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時間の使い方がうまくない人は、仕事と雑事を混同している

仕事をする上で重要なのは
自分が何に取り組み
大切な時間を使うべきか
分かっていることである。
 
そもそも自分がやるべきことが
分かっていない人は論外だが、
分かっていても本来すべき仕事がなされないまま
雑事ばかりで1日を終えている人もいる。
 
振り回されて、あくせくと忙しくしていることで
多くの仕事をしていると勘違い。
 
 
仕事の優先順位と時間の有効な使い方を思う時
いつも思い出す有名な話があるので紹介。
 
 

「ある農夫の1日」


ある農夫が、朝早く起きて畑を耕そうとした。

ところがトラクターの燃料が切れていたので近くまで買いに行ってきた。

途中でブタの餌をやっていないことを思い出して納屋に餌を取りに行った。

すると、ジャガイモが発芽しているのを発見した。
これはいけないと思い、ジャガイモの芽をとっているうちに暖炉の薪が無くなっていることを思い出して薪小屋へ足を運んだ。

薪を持って母屋へ向かっていると、ニワトリの様子が変である。
どうも病気にかかったらしい。

とりあえず応急処置を施して、薪を持って母屋にたどり着いた頃、日がトップリ暮れていた。

農夫はヤレヤレ何かとせわしい一日であったと思いながら、一番大切な畑を耕すことができなかったことに気がついたのは床に入ってからであった。
 
 
 
 
以前、研修でお世話になった東川鷹年先生が
ご自身の著書で引用されていた。
 
今日の自分は農夫の1日で終わってしまっていないか。
問いかけるのは自分自身である。

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