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(注意喚起)日本の皆さん、気をつけてください(HHCHなど)擬似大麻・合成化合物に疑問

みなさんこんにちは。今日は真面目な話題を書こうと思います。

著者は10年ほど前からヨーロッパに住んでいます。インターネットは便利です。日本のニュースをしばしば目にします。そこで多少驚かしい話題がよく飛び込んで来ますが、今日は今日本に出回っているらしい脱法大麻類似製品について注意を促し、法治国家としての日本のあり方に疑問を投げかけたいと思います。

今日日本の友人から「HHCHってどうなの?」というメッセージが来ました。著者はあまり詳しく知らなかったので、少し調べてみました。
すると「大麻由来の成分に似せた合成化合物」とのこと。

これを摂取した日本の若者たちが、救急搬送されたりと相次いで健康被害が発生しているそうです。大変危険なことだと思います。
著者はこれは「擬似大麻成分」あるいは「亜大麻成分」だと睨んでいます。
というのはどういうことかというと、それが天然の大麻草由来のものではなく、「大麻由来の成分に似せた合成化合物」だからです。

著者がまだ東京にいた時、ちょうど15年ほど前ですかね、脱法ハーブ(現危険ドラッグ)が非常に流行しておりました。
もう時効かと思うので書きますが、周りの友人など結構ハマってしまっている人がいました。中には過剰摂取を嘔吐で乗り切ったり、失神する人が出たなどの話があり、非常に危険なものでした。

今の日本で流行している擬似大麻成分を含む製品に関しても、著者はとても危険な匂いを感じます。
本物の大麻に一切健康上の問題がないとは言いません。過剰摂取をしたならどんなものでも健康被害を呼び起こすことでしょう。(例えばガンに良いとされる緑茶も、過剰摂取した場合睡眠障害などを引き起こすと言われています。過ぎたるは及ばざるが如し。)
しかしながら、(本物の)大麻を大量に摂取して失神したり、救急搬送されたというケースを著者は一切聞いたことがありません。著者自身若かりし頃に吸い過ぎでバッドに入ったことはありますが、思考をポジティブに向けることで解消されるものでした。何事も経験ですが、即倒れて意識を失う、と言った話は本当に聞いたことがないのです。

HHCH他の「大麻由来の成分に似せた合成化合物」には、危険ドラッグに似た非常に如何わしい印象を受けます。脱法合成薬物の類と言ってしまっていいのではないでしょうか。
経済危機の波に、若者が閉塞感を覚えて薬物の気晴らしに頼ると言うことはよくあるかもしれません。しかし合成化合物とはケミカルのなにがなんだかわからないものではないですか。ひとりにひとつしかない大切な体なのですから、特に若い人にはお大事にしてほしいものです。

そして、報道にも問題はあると思います。多くの日本のニュースはHHCH入りグミを「大麻グミ」と呼称し、健康被害を報じ、人々の反大麻感情を煽っています。しかしあくまでそれは「大麻由来の成分に似せた合成化合物」で、大麻ではないわけです。思い切り合成化合物って言うてるやん。
大麻草自体数多くの品種改良を経ているとはいえ、本物の大麻は植物の花穂を乾燥させただけだったり、他の部分を無添加で加工したもの(ハシシやバングなど)であるわけです。ケミカルなプロセスはそこにはないわけです。本物の大麻にはややこしいことなどひとつもなく、ただの植物そのままなわけですから。


要するに、著者はこう思います。今の日本では、単なる植物であり健康被害のほとんどない大麻を法律で厳しく取り締まっているゆえに、それが危険でケミカルな擬似成分の脱法的な流行を逆説的に招いているということですね。
かつては日本でも大麻の取り締まりはあまり厳しくなかったように思います。2000年代は東京でもラッパーの先輩がスプリフを吸いながら車を運転したりしていましたし(それはさすがに危ないと思いましたが笑)、2010年代にも周りで逮捕される知り合いはひとりもいませんでした。基本的に直接の密告か、職質の不運がなければ、摘発はなかったように記憶しています。
しかし今は世界中の解禁の流れに逆行して、日本は大麻の取り締まりを強化していると聞きます。逮捕者は非常に増えているとか。これが状況を大きく変えていると想像されます。厳しく禁止したなら、リスクを回避するために擬似的なものに走る人も出てくるでしょう。

本物の大麻は毒草でもないただの植物ですし、そこまで危険なものではないと長年の経験から思っています。それをやりたいがやれない若者たちが、合成化合物に置き換える。そして健康被害が発生する。それを報道は「大麻は危険だ!」と煽る。まったく持って論理的ではありません。大麻をやるとアホになる、と思っている人がいるようですが、著者はこの謎の混同こそアホだなあと思ってしまうわけです。

大麻取締法の見直しこそが、抜本的に若者を合成ドラッグの危機から救うことにつながると著者は思うのですが、果たして法に関して異様に保守的な日本にどれだけ期待ができるでしょうか。
誰のためにあるのかわからない悪法に従って、警察・司法の枠組みが摘発を強化する。結果危険な合成の代替物を若者が摂取。それを報道は本物の大麻と混同し、「ホラ見ろ、危険なものだ」と煽る。この一連の流れ、まったくもって非合理、不可解ではないでしょうか。

しかしながら、あー大麻が吸いたいなあ、と思ってパッと海外に行ける、という人はもちろん少数派でしょう。それでもどうしても吸いたいのなら、こっそりと本物を吸ったほうがいいのではないでしょうか。逮捕されたなら留置所や刑務所の厳しい現実が待っているかもしれませんが、少なくともわけのわからない合成化合物を体に摂り入れて倒れたりするよりはマシなのではないかと、著者は思ってしまいます。体が健康なら、きっとやり直せますから。

民主主義の観点から照らして、法律は本来市民のためにあるはずですよね。その法律が若者の身体を危険にさらし、「犯罪者」を増やしている。一体、これが民主主義のあるべき姿と言えるでしょうか?


今日はそんな真面目な話でした。

あ、加藤剛大麻アウアウアー !!!!!!!!!!!

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