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がんばれ日本の水産業!産地の相談窓口も設置いたしました。Vol.28

消費の原則は、知らない「もの」は買わない、知らない「もの」は食べない、食べなければ獲る意味も、作る意味もない。海洋国である日本の食料自立は、日本人が水産物を食べる食生活をすることです。そのために、SANKOは魚を「知っているもの」にする努力を日々続けています。


今日、魚を食べましたか?

季節の到来を告げる魚。 秋はサンマですね!

日本で生産されて食べられる魚は、エビ・カニ・タコ・イカ、海藻類を含めると約500種類とされています。アメリカでは肉をたくさん作る地理的条件があります。膨大な人口を抱えるインドは食料危機を何度も経験し穀物を作っています。国によりそれぞれの事情や条件に合わせ食料を確保しています。海洋資源国である日本は水産物をしっかりと主軸に置いた食生活をしなければ、食料自立がなしえません。

現在、処理水で揺れる日本の水産業では、だぶついた在庫により大打撃を漁業従業者が受けています。今日、明日と何を選んで食べるのか、この積み重ねが日本の水産業を救い、将来的には日本の食料自立にも繋がってくるのです。

「漁師をなりたい職業にする」をミッションに。


SANKOは自社船で漁にも出ています。加工場もあります。飲食店もあります。「知らないもの」になっている魚と日本人を繋ぎ、魚の魅力を発信し、
実際に魚を食べていただき、魚を身近にすることで、魚の消費を増やし、当社がミッションとして掲げる「漁師をなりたい職業にする」に向かって一丸となっています。

水揚げされた、高級魚の下田地金目鯛

「産地のお困りごと」相談窓口を設置

これまで販売先を失うなど大変なご苦労をされている産地の皆さまから個別にご相談をいただいておりましたが、このたび、こうしたご相談を受けるSANKOグループの相談窓口を「綜合食品株式会社(本店所在地:江東区豊洲)」に設置いたしました。

ご相談に対し、微力ではありますが、弊社の飲食店(計40店舗)や官公庁運営受託店舗(計10店舗)が購入先となるほか、グループ全体をあげて知恵をしぼり、食材の活用はもとより、他の販売先様のご紹介・探知・開拓、さらには海外への輸出のお取次ぎ・ご紹介などを一緒に行ってまいります。

【SANKOグループ相談窓口】
 
綜合食品株式会社 担当:山﨑宛
 eigyo@sogo-syokuhin.co.jp
 TEL:03-3520-8560
 FAX:03-3536-1896

現在、水産の現場でお困りの皆さま、SANKOグループは豊洲市場の綜合食品株式会社、浜松市中央卸売市場の株式会社SANKO海商、沼津市に自社加工場、そして都内に飲食店を展開するほか、官公庁の食堂の受託運営をしております。当社のネットワークで何かお役に立てることがあるかもしれません。お気軽にお声がけください。

*本取り組みはあくまでSANKOグループとしての取組みであり、豊洲市場全体での取り組みではありません。

SANKOグループの取り組みに賛同いただいた企業・漁協さま

伊豆漁業協同組合 代表理事組合長 加藤紀久夫 様
株式会社さんりくみらい 代表 藤田 純 様
城ケ崎海岸富戸定置網株式会社
八幡丸海産 代表 待鳥 恭右 様
和歌山東漁業協同組合 代表理事組合長 吉田 俊久 様
網代定置網株式会社/有限会社泉澤水産 代表 泉澤 宏 様
有限会社九州マグロ 代表取締役 高井 浩 様

※五十音順(2023年9月29日状況)



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