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FP1級実技 2021年6月12日 part2

問題配布

まず、問題用紙が配られた際の心の声から

 ふむふむ、Aさん・妻・娘の3人家族か、、59歳会社員ならもうすぐ定年かな?持ち家だからAさんで小宅は使えないな。
 実家は父親からの相続で母親が所有している。取得費の分かるものがあるか確認しよう。築50年だから耐震工事をしていないと相続空き家特例は使えないな。片道3時間は遠すぎるな。Bさんの意思能力が問題ない間に自宅の処分を完了させないと、、、成年後見は財産処分が難しいから、家族信託も含めて聞かれるかも。
 買い換え特例は絶対聞かれそうだ。長期譲渡の軽減税率も確認。まてよ?そもそも新居は母親Bさん名義がベストなのか?Aさんの自宅に母親を住ませて、Aさんが購入し転居すれば住宅ローン控除を使える?まてまて、沼にハマりそう。ここは掘り下げずに出たとこ勝負でいこう。
 お母さんは引っ越したあと、死ぬまで住むつもりなのかな?老人ホームの入所は考えているのかな?年金だけでは生活費は不足するだろうから預貯金を取り崩す必要がありそう。これからの計画を確認する必要があるな。そもそもAさんの奥さんはどう考えているのだろう?問題には一切出てこないぞ。
 自宅売却の条件は良さそう、他の業者にも相場確認が必要だ。建物評価なしということは古家付き土地の売却で契約不適合責任負わなくていいな。
 購入物件は築10年か、もしかしたらAさんもまだ住宅ローン控除を受けているかもな。中古物件の引き合いが強いのはいいことだ、次回売却時に投資家にも実需層にも需要がありそう。娘さんが結婚してから住んでもいいかも。
 これは結構答えられそうだな。少なくとも、沈黙状態にはならないだろう。

FPへの質問事項の対策メモ

1-① 取得費の分かるもの、Aさんの奥さんの意見、母親Bさんの意向(将来老人ホーム考えている?・生活費どれぐらいで考えている?・新居の購入費用はどうする?)先祖代々の土地だけど売却してもいい?

1-② 現地確認(実家)。売却価格と購入価格の妥当性。

2 どういうこと??何を聞こうとしている?「買ってから売らないと住むところがなくなるよ」ってことかな?そんな簡単な質問ないと思うけど。

3 買い換えしない⇒もし弟Cさんが持ち家でなければ小宅つかえる。空き家特例は耐震工事要。買い換えする⇒①3,000万控除。②買い換え特例。③長期譲渡軽減税率14.21%。①③併用可・②は選択適用

4 宅建士・司法書士・税理士・不動産鑑定士・土地家屋調査士

面接

問題を読む時間15分経過し、別室へ移動し面接です。面接官は60歳前後の男性二人、一人は神経質そう、もう一人は優しそうで神経質そうな方から質問されました。
面接官⇒面、サンパチ⇒サ で表記しています。
ありのまま記載しています。思い違いや忘れていることもあると思いますが概ね合っていると思います。心の声もありのまま記してあります。

コンコンコン(ノック3回)

面)「どうぞー」

サ)「失礼します」椅子の横に立ち、「サンパチです。よろしくお願いします」

面)「よろしく。おかけください。」「早速だけど、Aさんから直接聞いて確認する情報について教えてください。」

サ)「はい、まず実家の取得費がわかる資料があるか確認します。次に・・・」

面)食い気味かつ高圧的に、「どうしてそんな資料が必要なの?」

サ)「今回売却するにあたり、譲渡所得を算出しますが、資料がなければ概算取得費を採用しないといけないからです。」

面)引き続き高圧的に「そんなのあなたが知ったところでどうするの?あなたが税金の計算をするの?」

サ)なんでこの人こんな怒ってるんや・・・「いえ・・・」
過去問の模範解答に書いてあったやんか・・・

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