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「映画感想」法廷遊戯

ここのところ、「映画感想」が、やたらと多い私のnote(泣)

本当は「小説」を書きたいんだけど、あの日を境にピタリと筆が止まった。人間って一言でコテンパンにヤラレる事もあるんだな…と癒えない傷を未だに引き摺っている(ヘタレのバカ)
「反面教師」じゃないけれど、私は人を傷つけないコメントを残したいと心掛けたいと思う。
まぁ、それはそれとして過ぎた事だ。自分の傷は自分で治すしかない事を私は既に知っている。
ボヤいてばかりいても仕方がない。今、私に出来る事を綴ろう。




出演 永瀬廉 杉咲花 北村匠海 柄本明 戸塚純貴

原作 五十嵐律人

監督 深川栄洋

うーん、先ず主人公の永瀬廉、ルックス、声共に申し分なく好きだ。し、しかし!彼の声は残念ながら甘い。ナレーションまで永瀬廉の声だと……せっかくのミステリー物が甘くなってしまうと感じたのは私だけだろうか?
「無辜ゲーム」(むこ)と呼ばれる法定ごっこが、実際の大学の法学部でお遊びで行われる。


戸塚純貴

↑例の超つまらなかった「ある閉ざされた雪の山荘で」でも、出ていたこの俳優…怪演したいのだろうが、残念ながらスベっている。浮いちゃってる。
怪演とは柄本明氏の方をいうと思う(きっぱり)
まぁ、監督から求められたら演るしかなかったのだろう。
でもあまりにもオーバーで、初っ端からスベるから(泣)物語に入り込めない(俳優に罪はない。演出なんだろう)
これね、原作読んでないけど、原作は相当面白いと思うよ。
でね、やっぱり杉咲花は上手いし北村匠海も頑張っている。
でも何故、のめり込めないのだろう?
物語に感情移入しようとすると場面があっちゃこっちゃへ移動する。
久しぶりに付いていけない展開だ。歳なのか?!(原作を読んでいないから悪いのだろうか?)

大学生だと思っていたら弁護士になり、直ぐに高校生まで戻り、刑務所に入ったかと思ったら小学生時代の思い出のシーンになる。

あっと言う間に北村匠海は死に、その犯人は杉咲花だと言う。
私の気持ちは、何処へ持っていったらいい?
「映画」って、もっと違う物じゃなかった?

惜しいなぁ~(泣)
もうちょっと頭のいい人、居なかったんだろうか?
前述の「ある閉ざされた雪の山荘で」ほどは駄作でない。
観てもいいかもしれない。でも後半1/4くらいまで粘らないと面白くはない。

「私の家政夫ナギサさん」のナギサさん
この写真、ちょっと一平ちゃんに似てる(苦笑)


↑この人が出てくると俄然、映画がしまった。
「役者やの〜!」って感じ。上手い!!

で、結局、『杉咲花が北村匠海を殺したのか?!』
ってところが、この映画のクライマックス。

毒親、児童養護施設、痴漢、法律、冤罪、無辜、復讐…
テーマを盛り込み過ぎたのではないだろうか?

後半10分の謎解きまで、忍耐で観られるかどうかが、この映画のポイント。

最後が……

あぁ、言わないでおこう(笑)


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