ためになるコト、ビジネスに活かせるコトが世にあふれていて、それはそれでいいのですが、すこし食傷気味なのかなというコトが分かって良かったです。だからといって書かない、書くコトをためらうことはないですが。ボクはボクなりの書き方、届け方があると思っています。

動いてあがいて実感できたこと

わあわあ言ってきましたが、結局のところ言いたいのは「ありがとうございました」という感謝です。お金をいただくコトの難しさとおもしろさ、これまでボクの代わりに原稿を売ってください方がいたことへの感謝など、動いてあがいたからこそ実感できるコトばかりでした。

次回の連載は『ペンと家づくり』になります。今回よりも、より良いモノを綴り、お届けしたいと思っています。よろしくお願いします!

おもいのままに。続けます。今日も呼吸ができた。ありがとう!




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