天国_note

コラボレーション

毎日新聞をはじめ、noteでも3月11日より平野啓一郎さんの小説「マチネの終わりに」の連載がはじまりましたが、こちらnoteにて連載と合わせた若手作家のコラボレーション企画に参加することになりました。

参加する作家は私を含めて9名。制作した作品を展示にてお披露目するのはまだもう少し先ですが、制作過程も含め、もろもろをnoteに書いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

さて、小説とコラボレーションというのは今まで1度も経験がないので、最初はどうなることか皆目見当もつかなかったのですが、先日平野さんから小説の背景にある考えや意識についての話を聞くなかに、アイデアのヒントとなる要素が多くありました。

それは「自分が生きる " 現代 " という時代」について。

私はここ数年、何かの事象に対する認識の変換にや自分なりに「わかる」という体験を出発点に作品を制作しています。
文明の進歩によってより忙しくなり、複雑化した世の中に正直うんざりする反面、その中に何を見出し、どの様に面白がることができるのでしょうか。今回の企画では、まずは自分のごくごく身近な範囲からスタートしたいと思っています。

下の写真は、以前行ったパフォーマンス作品です。

「歩行者天国についてのわかり方」と言ったところでしょうか。

「私は天国を歩いています」
 2012年 / 銀座中央通り(歩行者天国実施区域)

車道が突然、歩行者にとって天国になるなんて、何ともユーモラスなシステムだと思います。

#マチネの終わりに

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