テレビ、しかもお笑い好きならば読んでおきたい一冊。笑っていいとも!に救われた、てれびのスキマ氏の1989年を起点にした絵巻物。

ツービート、紳竜の源流は、島田洋七のB&Bだったとは…初耳だった。知ったつもりのダウンタウン、ウンナン、とんねるずの過去にも、まだまだ知らないことがたくさんあった。

この本が優れているのは芸能人だけではなく、スタッフも取り上げて描いているところ。ガースーこと菅賢治氏や土屋敏男氏の、芸人の口説き方はクラシックに写るが、実は今の時代でも大切な要素を含んでいる。

売れた、売れないが軸にあるけど、それ以外の枝葉の部分も面白い。明石家さんまの不遇時代、そこからの出世と、そこでの出会い。知りたいでしょ？

ならば、読むべし！てれびのスキマ氏の傑作を。
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