2020/5/8 オンライン演劇(仮称)を研究する会(O会) 研究テーマ「zoomで月見。この世にたったひとつの月を、みんなで映すー小さな物語と演じることを添えてー」

オンライン演劇(仮称)を研究する会(O会)に参加。
研究テーマは、「zoomで月見。この世にたったひとつの月を、みんなで映すー小さな物語と演じることを添えてー」。
劇団ガレキの太鼓主宰で、四国にも四国学院大学ノトススタジオの高校生演劇キャンプで何度か来られている舘そらみさんを中心に行なわれている研究会です。

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オンライン演劇(仮称)を研究する会(O会) 
研究テーマ「zoomで月見。この世にたったひとつの月を、みんなで映すー小さな物語と演じることを添えてー」
2020/5/8参加
オンライン・ビデオチャットツール"Zoom"上

オンライン演劇(仮称)を研究する会は、前に4月に行われた第二回のオンライン上にクラブを作ろうとする回を観ていて、その時はYouTubeLiveで配信を観る形だったけど(これも室内をクラブにするってテーマで部屋の照明変えたりと、映像の向こうのクラブを感じたり楽しかった)、今回はYouTube Live鑑賞とは別で、役者さんたちが映像をつなぎ合ってるZoom内に入らせてもらう"参加者"が選べて、そちらで参加。

生の配信を観て同じ時間を共有して一緒に踊ったり楽しんだり、ってのとはまた違う、緊張感や共有感もあったりで面白かったです。
オンラインでのコミュニケーションに慣れていくこと(慣れてしまうことへの意識は必要とは考えてます)も含めて、また会えるその時まで、我慢じゃなく、なんとか繋がりを求めて試行錯誤していくことは、なんだか遠くの友達や恋人と電話で繋いで話したり、を思い起こして良いですよね。想いを持って動くことが、物理的な距離を心の強さで満たしていく。

月を映す会。
違う場所で、一緒に月を見てその喜びを分かち合ったり、景色を伝えてお互いを確認し合ったり、会えない寂しさ、出来ないつらさを零したり。
ちなみにこれ、演劇でもあるので演出がついてます。笑
だから感傷、余韻、それぞれの感覚が増して聞こえてくる。
そして行われていることはお話があるのだけど、お話の中で出てくる状況を伝えあう・たまに嘘をついたみたりの遊びは、演劇を共に演じてみることと同様で、お互いを確認し合うためのコミュニケーションの行為なんだなと思ったりしました。

そして自然に現れる気象予報士!笑
今回のゲストは福田寛之(気象予報士/NHKラジオ気象解説者)さん。
冬は月が一番高くなる時期。中秋の名月は月の綺麗さというよりも農作業も収穫の時期、やっとゆっくり月がみれる時間がやってきたこと。月の名前は1日ごとに立って待つ月、座って待つ月、寝て待つ月、月が出るまでの待つ時間が表されている。そして、現在のコロナ禍の中で訪れた、家族で過ごしたり、散歩したり、ゆったりと過ごす時間は、昔の人が過ごしてきた時間を体感しているように感じているとの話。

僕も景色を映して参加しようと外に出たけど、歩きながらの映像参加は難しそうだったので家に戻って音声で参加。愛媛はあいにくの曇りで月は見えませんでしたが、カメラの向こうで一緒に月を観させて頂きました。終わったあと外に出たら、風は気持ちよかったよ。

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5/8の日本のどこか、それぞれの場所からの月の景色。
まだYouTubeで観れるみたいです。

https://www.youtube.com/watch?v=7cxScy_XYQI&feature=youtu.be

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