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幸谷城(千葉県松戸市)

新松戸駅前の幸谷赤城神社。坂川の低地に飛び出した舌状台地に存在した幸谷城の本丸と推定されると「東葛の中世城郭」。「東葛の中世城郭」では、小金城に拠った高城氏の家臣の居城との推定をしている。

現在は住宅に囲まれ、真横を武蔵野線が走り、都市開発にのまれてしまった感があるが、スダジイの巨木は見事。幸谷城があった頃から生きている巨木だろうか?

新松戸駅から眺める幸谷赤城神社。社殿のすぐ裏を武蔵野線が通る。神社が鎮座するかつての幸谷城だった台地の一部は武蔵野線開通によって削平。

今昔マップで味わう明治時代と1960年代の幸谷赤城神社。

幸谷赤城神社のスダジイの向かいには竹が茂る盛り土。開発時の残土だろうか?スダジイの巨木は盛り土から成長しているように見える。とすると盛り土は土塁の名残ではなかろうか?

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幸谷赤城神社が鎮座する台地の高さは、家の屋根を越えない程度。

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