監督　SABU
原作　竹宮ゆゆこ
主要キャスト　中川大志　石井杏奈　北村匠海

正直言ってバカにしていた。
中川大志が今更、高校生役か？と…

凄い、とにかく凄い！！(語彙力！)
一秒たりとも目が離せない。目を離すと物語がどんどん進んでいってしまうから、台詞が持つ一つ一つの重要性が掴めなくなってしまう。

冒頭の北村匠海は
「何やってんの？」
と思わせる。でも、このシーンをちゃんと理解しておかないと点が繋がらなくなる。

それから中川大志演じる高校生　濱田清澄が走り出す。
走り出したらもう止まらないんだ、この映画は。
いい？
一つ一つの台詞を忘れちゃダメだよ。
猛スピードで青春を駆け抜けていくからね。
「ヒーロー」と言う言葉が何度も出てくる。馬鹿にしたらダメだ、安っぽく感じちゃダメだ。この「ヒーロー」と言う言葉とその後に続く「UFO」を…

私は何を言ってるんだろう（苦笑）
観て欲しいから、皆さんに観て欲しいから語りたいけど語れない。

走り始めたトイレのシーンで、もう私は主人公　濱田清澄と蔵本波瑠(石井杏奈)に心を鷲掴みにされた。二人の魅力に全部持っていかれた。

中川大志が、こんなに上手い俳優だと思ったのは初めてだった。石井杏奈と言う女優さんは名前さえ知らなかった。
虐め、DV、サイコパス…
次々と問題は山積みになっていく…　

でも後味は決して悪くない。
最高に好きだ！と思った映画なので、今回はネタバレはしない。

Amazonプライムで今なら無料だ（笑）
是非、観て欲しい。