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【有料】ペンとフットボール《J2 2012~2014 選手エピソード編》

栃木のために走り抜いてくれた選手たち パート2

みんなで「Jリーグの再開・開幕」を一緒に楽しめるよう始めることにした有料note。

いよいよリーグ再開・開幕が近づいてきましたね。先日15日には日程が発表されました。我らが栃木SCはアウェイでモンテディオ山形と対戦します。いきなり強敵ですが、ぜひ勝ち点3を持ち帰ってきてほしいと思っています。

さて、ペンフト第7回は《J2 2012~2014 選手エピソード編》です。前回の続編になります。52選手とのエピソードをご紹介しましたが、今回は33選手とのエピソードを綴っていきます。よろしくお願いいたします。

大きすぎた狼王が抜けた穴

2011年から2012年にかけても様々なトピックがありました。エースのリカルド・ロボ選手の柏レイソルへの移籍をはじめ、那須川将大選手と大久保裕樹選手が徳島ヴォルティスに引き抜かれ、渡部博文選手と水沼宏太選手もチームから抜けました。軸となる選手が抜け、特にロボ選手の移籍は衝撃的で、「他のチームはこんなに切ない思いをしているのか」と打ちひしがれたコトを思い出します。

毎年のように戦力が抜けるプロヴィンチゃ(地方クラブ)の悲哀を感じたわけですが、パウリーニョが外国籍選手として自ら志願してキャプテンに就き、攻撃的な色合いを強めようと菊岡拓朗選手を獲得するなど、明るい話題もありました。総合力でいえば大きく劣ったわけではありませんが、ロボ選手に代わる選手を見つけられなかったことが、2015年のJ3降格へとつながっていったように思います。

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